*《ジュラシックワールド/Jurassic World》 [#top]
 フィールド魔法
 フィールド上に表側表示で存在する恐竜族モンスターは
 攻撃力と守備力が300ポイントアップする。

 [[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[恐竜族]]を[[全体強化]]する[[効果]]を持ち、[[《大噴火》]]の[[発動]]キーとなる[[カード]]である。~

 [[《キラーザウルス》]]で[[サーチ]]でき、その[[《キラーザウルス》]]は[[《魂喰いオヴィラプター》]]、[[《化石調査》]]で[[サーチ]]できるので、[[手札]]に[[加える]]のは容易。~
 しかし肝心の[[効果]]は攻守300アップのみ。~
 現在の[[【恐竜族】]]には同じ[[フィールド魔法]]でこちらよりも[[攻撃力]]の開きが大きくなり、他にも多彩な[[効果]]を持つ[[《ロストワールド》]]も存在するのでこちらを優先する理由は乏しい。~
 [[【恐竜族】]]における重要な戦力である[[エヴォルカイザー]]は[[ドラゴン族]]のため[[強化]]できないのもマイナスである。~
 [[《大噴火》]]の[[発動条件]]でもあるものの、[[《大噴火》]]もまた使いやすいとは言いがたい[[カード]]である。~
 能動的に[[《キラーザウルス》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《一族の結束》]]等を[[適用]]させるなどの使い道もある。~
 また、[[恐竜族]]を[[強化]]し、[[《ジュラック・インパクト》]]の[[発動条件]]を満たすこともできる。~

-「ジュラシック」については[[《奇跡のジュラシック・エッグ》]]を参照。~
日本国内でも、スティーヴン・スピルバーグ監督の恐竜映画『ジュラシック・パーク』などでおなじみの単語である。~
ちなみに、『ジュラシック・パーク』の続編映画として1997年には『[[ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク>《ロストワールド》]]』が、2015年にはずばり『ジュラシック・ワールド』が公開されている。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGX2期から登場したティラノ剣山の初[[デュエル]]、「十代vs剣山」戦で剣山が使用。~
《始祖鳥アーキオーニス》や《ダークティラノ》を[[強化]]し、また[[攻撃力]]の低い《始祖鳥アーキオーニス》を[[守備表示]]にして[[戦闘破壊]]を防ぐなど、多彩な活躍を見せた。~
最後は十代が[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]を[[発動]]した事で上書きされ[[破壊]]された。~

--初登場時は多彩な[[効果]]を持つ、当時としては非常に強力な[[フィールド魔法]]であった。~
 恐竜族・鳥獣族モンスターの攻撃力・守備力を300ポイントアップする。
 恐竜族・鳥獣族は相手の罠の対象とならず、効果も受けない。
 自分のコントロールする攻撃表示の恐竜族・鳥獣族モンスターが
 相手モンスターの攻撃対象になった時、そのモンスターを守備表示にする事ができる。
「恐竜が鳥に進化した」という学説に基づいてか[[鳥獣族]]も対象になっており、実際に剣山は[[鳥獣族]]の《始祖鳥アーキオーニス》を[[強化]]している。~
当時としてはオーバースペックな[[カード]]だったとはいえ、[[OCG]]化の際には後半2つの[[効果]]が削られ、大きく[[弱体化]]している。~
また[[イラスト]]も[[OCG]]とは大幅に異なる。~

--その後、「ジムvs剣山」戦で再登場し[[《大噴火》]]の[[発動]]キーとなった。~
この時には[[OCG]]同様の[[効果]]になっていたようだ。~
「十代&明日香vs剣山&レイ」戦では[[《キラーザウルス》]]の[[効果]]で[[手札]]に加え[[発動]]した。~
だがアニメのミスで、その前のカットでは剣山は[[《キラーザウルス》]]ではなくまだ[[サーチ]]されていないこの[[カード]]を[[手札]]に持っている。~

--アニメARC-V第3話においてアクションフィールドの選択画面にあった1枚。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスにおいては竜崎のスキル「恐竜王国」を使用すると、[[デュエル]]開始時からこの[[カード]]を[[発動]]した状態にできる。~
[[除去]]が少なく[[ステータス]]が重視されていた初期の[[環境]]では300ポイントの[[全体強化]]はかなり強く、この[[カード]]の強化を軸にした【恐竜ビート】が[[環境]]で活躍した。~
これによって、OCGでは今ひとつだった[[《屍を貪る竜》]]、[[《二頭を持つキング・レックス》]]、二体と相性の良い[[《エレメント・ザウルス》]]等が活躍する要因にもなっていた。~
[[融合召喚]]のギミックを取り入れ、[[《サンダー・ドラゴン》]]と[[《双頭の雷龍》]]を採用した【恐竜サンドラ】や、打点を[[《重力の斧−グラール》]]と[[《ガーディアン・グラール》]]で増強する【恐竜グラール】など、このゲーム特有の[[デッキ]]が作られた。~
後に[[環境]]の高速化によって第一線からは退いたが、初期のデュエルリンクスを象徴する1枚となった。~


**関連カード [#card]
-[[《大噴火》]]

-[[《キラーザウルス》]]

-[[《体温の上昇》]]

―《ジュラシックワールド》が[[イラスト]]に描かれた[[カード]]~
-[[《エキストラケアトップス》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【恐竜族】]]

**収録パック [#pack]
-[[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]] SD09-JP019

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《ジュラシックワールド》,魔法,フィールド魔法,);