通常罠 (1):自分フィールドに恐竜族モンスターが2体以上存在し、 自分のLPが相手より少ない場合に発動できる。 フィールドのモンスターを全て破壊し、 自分は破壊したモンスターの数×1000ダメージを受ける。 その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。 このカードの発動後、次のターンの終了時まで お互いはモンスターを召喚・特殊召喚できない。
COLLECTORS PACK 2017で登場した通常罠。
全体除去とその数に比例した自分へのバーンを行った後に同じ数値分のダメージを相手に与え、次のターンの終了時までモンスターの召喚・特殊召喚を封じる効果を持つ。
自分フィールドに恐竜族モンスターが2体以上という条件は【恐竜族】ならば容易に満たせ、《レスキューラビット》ならば1枚で達成できる。
トークン2体を生み出す《ジュラック・スタウリコ》とも相性が良い。
自分のライフポイントが相手より少ないという状況もライフコストのあるカードを併用すれば調整は可能であり、単に劣勢になればデュエル中に自然と満たす場合も多い。
効果はモンスターの全体除去であり、その後お互いにダメージが発生する。
《破壊輪》と同様に先に自分がダメージを受けるため、引き分けは発生しない。
発動条件からダメージは基本的に2000以上、相手モンスターを巻き込めば4000〜5000にも比較的容易に達する。
《破壊輪》と同じく、発動後はモンスター数やライフ状況を問われないので、《火霊術−「紅」》などをチェーンすればライフを焼き切って勝利できる可能性もある。
このカードの発動後は、次のターンの終了時までお互いにモンスターを召喚・特殊召喚できないため、相手の展開を遅らせることができる。
罠カードではあるが、相手ターンに使用して自分のターンまで制限をかけるよりも、自分のターンに使用して次の相手ターンの展開を封じる方がメリットが大きい。
全体除去された状況で相手はモンスターを1回セットすることしかできなくなるため、次のターンで先に自由に召喚・特殊召喚できる自分は一気に攻め込みやすくなるだろう。
自分も全体除去を受けているため展開はフィールドが空の状況からになるが、バーン効果によりお互いのライフが減っているため少量の攻撃でも決着が付きやすい。
上記の通り、相手ターンに発動すると自分の首を絞めてしまう可能性が高い。
フリーチェーンの除去カードでありながら相手の展開を止めるために使いづらく、通常罠ゆえ発動に1ターンかかる遅効性も気にかかる。
破壊耐性を持つモンスターには対処できないためエクシーズモンスターやリンクモンスター等は素材が揃ったタイミングで破壊してしまいたいが、上記の点からそのことも難しくしている。
また、恐竜族は展開力がさほどなく破壊されても損のないモンスターを用意するのに長けた種族ではないため、発動に際して自分も相手と同等以上の被害を受けるケースも多くなる。
次のターンで攻め切って勝ててしまえば問題ないが、そうでない場合逆風となることも覚悟しなければならないだろう。
自分フィールドの恐竜族が通常モンスターならば、《ロストワールド》で破壊を防ぎ、相手モンスターだけを除去することができる。
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