通常魔法 (1):自分フィールドの「E・HERO」融合モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターよりも攻撃力が高い相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。 その後、この効果で破壊され墓地へ送られたモンスターの内、 元々の攻撃力が一番高いモンスターのその数値分のダメージを相手に与える。 自分フィールドゾーンに「摩天楼」フィールド魔法カードが存在する場合、 相手に与えるダメージは、この効果で破壊され墓地へ送られた モンスター全ての元々の攻撃力の合計分となる。
20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEで登場する通常魔法。
自分のE・HERO融合モンスター1体より攻撃力の高い相手モンスターを全て破壊し、摩天楼の有無によって元々の攻撃力1体分または合計分のダメージを与える効果を持つ。
E・HERO融合モンスターが存在する時に、より攻撃力の高いモンスターに対し全体除去を行う。
発動には融合モンスターが、それに加え後半の適用にはフィールド魔法まで必要とやや重いが、除去に対し一切のデメリットを持っていない。
相手の場には裏側表示及び攻撃力の低い相手は残ることになるが、それらは戦闘破壊に持ち込むことができる。
破壊できない相手が多いと効率的に活かせないため、連続攻撃との併用か引導火力として用いるか、攻撃力の低いものを用いたい。
バーンでの参照は最も高い攻撃力のため、《トーチ・ゴーレム》等で火力操作もでき、残りを気にせず焼き切る運用も狙える。
安定して運用する場合、《簡易融合》で呼び出せる《E・HERO セイラーマン》は攻撃力も最も低く相性が良い。
正規の融合召喚を狙うのならば、《E・HERO ネクロイド・シャーマン》は効果の面で比較的相性が良く、低攻撃力のモンスターを高攻撃力と入れ替える事でより大きな効果ダメージを狙える。
《E・HERO ダーク・ブライトマン》は破壊できない裏側守備表示モンスターに貫通ダメージを与えられる点で噛み合っている。
《E・HERO フレイム・ウィングマン》も、後に残ったモンスターの戦闘破壊でのバーンにより、このカードと合わせて引導火力になりうる。
《ヒーローハート》も効果的で、戦闘ダメージを落とさずに破壊対象を増やす事ができる。
摩天楼が存在すれば、効果ダメージが全モンスターの合計攻撃力に増加するため、相手が大きく展開した状況であれば、戦闘を行わずとも引導火力にもなりうるほどの大ダメージを叩き出せる。
摩天楼は2種類存在し、いずれも【E・HERO】には無理なく組み込めるが、融合モンスターと相手の状況に加えさらに1枚揃えるのは安定性に欠ける。
基本的には、無理に狙わず、1体分でも打てる時に使いつつ、隙あらば一転攻勢として適用するのが無難だろう。
《摩天楼 −スカイスクレイパー−》は同様の範囲での攻撃力の強化を持ち重複しているが、《E・HERO キャプテン・ゴールド》でサーチできる。
あちらは融合モンスター以外にも対応し、こちらは1000以上の差でも突破できるため、サーチと合わせて併用の相性はさほど悪くない。
《摩天楼2−ヒーローシティ》は基本的に融合モンスターを直接蘇生はできないが、戦闘破壊されたE・HEROを蘇生し、融合素材にすることで、安定した融合召喚に繋げやすい。
フィールド魔法の活用か、単に追加条件と割り切るかという見方もあり、使い分けるとよいだろう。
―イラスト関連
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