*《スクラップ・ドラゴン/Scrap Dragon》 [#v4fe36e6]
 シンクロ・効果モンスター
 星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを
 1枚ずつ選択して発動する事ができる。
 選択したカードを破壊する。
 このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
 シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
 「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

 [[DUELIST REVOLUTION]]で登場した[[地属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[スクラップ]]の1体であり、1[[ターン]]に1度[[お互い]]の[[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]と、[[相手]]によって[[破壊]]された時に[[スクラップ]]を[[蘇生]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 扱いやすい[[効果]]を有し、高い[[攻撃力]]を持つ優秀な[[シンクロモンスター]]である。~
 [[スクラップ]]の名を持つが[[シンクロ素材]]の[[縛り]]はなく、[[シンクロ召喚]]を行う[[デッキ]]ならば[[必須カード]]と言ってよいだろう。~

 1つ目の[[効果]]から様々な[[コンボ]]が考えられる。~
 [[《レベル・スティーラー》]]等の[[自己再生]][[モンスター]]や、[[《精神操作》]]等で奪った[[モンスター]]を[[破壊]]すれば[[アドバンテージ]]につながる。~
 [[スクラップ]][[チューナー]]や[[《黄金の邪神像》]]等、[[破壊]]されることで[[効果]]を[[発動]]する[[カード]]とは相性が良い。~
 [[《ネオス・ワイズマン》]]等の[[効果]]によって[[破壊]]されない[[カード]]を選択することで、[[相手]]の[[カード]]のみを一方的に[[破壊]]することも可能である。~
 [[破壊]]対象に選んだ[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]][[発動]]したり、使用後の[[《リビングデッドの呼び声》]]等、無意味に場に残るカードを破壊することで損失を抑える事もできる。~
 [[破壊]]対象に選んだ[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]][[発動]]したり、使用後の[[《リビングデッドの呼び声》]]等、無意味に場に残る[[カード]]を破壊することで損失を抑える事もできる。~
 [[コンボ]]を考えず、単純に「[[手札]]の[[魔法・罠カード]]を[[単体除去]]に変換できる」と考えても十分優秀だろう。~
 [[【フィフティ・フィフティ】]]では[[除去]]と[[ロック]]解除を一度に行い、高い[[攻撃力]]で攻められる。~

 2つ目の[[効果]]は[[相手]]に[[破壊]]されることで[[スクラップ]]を[[蘇生]]する[[効果]]。~
 [[破壊]]方法は[[戦闘]]・[[効果]]を問わず、[[強制効果]]であるため、[[タイミングを逃す]]心配もない。~
 [[相手]][[ターン]]中ならば[[《スクラップ・ゴブリン》]]を[[蘇生]]する事で[[直接攻撃]]を防げる。~
 [[《スクラップ・ゴーレム》]]を[[蘇生]]し、その[[効果]]により[[《スクラップ・ゴブリン》]]を[[蘇生]]すれば、新たに[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]を呼び出す事も可能である。~
 もちろん、[[ステータス]]と[[除去]][[効果]]だけでも十分優秀なので、この[[効果]]を無いものと考え、[[【スクラップ】]]以外の[[デッキ]]に投入しても十分戦力となってくれるだろう。~
 [[【フィフティ・フィフティ】]]では[[除去]]と[[ロック]]解除を一度に行い、高い[[攻撃力]]で攻められる。~
 なお、[[蘇生]][[効果]][[対象]]は「[[シンクロモンスター]]以外」と限定されているため、この[[カード]]を[[《ギガンテック・ファイター》]]のように運用することは出来ないので勘違いしないように。

 ただし、[[コントロール奪取]]には要注意。~
 [[コントロール奪取]]されたこのカードを[[自壊]]させられた挙句、もう一枚[[自分]]の[[カード]]を[[破壊]]させられてしまう。~
 また、相手[[フィールド]]上で[[破壊]]されたこの[[カード]]は[[蘇生]][[効果]]も使用できず、立て直しが困難となる。~
 汎用性の高い[[コントロール奪取]]系の[[カード]]は[[禁止カード]]となってる場合が多いが、[[《死者蘇生》]]のようなものも存在する為、運用の際には十分注意したい。
 [[コントロール奪取]]されたこの[[カード]]自身を含む2枚の[[カード]]を[[破壊]]されてしまう。~
 [[相手]][[フィールド]]上で[[破壊]]されたこの[[カード]]は[[蘇生]][[効果]]を使用できないため、立て直しは困難となる。~

-[[効果発動時]]に[[破壊]]するカードを選択し、[[効果解決時]]に[[破壊]]する。~
-[[効果発動時]]に[[破壊]]する[[カード]]を選択し、[[効果解決時]]に[[破壊]]する。~

-[[破壊]]''されない''[[カード]]は選択する事ができるが、[[破壊]]''する事ができない''[[カード]]は選択できない。~

-[[蘇生]][[効果]]の[[テキスト]]には、「[[シンクロモンスター]]以外」と明記されている。~
《スクラップ・ドラゴン》が[[《ギガンテック・ファイター》]]のような[[破壊]][[耐性]]をもつことを防ぐためだろう。

-遊戯王OCG公式サイトにおける「かーどビング通信」にて、[[【スクラップ】]]の[[キーカード]]として紹介された。~
同項目では[[《ビッグバン・シュート》]]や[[《盗人の煙玉》]]等、「[[破壊された]]時に[[効果を発動>効果の発動]]する[[カード]]」と相性が良いと紹介されている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sにおいて、イリアステルの三皇帝がチーム5D'sに見せた「未来のネオ童実野シティ」の映像の中に、石版と化したこの[[カード]]が確認できる。~
また、アンチノミーの回想シーンでは彼の足元に落ちているのが確認できる。~
荒廃した街中に「[[スクラップ]]」の名を持つこのカードが落ちているとは、意味深である。~
//このようにデュエルにこそ登場していないが、数多い[[シンクロモンスター]]の中でもこの[[カード]]の登場は多めである。~
//2回だと少ないと思うが・・・
//こちらと同じく、あちらの世界でもよく使われる[[カード]]なのだろう。~
//たった2回では判断できない。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#za349330]
-[[スクラップ]]

-[[《ダブル・サイクロン》]]

-[[《スクラップ・ツイン・ドラゴン》]]
-[[《アトミック・スクラップ・ドラゴン》]]

―《スクラップ・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《スクラップ・オイルゾーン》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#r176c9a1]
-[[【スクラップ】]]
-[[【シンクロ召喚】]]
//【スクラップ】だけで十分では?
//汎用カードだしこれでいいだろ
//入れとけばいいレベルで代表的とはいえないと思う。
//採用率見ようぜ、8必須枠といって差し支えない
//それでも、代表というのとは微妙かと、【スクラップ】と比べれば、効果の活用やコンボもないですし。【スクラップ】のページだけで十分かと。
//とりあえず惰性で突っ込むレベルのゴヨウブリュですら書いてあるのにか?
//両方とも書いていませんが?
//少なくとも【シンクロ召喚】レベル8説明の方には「・・・《スクラップ・ドラゴン》の3体が必須級の強さを持っている」と書いてあるんだから入れておくべきだろう。

**収録パック等 [#n7a27b0f]
-[[DUELIST REVOLUTION]] DREV-JP043 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#w372d1c1]
Q:選択した[[カード]]の片方が[[効果解決時]]に存在しなくなった場合、残りの[[カード]]は[[破壊]]されますか?~
A:はい、[[破壊]]されます。(10/04/17)
//公式HP http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=56088&event=FE0006

Q:[[自分]]と[[相手]]のカードを[[破壊]]するのは同時扱いですか?~
A:はい、そうです。(10/07/19)

Q:[[カード]]効果で[[破壊されない]][[カード]]を選択して[[発動]]できますか?~
  また、[[発動]]できる場合、片方の[[カード]]が[[破壊]]されない場合でも残りの[[カード]]は[[破壊]]されますか?~
A:選択でき、[[破壊]]されなかった残りは[[破壊]]されます。(10/04/17)

Q:[[《フィールドバリア》]]がある状態で、[[破壊]]できない[[フィールド魔法]]を選択することができますか?できる場合、もう片方の選択したカードは破壊できますか?~
A:[[《フィールドバリア》]]の[[効果]]によって[[破壊]]できない[[フィールド魔法]]を対象にとることはできません。(10/04/17)

Q:[[破壊]]対象に自身を選択することはできますか?~
A:はい、自身を選択して[[発動]]可能です。(10/04/22)

Q:この[[カード]]の[[シンクロ召喚]]を[[相手]]の[[《神の宣告》]]で[[無効]]されてこのカードが[[破壊]]され[[墓地]]へ送られた場合、[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。(10/04/25)

Q:[[相手]][[モンスター]]との[[戦闘]]や[[ダメージステップ]]中に[[相手]]のカード効果でも[[効果]]で[[破壊]]され墓地へ送られた時でも[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]されますか?~
A:はい、[[発動]]されます。(10/04/19)

Q:[[自分]][[フィールド]]に[[表側攻撃表示]]で存在している《スクラップ・ドラゴン》と[[相手]][[フィールド]]に[[表側攻撃表示]]で存在している元々の[[持ち主]]が[[自分]]の《スクラップ・ドラゴン》で[[相打ち]]を行いました。~
  この場合2体とも[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]するのでしょうか?~
A:いいえ、元々の[[持ち主]]が[[自分]]であるこの[[カード]]が[[相手]][[フィールド]]上で[[破壊]]された場合は、[[破壊]]した[[プレイヤー]]に関係なくその《スクラップ・ドラゴン》の[[効果]]は[[発動]]できません。(10/04/25)

Q:[[《宮廷のしきたり》]]の[[効果]]が適用されているとき、《スクラップ・ドラゴン》の[[効果]]の[[対象]]に[[《宮廷のしきたり》]]以外の[[永続罠]]を選択することはできますか?~
A:いいえ、できません。(10/08/30)

Q:この[[カード]]が[[相手]]の[[モンスター]]と[[戦闘]]で[[相打ち]]になった場合、[[蘇生]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。(10/05/31)~

Q:この[[カード]]が[[裏側表示]]のまま[[破壊]]された場合、[[蘇生]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。(10/05/31)~

Q:[[自分]]及び[[相手]][[フィールド]]上に存在する[[カード]]を1枚ずつ選択して[[破壊]]する[[効果]]は、[[効果解決時]]に自身が[[フィールド]]上に存在しない場合でも適用されますか?~
A:《スクラップ・ドラゴン》の効果処理時に、自身が[[フィールド]]上に存在しない場合でも、選択した[[カード]]を[[破壊]]します。(10/08/11)~


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。