通常魔法 自分フィールド上にドラゴン族モンスターが 表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。 フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊し、 そのコントローラーに500ポイントダメージを与える。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した通常魔法。
ドラゴン族のサポートカードの中でも強力な、通常魔法版《サイクロン》。
通常魔法なので相手のバトルフェイズ等に発動できず、対象のカードをチェーン発動される場合もある。
その意味では、罠カードである《砂塵の大竜巻》の方が《サイクロン》の代用品としての役目は務まると言える。
だが、無効にされにくく、伏せる必要のない速攻性、そして破壊対象に相手・自分フィールドを問わない点は評価できる。
元々【ドラゴン族】は攻撃的なデッキであるため、攻撃の邪魔になるカードを即座に破壊できる効果は重宝する。
《砂塵の大竜巻》の採用を見送ることで、罠カードの多くを防御・蘇生・除去罠等に割けるのも利点の一つである。
ドラゴン族がフィールドに存在していなければならないために、召喚反応型罠カードに弱い点に注意。
通常ならば伏せ除去をして召喚するのだが、召喚してからこれを発動しなければならない場合もある。
《奈落の落とし穴》・《神の警告》等、攻撃をトリガーとしない罠カードや速攻魔法には弱い。
それでも、《龍の鏡》や《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》からの切り札召喚の前に伏せ除去をしておけるのは心強いだろう。
ダメージも与えられるが、これはオマケ程度のものだろう。
なお、破壊対象のカードをチェーン発動されても、発動を無効にされたり《非常食》等を使われたりしない限り、ダメージを与えられる。
デュエル終盤や、エキストラターンでは十分エンドカードになりえる。
他の利点としては、表側表示の《ジェルエンデュオ》を自壊させられるくらいか。
―イラスト関連
Q:破壊とダメージは同時ですか?
A:調整中(11/01/09)
Q:相手の場に《聖なるバリア−ミラーフォース−》と《非常食》が伏せてあります。
このカードの破壊対象に《聖なるバリア−ミラーフォース−》を選択したところ、相手は《非常食》で《聖なるバリア−ミラーフォース−》を墓地に送ってしまいました。
この場合、このカードは相手のカードを破壊していないわけですが、ダメージは発生しますか?
A:《破壊輪》と同様、破壊に失敗した場合は発生しません。