遊戯王カードWiki - 《ジュラック・メテオ》のバックアップ(No.42)

《ジュラック・メテオ/Jurrac Meteor》 †

シンクロ・効果モンスター
星１０/炎属性/恐竜族/攻2800/守2000
「ジュラック」と名のついたチューナー＋チューナー以外の恐竜族モンスター２体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
フィールド上のカードを全て破壊する。
その後、自分の墓地からチューナー１体を選んで特殊召喚できる。

　フィールド上のカードを全て破壊できるが、この効果はシンクロ召喚時に発動する強制効果なので、必ず全体除去することになる。
　これだけ大掛かりなシンクロ召喚ができる状況で全体除去が必要である事は滅多に無いので、基本的に最後の一撃の前に使う効果になるだろう。
　また蘇生制限は無いので、シンクロ召喚に成功すればその後は蘇生することもできるが、全体除去以外に効果は持っていないので注意。

　《ブラック・ローズ・ドラゴン》との一番大きな違いは、全体除去後に自分の墓地のチューナーを１体蘇生できることである。
　しかしこのカードをシンクロ召喚する以上、シンクロ素材の関係で使われるチューナーは必然的にジュラックと名のついたチューナーになる。
　相手フィールドはがら空きではあるが、ジュラックのチューナーに決定打になる攻撃力やモンスター効果を持つものはいないので注意。
　基本的には《ジュラック・アウロ》からジュラックの下級モンスターを蘇生させることが望ましい。

【恐竜族】は全体除去からの大量展開には特別長けていないので、このカードを起点に１ターンキルに持ち込むのは難しい。
しかし、除去効果を持つモンスターが乏しい【恐竜族】に、《一族の結束》を使いつつシンクロ召喚による除去を組み込めるのはありがたい。
また、《真炎の爆発》で《ジュラック・アウロ》を一斉に展開し、自身の蘇生能力を生かすのも有りか。

例えば《Ｘ－セイバーエアベルン》を蘇生して直接攻撃すれば、その効果によりアドバンテージが取れる。
しかしシンクロ素材の関係上、ジュラック以外のチューナーを入れるデッキスペースを割くのは決して容易ではない。
【恐竜族】は《一族の結束》を投入する場合も多いので、恐竜族以外のチューナーを採用するかどうかには一考を要する。

カード名の「メテオ（meteor）」とは「隕石」を意味する。
恐竜が地球から絶滅した原因の一つには火山噴火説の他に隕石衝突説が提唱されていた。
このカードの破壊効果は、これに因んでいるのだろう。
チューナーの蘇生能力は、生命が絶滅した後に、新たな生物が発生（誕生）する様子と捉えることもできる。
また、このモンスターが落ちた焼け跡からネオフレムベルが誕生したという設定とも一致する。

赤く燃え上がる隕石の姿をした巨大な恐竜が大気圏に突入するイラストとなっており、真下には地球らしき青い惑星が描かれている。
また、ジュラックの中では唯一実在した恐竜から名前が取られていない。

マスターガイド３によると、魔轟神の攻撃を最も激しく受けたジュラックが隕石へと姿を変え、住処ごと魔轟神を焼き払ったとされている。
そして、その焼け跡からネオフレムベルが誕生したという。

Ｑ：効果分類は何ですか？
Ａ：誘発効果になります。（09/10/08）

Ｑ：破壊効果とチューナーを特殊召喚する効果はそれぞれ別の効果ですか？それとも一連の効果処理になりますか？
Ａ：一連の効果処理になり１つの効果になります。
　　なお破壊を行った後に特殊召喚する処理になり同時ではありません。（09/10/08）

Ｑ：チューナーを特殊召喚するかどうか決めるタイミングはいつですか？
Ａ：効果解決時の破壊する処理を行った後に特殊召喚する処理をするかどうか決めて、その時に特殊召喚する墓地のチューナーを選択します。（09/10/08）

Ｑ：墓地のチューナーを対象にとりますか？
Ａ：対象をとりません。(09/10/06)

Ｑ：全体除去効果にチェーンして《王宮の弾圧》や《神の警告》を発動できますか？
Ａ：はい、発動でき破壊する効果が無効になります。（10/06/08）