*《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン/Red Nova Dragon》 [#s1dadc11]
*《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン/Red Nova Dragon》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星12/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000
 チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」
 このカードの攻撃力は自分の墓地に存在するチューナーの数×500ポイントアップする。
 このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果では破壊されない。
 また、相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、
 相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。
 エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。
 (1):このカードの攻撃力は自分の墓地のチューナーの数×500アップする。
 (2):フィールドのこのカードは相手の効果では破壊されない。
 (3):相手モンスターの攻撃宣言時、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
 フィールドのこのカードを除外し、その攻撃を無効にする。
 (4):このカードの(3)の効果で除外されたターンのエンドフェイズに発動する。
 除外状態のこのカードを特殊召喚する。

 [[STARSTRIKE BLAST]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 自身を[[強化]]する[[永続効果]]、[[効果]][[破壊されない]][[永続効果]]、[[攻撃]]を[[無効]]にする[[誘発効果]]を持つ。
 [[墓地]]の[[チューナー]]の数だけ[[自己強化]]する[[永続効果]]、[[相手]]の[[効果]]では[[破壊されない]][[永続効果]]、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]にして自身を[[除外]]できる[[誘発効果]]、その[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[帰還]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 第一の[[効果]]は[[自分]]の[[墓地]]の[[チューナー]]の数だけ[[攻撃力]]をアップさせる[[効果]]。~
 通常の場合、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]とこの[[カード]]の[[シンクロ素材]]2体で合計3体の[[チューナー]]が[[墓地]]に送られる。~
 そのため、最低でも1500ポイントの[[攻撃力]]アップ、つまり5000以上の[[攻撃力]]が期待できる。~
 高[[レベル]][[シンクロモンスター]]である[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]に加えて[[チューナー]]2体を必要とするため、[[シンクロ素材]]は非常に重い。~
 しかし、この点は[[【レッド・デーモン】]]では[[《レッド・ライジング・ドラゴン》]]から[[《クリムゾン・リゾネーター》]]を[[蘇生]]することで無理なく揃えられる。~

 第二の[[効果]]は[[効果]][[破壊]]を防ぐ[[効果]]。~
 [[《地砕き》]]・[[《激流葬》]]等の採用率の高い[[カード]]に[[耐性]]があり、長く[[フィールド]]上に留まれる点は心強い。~
 [[《スナイプストーカー》]]等の[[破壊]]が不確定な[[効果]]にも[[耐性]]を持ち、自身の[[破壊]][[耐性]]としては[[《スターダスト・ドラゴン》]]をも上回る。~
 しかし、[[コントロール奪取]]・[[除外]]・[[バウンス]]・[[吸収]]等には無力なので注意が必要である。~
 これらの[[除去]][[カード]]は[[対象]]をとるものが多いので、防御手段としては[[《闇の幻影》]]が適任。~
 その[[効果]]で、[[《邪帝ガイウス》]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]、[[《精神操作》]]等、強力な[[カード]]のほとんどを防御できる。~
 ちなみに[[耐性]][[効果]]は[[相手]]の[[カードの効果]]に対してのみなので、[[自分]]が[[発動]]した[[《ブラック・ホール》]]などの[[全体除去]]から守る事は出来ず、[[《スクラップ・ドラゴン》]]との[[コンボ]]をすることも出来ないので注意。~
 (1)の[[効果]]は、[[自分]]の[[墓地]]にある[[チューナー]]の数に応じて[[攻撃力]]を[[強化]]させる[[効果]]。~
 上述の[[《レッド・ライジング・ドラゴン》]]と[[《クリムゾン・リゾネーター》]]を使うことで[[攻撃力]]5000になるため、[[戦闘]]で負ける事はほぼないだろう。~

 第三の[[効果]]は[[攻撃]]を[[無効]]にする[[効果]]。~
 元々[[攻撃]]されることは少ないが、第二の[[効果]]では防げない[[《N・グラン・モール》]]等を無力化できる。~
 他の[[自分]]の[[モンスター]]への[[攻撃宣言]]も[[無効]]にできるので、[[攻撃]]を牽制する目に見えない[[アドバンテージ]]を得られる。~
 (2)の[[効果]]は、[[効果破壊]]に対する[[耐性]][[効果]]。~
 [[《サンダー・ボルト》]]や[[《ライトニング・ストーム》]]などの[[除去]]に[[破壊]]を頼る事は多いので、それらに影響を受けず[[フィールド]]に留まれる。~
 ただし、[[破壊]]ではない[[コントロール奪取]]・[[除外]]・[[バウンス]]・[[吸収]]などには無力であり決して過信できる[[耐性]]とは言えない。~
 また、この[[耐性]]は[[相手]]の[[カードの効果]]に対してのみ有効なので、[[自分]]の[[《ブラック・ホール》]]や[[《激流葬》]]からは守れない点を忘れないようにしたい。~

 [[シンクロ召喚]]するためには、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を維持しつつ、2体の[[チューナー]]を揃える必要がある。~
 しかし、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の性質上、手早く[[シンクロ素材]]を揃えないと、[[効果]]でそれを[[破壊]]してしまう。~
 [[シンクロ素材]]となる[[チューナー]]は、通常[[レベル]]3以下の[[モンスター]]を使用するため、[[攻撃]]するには[[ステータス]]は心もとなく、[[相手]][[ターン]]では標的にされやすい。~
 それに加え、[[レベル]]8の[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]は簡単には[[シンクロ召喚]]できず、[[効果]][[破壊]]の[[耐性]]はないため、長時間維持することは期待できない。~
 ゆえに、少なくとも2体の[[チューナー]]を1[[ターン]]で揃えることができるような[[デッキ]]構築を行う必要がある。~
 (3)と(4)の[[効果]]は、自身を[[除外]]して[[攻撃]]を[[無効]]にし、その後[[帰還]]する[[効果]]。~
 (1)の[[効果]]のおかげで[[攻撃力]]が上回られる事は稀だが、[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]等こちらの[[攻撃力]]を[[吸収]]する[[効果]]もあるため、保険としてそれなりの価値がある。~
 また、[[自分]]の他の[[モンスター]]への[[攻撃]]も防げるので、[[ステータス]]の低い[[モンスター]]を守ることができる。~
// 更に[[エクストラモンスターゾーン]]や[[リンク先]]を空けるのにも一役買うことができる。~

-[[シンクロ召喚]]のためには通常[[レベル]]1[[チューナー]]と[[レベル]]3[[チューナー]]の組み合わせ、もしくは[[レベル]]2[[チューナー]]2体の組み合わせとなる。~
ただし、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]と[[同名カード]]となった[[《ファントム・オブ・カオス》]]を素材として使う場合などはこの限りではない。~
相性の良い[[カード]]、[[デッキ]]は以下の様なものが考えられる。~
--自身も含め[[チューナー]]を複数展開できる[[《ジャンク・シンクロン》]]・[[《深海のディーヴァ》]]・[[《BF−極北のブリザード》]]・[[《夜薔薇の騎士》]]・[[《プチトマボー》]]
--[[墓地]]から[[チューナー]]である2体の[[リゾネーター]]を[[特殊召喚]]でき、攻めにも守りにも使える[[《スカーレッド・カーペット》]]
--[[チューナー]]を大量展開できるギミックを持つ[[【魔轟神】]]・[[【X−セイバー】]]
--[[《クレボンス》]]を擁し、[[《メンタルマスター》]]から[[チューナー]]を大量に[[墓地]]に落とすことができ、[[《念動収集機》]]により素材の確保も容易な[[【サイキック族】]]
--[[《ニトロ・シンクロン》]]を[[《機械複製術》]]で大量展開出来る[[【機械族】]]
--[[《真炎の爆発》]]により[[チューナー]]・非[[チューナー]]を同時に展開でき、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]も容易な[[【フレムベル】]]・[[【ジュラック】]]
--同時に2体展開でき、[[レベル]]2の[[《インフェルニティ・ビートル》]]を擁する[[【インフェルニティ】]]
 ただ、[[ドラゴン族]]・[[闇属性]][[シンクロモンスター]]という点で見ても、対抗馬どころかより扱いやすい上位性能の[[モンスター]]が非常に多いのが実情である。~
 [[シンクロ素材]]の観点からもより容易に[[シンクロ召喚]]できる[[《魔王龍 ベエルゼ》]]や[[《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》]]の方が有効な場合が多い。~
// 同じ[[シンクロ素材]]では火力においても[[モンスター]]越しでも4000[[ダメージ]]を叩き込め、出す事ができれば後の妨害を許さない[[《えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》]]も存在する。~
//カラミティの禁止に伴い文をCO
 そもそも単体性能を見るならば[[《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》]]がこの[[カード]]の[[上位互換]]に近い能力を持っている。~

-[[誘発効果]]の詳細については[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]のFAQを参照。
 こちらを採用するならば、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》のカード名が記されたシンクロモンスター>《レッド・デーモンズ・ドラゴン》#list]]という点で差別化したい。~
 必然的に[[墓地]]に[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を置けるため、[[発動条件]]を満たせれば[[《クリムゾン・ヘルガイア》]]の(3)であちらの[[蘇生]]もできる。~
 また、[[《スカーレッド・デーモン》]]を[[シンクロ素材]]にすることで[[攻撃表示]]の[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]しつつ、[[攻撃力]]5000以上の自身と[[攻撃力]]3000の[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を同時に並べられる。~

-大型[[モンスター]]には付き物の[[蘇生制限]]が無いので、正規手順で場に出した後は[[蘇生]]や[[帰還]]が可能である。
 その他、[[《シンクロ・オーバーテイク》]]でこの[[カード]]を見せる事で、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を[[蘇生]]できる。~
 [[チューナー]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[汎用性]]が高くこの[[カード]]の[[シンクロ召喚]]の補助にもなるので、両者を採用する[[デッキ]]ならば採用を検討できるかもしれない。~

-この[[カード]]以前の[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]系列の[[モンスター]]と違い、[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]は失われた。
-[[召喚条件]]がないため、正規の手順で[[シンクロ召喚]]した後は[[蘇生]]や[[帰還]]が可能である。~
[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]した場合、[[攻撃]]回避[[効果]]で自身を[[除外]]すれば、[[完全蘇生]]となる。~
なお、この[[カード]]は[[レッド・デーモン]]ではないため、[[《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》]]で[[蘇生]]できない。~

-[[レベル]]12の[[シンクロモンスター]]及び、[[チューナー]]を2体要求する[[モンスター]]は今回が初である。~
なお、[[チューナー]]2体以上を使用しても[[シンクロ召喚]]できる[[モンスター]]には既に[[《XX−セイバー ガトムズ》]]が存在する。~
-[[《ジャンク・スピーダー》]]で[[《ロード・シンクロン》]]、[[レベル]]2、[[レベル]]3[[チューナー]]を[[リクルート]]することでも[[シンクロ召喚]]できる。~
[[《ジャンク・スピーダー》]]と[[レベル]]3[[チューナー]]で[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]し、そこから[[《ロード・シンクロン》]]と[[レベル]]2[[チューナー]]の組み合わせで[[シンクロ召喚]]可能。~
[[《ジャンク・スピーダー》]]の[[シンクロ素材]]に[[使用]]したものも合わせ4体の[[チューナー]]が[[墓地]]に存在するため、[[攻撃力]]は5500にまで上がる。~

-上に記したように、このカードの[[攻撃力]]は[[チューナー]]に[[《ゾンビキャリア》]]を使用した場合でも無い限り基本的には5000以上となる。~
故にこのカードの[[シンクロ素材]]となった[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を[[《デーモンの雄叫び》]]で[[蘇生]]し[[直接攻撃]]が決まれば、丁度8000の[[ライフ]]を削りきる事が可能である。
--もっとも、[[《ジャンク・スピーダー》]]を使うのならば[[《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》]]も[[シンクロ召喚]]できるので、こちらを優先させる[[メリット]]は薄い。~
[[シンクロ素材]]の組み合わせは[[【レッド・デーモン】>【レッド・デーモン】#Synchron]]を参照。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sで「バーニング・ソウル」の境地に至ったジャックが「紅蓮の悪魔」こと、[[地縛神]]「スカーレッド・ノヴァ」の力を取り込んで得た[[カード]]。~
「ジャックvs紅蓮の悪魔のしもべ」戦にて初登場。~
[[《クリエイト・リゾネーター》]]・[[《アタック・ゲイナー》]]・[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
自身の[[効果]]によって[[攻撃力]]を2000ポイントアップし、《黄泉の邪王 ミクトラン・コアトル》を[[戦闘破壊]]した。~
「vsドラガン」(2戦目)では[[《ロスト・スター・ディセント》]]によって[[レベル]]7となった[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]と[[《バリア・リゾネーター》]]・[[《トップ・ランナー》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]され、[[《極神皇トール》]]に[[攻撃]]をしかけた。~
続く「vsブレイブ」戦では、自身の[[効果]]で[[蘇生]]された[[《極神皇トール》]]に[[攻撃力]]増加の[[効果]]を[[無効]]にされ、[[相打ち]]で[[破壊]]されてしまった。~
チーム・ニューワールドとの決勝戦では2体の[[機皇帝]]を破壊する活躍を見せた。~
しかし「vsホセ」戦で[[《機皇帝グランエル∞》]]に[[戦闘破壊]]され、《グランエルA》の[[効果]]により[[吸収]]される。~
その後《グランエルG》などの[[効果]]で[[装備カード]]状態の[[モンスター]]として何度か登場したが、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の[[攻撃]]により[[破壊]]された。~
「遊星vsアポリア」戦では、紆余曲折を経て[[永続罠]]《狂食召喚−グール・サモナー》の[[効果]]により、遊星の[[フィールド]]に[[蘇生]]された。~
//ほぼ同時期に出たシューティングスタードラゴンの記事を参照に。
「ジャック&龍亞&龍可vsアポリア」戦では《シンクロ・ビック・トルネード》のアシストを受けつつ[[《機皇神龍アステリスク》]]を[[戦闘破壊]]し、[[フィニッシャー]]となった。~
[[攻撃]]名は「バーニング・ソウル」。
//-[[シンクロ召喚]]のためには通常[[レベル]]1[[チューナー]]と[[レベル]]3[[チューナー]]の組み合わせ、もしくは[[レベル]]2[[チューナー]]2体の組み合わせとなる。~
//ただし、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]と[[同名カード]]となった[[《ファントム・オブ・カオス》]]を[[シンクロ素材]]として使用する場合等はこの限りではない。~
//[[シンクロ召喚]]が容易な[[デッキ]]は以下の様なものが考えられる。~
//--[[《スカーレッド・カーペット》]]や[[《チェーン・リゾネーター》]]で即座に2体の[[チューナー]]を並べられる[[リゾネーター]]
//--[[チューナー]]を複数展開できる[[《深海のディーヴァ》]]を擁する[[【海竜族】]]
//--[[チューナー]]を大量展開できるギミックを持つ[[【魔轟神】]]・[[【X−セイバー】]]
//--[[レベル]]2[[チューナー]]の種類が豊富であり、[[《念動収集機》]]や[[《緊急テレポート》]]で[[シンクロ素材]]の確保も容易な[[【サイキック族】]]
//--[[攻撃力]]500以下の[[レベル]]2[[チューナー]]を[[《機械複製術》]]で大量展開できる[[【機械族】]]
//--[[《真炎の爆発》]]で[[チューナー]]・非[[チューナー]]を同時に展開できる[[【フレムベル】]]・[[【ジュラック】]]・[[【ラヴァル】]]
//--[[《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》]]から[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を高速[[召喚]]し、[[《ドラグニティ−ファランクス》]]を[[《地獄の暴走召喚》]]で大量展開できる[[【ドラグニティ】]]
//現環境でこれらでシンクロ召喚する意義が薄いためco

--[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「王者と悪魔、今ここに交わる。荒ぶる魂よ、天地創造の叫びをあげよ。[[シンクロ召喚]]!いでよ、《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》!」。~
//-[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]やその派生[[モンスター]]とは異なり、[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]は有していない。~

--[[シンクロ召喚]]の際、[[チューナー]]を表す緑色の輪が炎の輪になっており、[[チューナー]]2体を使う[[シンクロ召喚]]は「ダブルチューニング」と呼ばれた。~
また、[[シンクロ召喚]]を[[宣言]]した際には「バーニング・ソウル」の赤いエフェクトがジャックを包み、手の中に《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》のカードが現れる演出がなされる。~
-[[レベル]]12の[[シンクロモンスター]]及び、[[チューナー]]を2体要求する初の[[モンスター]]である。~
ただ、[[チューナー]]2体以上を[[使用]]しても[[シンクロ召喚]]できる[[モンスター]]には既に[[《XX−セイバー ガトムズ》]]が存在していた。~

--体当たりの「バーニング・ソウル」以外にブレス攻撃も可能(技名は特に無い)。~
--[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]が何らかの[[効果]]で[[チューナー]]化した場合、非[[チューナー]]を含まない3体の[[チューナー]]による[[シンクロ召喚]]も可能。~
ただし、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]以外は必ず[[チューナー]]2体でなければならないので、[[チューナー]]+非[[チューナー]]+[[チューナー]]化した[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]という組み合わせは不可。~

--アニメ[[効果]]は、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]同様に3つ目の[[攻撃]]阻止[[効果]]が[[フリーチェーン]]になっている。~
これは「[[機皇帝]]に立ち向かうための[[カード]]」という設定から、[[機皇帝]]による[[吸収]][[効果]]に対抗するための[[効果]]となっているものと思われる。~
しかし「vsブレイブ」戦では[[《極神皇トール》]]の[[効果]]に何故か[[チェーン]]しなかった。~
もしもこのアニメ仕様でOCG化されていたらただでさえ強力な[[破壊]][[耐性]]を持つこの[[カード]]を倒す手段がアニメ仕様の[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]以上に限定され、非常に強力な[[カード]]になってしまうため、OCG化の際の[[弱体化]]は必然であろう。
-2019年7月31日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第7期投票では第5位にランクインした。~
//https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1158296884420599808

--専用[[サポートカード]]として[[永続罠]]《スカーレッド・コクーン》が登場している。~
-「ノヴァ(nova)」とは、天文学で言う「新星」のことである。~
「スカーレッド」はワンポイントレッスンNo.113によると「スカーレット(scarlet)」(緋色)と「レッド(red)」(赤)を重ねた造語であり、「究極の赤」と表現されている。~
「ノヴァ」と併せて、「赤き超新星の[[ドラゴン>ドラゴン族]]」と説明されている。~

---余談だが[[《憑依するブラッド・ソウル》]]の[[攻撃]]名と似ている。~
また、アニメDMにて、[[城之内>《城之内》]]が使用した[[カード]]に《味方殺しの魔剣−バーニングソウル−》というものがある。~
--[[英語名]]はスカーレッドだと「Scarred(傷痕が残った)」になるためか、単に「レッド・ノヴァ・ドラゴン」になっている。~

--Vジャンプでは「&ruby(スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン){真紅の灼熱龍};」という和名が当てられていた。
--Vジャンプでは「&ruby(スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン){真紅の灼熱龍};」という和名が当てられていた。~

-神話・伝承において―~
「ノヴァ(nova)」に関しては[[《コーリング・ノヴァ》]]の項を参照。~
-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sで燃えたぎる魂「[[バーニング・ソウル>《バーニング・ソウル》]]」の境地に至ったジャックが、「紅蓮の悪魔」こと[[地縛神]]「スカーレッド・ノヴァ」の力を取り込んで得た[[カード]]。~
「ジャックvs[[紅蓮の悪魔のしもべ>《スカーレッド・ファミリア》]]」戦にて初登場。~
[[《クリエイト・リゾネーター》]]・[[《アタック・ゲイナー》]]・[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を[[シンクロ素材]]に[[シンクロ召喚]]される。~
自身の[[効果]]によって[[攻撃力]]を2000ポイントアップし、《黄泉の邪王 ミクトラン・コアトル》を[[戦闘破壊]]して[[フィニッシャー]]となった。~
以降はジャックの新たな切り札として使用され、「チーム・5D's vsチーム・ラグナロク」戦、「チーム・5D's vsチーム・ニューワールド」戦、「ジャック&龍亞&龍可vsアポリア」戦等で、大きな戦果を上げている。~
アニメ5D'sの最終戦となった「遊星vsジャック」(4戦目)でも[[シンクロ召喚]]され、[[通常罠]]《ハイ・アンド・ロー》で[[強化]]された[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]と[[相打ち]]になった。~
[[攻撃]]名は「[[バーニング・ソウル>《バーニング・ソウル》]]」。~

--ワンポイントレッスンNo.113によると、スカーレッドは緋色を意味する「[[スカーレット(scarlet)>《暗黒界の斥候 スカー》]]」と赤の「レッド(red)」を重ねた造語で、究極の赤と表現されている。~
「ノヴァ(nova)」と併せて赤き超新星のドラゴンと説明されている。
--[[シンクロ召喚]]時の口上は「王者と悪魔、今ここに交わる!荒ぶる魂よ、天地創造の叫びをあげよ![[シンクロ召喚]]!出でよ、《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》!」。~

--英語では「Scarred」で「傷痕が残った」という意味になってしまう為か、[[英語名]]は単純に「レッド・ノヴァ・ドラゴン」になっている。~
--[[チューナー]]2体を使用するこの[[カード]]の[[シンクロ召喚]]は「ダブルチューニング」と呼称されており、[[シンクロ召喚]]時には[[チューナー]]が緑色の輪に変化するのではなく、炎の輪となって[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を包み込む。~
また、[[シンクロ召喚]]を[[宣言]]した際には「バーニング・ソウル」の赤いエフェクトがジャックを包み、手中に《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》の[[カード]]が出現する。~

--「バーニング・ソウル」の[[攻撃]]時は、手足を折りたたみ弾丸のような形態に変形して体当たりする。~
これはアニメで対の存在として扱われていた[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の「スターダスト・ミラージュ」と同様の方法である。~
この他、技名はないが[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]同様に掌底や火炎ブレスによる[[攻撃]]も行う。~

--アニメ[[効果]]は、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]と同様に「[[機皇帝]]の[[吸収]][[効果]]に対抗するために得た新たな力」ということから、3つ目の[[攻撃]]回避[[効果]]が[[フリーチェーン]]になっている。~
ちなみに、「ジャックvsブレイブ」戦では、[[《極神皇トール》]]の[[効果]]になぜか[[チェーン]][[発動]]していない。~

--4期OPでは[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]は未登場の時期はシルエットになっていたが、この[[カード]]は未登場の時期もシルエットにならずに登場していた。~

--なお[[地縛神]]としてのスカーレッド・ノヴァは、描写されている限りではヘビを従えた[[ゴブリン]]に似た巨人として描かれている。~

--余談だが、[[《憑依するブラッド・ソウル》]]の[[攻撃]]名と似ている。~
また、アニメDMで城之内が使用した[[カード]]に、[[装備魔法]]《味方殺しの魔剣−バーニング・ソウル−》という[[カード]]があった。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では[[第11弾>DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]からEXステージのジャックが使用する。~
[[デッキ]]の仕様上[[《ダーク・スプロケッター》]]・[[《ダーク・リゾネーター》]]・[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の組み合わせで[[シンクロ召喚]]される。~
この[[カード]]の[[シンクロ召喚]]時の映像だけ通常と異なっており、アニメと同じく赤い炎の輪で再現されている。~
[[攻撃]]時は羽を折り畳み、赤い炎を纏って体当たりを行う。~
また、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]をスキャンすると出現する隠し[[デッキ]]、「&ruby(バーニング・ソウル){燃え滾る魂};」の[[エクストラデッキ]]にはこの[[カード]]と[[《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》]]が含まれている。~
この[[カード]]を主軸としているが、[[融合モンスター]]と他の[[シンクロモンスター]]を1枚もスキャンしてはいけない。~

**関連カード [#yb7851c7]
--[[DUEL TERMINAL]]では[[第11弾>DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]からEXステージのジャックが使用する。~
[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]をスキャンすると出現する隠し[[デッキ]]、「&ruby(バーニング・ソウル){燃え滾る魂};」を使用することで、プレイヤー側も[[シンクロ召喚]]可能である。~
この[[カード]]の[[シンクロ召喚]]時の映像だけ通常と異なっており、アニメと同じく赤い炎の輪による「ダブルチューニング」が再現されている。~
[[TAG FORCE5>ゲーム付属カード#TF5]]以降では、[[シンクロ召喚]]の口上の〆の部分が「いでよ!紅蓮の悪魔!《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》!」となっている。~
[[TAG FORCE6>ゲーム付属カード#TF6]]では遊星にも専用ボイスがついたが、アニメの再現かジャック以外は[[シンクロ召喚]]できないのを反映したのか、[[シンクロ召喚]]のボイスはなく[[攻撃]]のボイスのみ収録されている。~

--『デュエルリンクス』では2021/7/29より専用の[[シンクロ召喚]]演出が実装されており、ジャックを使用して[[シンクロ召喚]]すると「ダブルチューニング」の演出が再生される。~

**関連カード [#card]
-[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]
-[[《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》]]

//-[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]
-[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]

//-[[《ヴァイロン・オメガ》]]
-[[《スカーレッド・コクーン》]]

―《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》の姿が見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク
−複数の[[チューナー]]を[[シンクロ素材]]として要求する[[シンクロモンスター]]
-[[《水晶機巧−グリオンガンド》]](2体以上)
-[[《ヴァイロン・オメガ》]](2体)
-[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》]](2体)
-[[《えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》]](2体)
-[[《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》]](3体)
-《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》(2体)

―《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《スカーレッド・カーペット》]]
-[[《スカーレッド・ゾーン》]]
-[[《スカーレッド・レイン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#a7998373]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【レッド・デーモン】]]

**収録パック等 [#z6d7ba2b]
**収録パック等 [#pack]
-[[STARSTRIKE BLAST]] STBL-JP042 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[ブースターSP−ハイスピード・ライダーズ−]] SPHR-JP024 &size(10){[[Super]]};
-[[LEGENDARY GOLD BOX]] LGB1-JP022 &size(10){[[Parallel]]};
-[[ストラクチャーデッキ−王者の鼓動− 天地鳴動パック>ストラクチャーデッキ−王者の鼓動−#pack]] SD46-JPP02 &size(10){[[Super]],[[Secret]]};

**FAQ [#d0ab98e6]
**FAQ [#faq]
※(3)(4)の[[効果]]については[[《シューティング・スター・ドラゴン》のFAQ>《シューティング・スター・ドラゴン》#faq4]]を参照。~

Q:[[シンクロ素材]]の『[[チューナー]]2体』とは、[[チューナー]]2体『のみ』という意味ですか?~
A:《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》を[[シンクロ召喚]]する場合は、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]と[[チューナー]]2体の合計3体『のみ』を[[シンクロ素材]]に使用して[[墓地へ送ります>墓地に送る]]。(10/10/04)~
A:《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》を[[シンクロ召喚]]する場合は、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]と[[チューナー]]2体の合計3体『のみ』を[[シンクロ素材]]に使用して[[墓地へ送ります>墓地へ送る]]。(10/10/04)~

Q:[[チューナー]]2体と[[チューナー]]扱いの[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]という組み合わせで[[シンクロ召喚]]できますか?~
A:合計[[レベル]]が12になるなら可能です。(14/12/25)

Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[攻撃力]]がアップする効果、[[カードの効果]]で[[破壊]]されない効果は[[永続効果]]、[[攻撃]]を[[無効]]にする効果、自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[誘発効果]]となります。(10/09/13)
A:(1)(2)の[[効果]]は[[永続効果]]、(3)(4)の[[効果]]は[[誘発効果]]となります。(10/09/13)

Q:[[除外]]するのは[[カードの効果]]としてですか?[[コスト]]としてですか?~
A:[[カードの効果]]として[[除外]]します。(10/10/25)
Q:[[《トラスト・ガーディアン》]]2体を[[シンクロ素材]]に使い、[[シンクロ召喚]]しました。~
  何回[[戦闘破壊]]を耐える事ができますか?~
  また、[[適用]]時に[[攻撃力]]・[[守備力]]はいくら下がりますか?~
A:1回だけです。~
  なお、[[攻撃力]]・[[守備力]]は800ではなく400下がります。(12/11/26)

Q:[[除外]]からの[[特殊召喚]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:はい、作ります。(10/10/25)
Q:[[《トラスト・ガーディアン》]]1体を[[シンクロ素材]]に使い、[[シンクロ召喚]]しました。~
  その後[[《スターダスト・ファントム》]]の[[効果]]を受けた場合、何回[[戦闘破壊]]を耐える事ができますか?~
  また、[[適用]]時に[[攻撃力]]・[[守備力]]はいくら下がりますか?~
A:1回だけです。~
  なお、[[攻撃力]]・[[守備力]]は1200下がります。(13/03/21)

Q:このカードの[[効果]]で自身を[[除外]]しその後自身の効果で[[特殊召喚]]されたこのカードを[[《シンクロキャンセル》]]で[[エクストラデッキ]]に戻した場合、[[シンクロ素材]]に使用した[[モンスター]]一組を[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、[[特殊召喚]]できます。(11/02/18)
Q:[[墓地]]に[[チューナー]]が3体存在する事で[[攻撃力]]が5000になっているこの[[カード]]に[[《No.102 光天使グローリアス・ヘイロー》]]の[[効果]]を使用した場合、この[[カード]]の[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:2500になります。(14/05/19)

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//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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