速攻魔法 このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。 (1)：自分フィールドに「羊トークン」（獣族・地・星１・攻／守０）４体を 守備表示で特殊召喚する。 このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。
LIMITED EDITION 3で登場した速攻魔法。
発動ターン内の各種召喚権を放棄する誓約効果、羊トークンを４体特殊召喚する効果を持つ。
モンスタートークン生成カードは数あれど、一度に４体のトークンを生成でき、なおかつフリーチェーンというカードは類を見ない。
発動ターンの召喚行為を制限するデメリットがあるため、相手ターンに発動するとよい。
壁にするのはもちろん、シンクロ素材にしたり、《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》などアドバンス召喚以外のリリースにしたりと、多彩な運用が可能である。
《団結の力》の強化値を飛躍的に高めるなど、モンスター数を一気に増やせる点もコンボに使える。
《ＤＮＡ改造手術》によって種族を変更すれば、《幻魔皇ラビエル》のリリースや《Ｆ・Ｇ・Ｄ》の融合素材にも使える。
扱いやすいカードであるが、デメリットも多い。
まず、誓約上このカード自体を１ターンに２枚発動できないため、射出用に連発するような運用は難しい。
モンスターゾーンが４つ開いている必要があるため、自分フィールド上に２体以上のモンスターがいる場合は発動できない。
不用意にこのカードを発動すると、羊トークンがモンスターゾーンを圧迫し、展開を妨げる事もある。
羊トークンはステータスが低いため、貫通能力を持つモンスターには非常に弱く、《ジュラック・グアイバ》等のモンスターを戦闘破壊することでモンスター効果を発動するカードの的にもされてしまう。
フリーチェーンの防御カードであり、１ターンキルを凌ぎつつシンクロ素材にできる事から、シンクロ召喚を使うデッキでは重宝できる。
しかしエクシーズ召喚との相性は悪く、エクシーズ素材にならないばかりかフィールドを圧迫してエクシーズ素材を並べる事を阻害しかねない。
他の防御カードとは、自分のデッキとの相性を見てどれを採用するか決めたい。
―《スケープ・ゴート》の姿が見られるカード
Ｑ：このカードを発動したターンに《見習い魔術師》の効果でデッキからモンスターをセットする事はできますか？
Ａ：いいえ、《見習い魔術師》の効果によるセットは特殊召喚扱いなのでできません。
Ｑ：このカードを発動したターンに《おジャマトリオ》を発動できますか？
Ａ：いいえ、制約は『自分が』『特殊召喚できない』であるため、不可能です。
Ｑ：相手プレイヤーが魔法使い族モンスターでの攻撃宣言時に《マジシャンズ・サークル》を発動しました。
これに対して自分はこのカードをチェーンすることは可能ですか？
また、可能であれば《マジシャンズ・サークル》はどのように処理しますか？
Ａ：自分のデッキに魔法使い族が存在する場合、しない場合に関わらずこのカードを発動する事ができます。
なお、《マジシャンズ・サークル》の効果によって相手は魔法使い族モンスターを特殊召喚する事はできますが、自分は、魔法使い族モンスターを特殊召喚する事はできません。(10/05/19)
Tag: 《スケープ・ゴート》 魔法 速攻魔法