*《ステルスバード/Stealth Bird》 [#he104a9e]
 効果モンスター
 星3/闇属性/鳥獣族/攻 700/守1700
 このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
 このカードが反転召喚に成功した時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。

 [[暗黒の侵略者]]で登場した、[[闇属性]]・[[鳥獣族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[サイクル・リバース]][[モンスター]]の一体であり、自身を[[裏側守備表示]]にする[[起動効果]]を持つ。~
 また、[[反転召喚]]成功時、[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]も持つ。~

 登場して以来、多くの[[【ロックバーン】]]使いに愛用されているカード。~
 やや高めの[[守備力]]を持っているので[[破壊]]されにくく、長く[[フィールド]]に滞在できるのが強み。~
 毎[[ターン]][[ダメージ]]を与え、かつ守りが堅いという面から、能力は異なるが[[《サブマリンロイド》]]の[[相互互換]]カードとも呼べるだろう。~

 このカードを使用する際は、大抵[[《レベル制限B地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]・[[《平和の使者》]]の「三大[[モンスター]][[攻撃]]抑制カード」か、[[《光の護封壁》]]等の防御カードが[[フィールド]]に張られているので、総合的にみるなら、「鉄[[壁]]の守備を誇っている」といってもよいだろう。~
 [[相手]]は「何もせずに1000[[ダメージ]]を受けるか、[[攻撃]]して[[反射ダメージ]]を受けるか」というジレンマに陥ることになる。~

 さらに、[[リバース効果]][[モンスター]]ではないので[[《抹殺の使徒》]]で[[除外]]されても[[デッキ]]に残っているカードは無事という利点もある。~
 ただし、[[《光の護封壁》]]等で護らない限り、[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]にだけは[[破壊]]されてしまう。~
 [[《一刀両断侍》]]相手ならば[[攻撃表示]]にしておくことにより生存することも可能。~

 上記のことから、[[【ロックバーン】]]においては強力かつ重要といえる。~
 例えこのカードを超える[[バーン]][[モンスター]]が登場しても、[[バーン]][[デッキ]]の主力から外れることはないだろう。~

 このモンスターは例外的に、
--自分のターンにおける「1度の[[表示形式]]変更の権利」([[反転召喚]]を含む)
--[[起動効果]]による[[裏側守備表示]]にする[[表示形式]]変更

 の合計2回の[[表示形式]]変更を1ターン内に可能であり、その順番は問わない。~
 もちろん[[通常召喚]]、[[特殊召喚]]したターンには「1度の[[表示形式]]変更の権利」はないため、[[起動効果]]による[[表示形式]]変更のみ可能である。~

-[[《レベル制限B地区》]][[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]][[発動]]中にサポートなしでこのカードを[[戦闘破壊]]可能なのは、[[《ジェリービーンズマン》]]ただ一枚である。~
普通の[[デッキ]]ではまず見ないが、[[【ローレベル】]]には確実に3枚積まれているため、[[相手]]の[[デッキ]]次第では簡単に[[破壊]]されてしまう。~
また、[[《伝説の都 アトランティス》]]との相性も悪い。~
[[《水陸両用バグロス Mk−3》]][[《マーメイド・ナイト》]]には何とか[[破壊]]されないが、[[《憑依装着−エリア》]][[《アビス・ソルジャー》]][[《ガガギゴ》]]といった連中が[[《レベル制限B地区》]]をすりぬけて襲い掛かってくる。~
[[サイドデッキ]]に[[《魔法効果の矢》]][[《ツイスター》]][[《砂塵の大竜巻》]]を投入して[[《伝説の都 アトランティス》]]を[[破壊]]するなり、[[ロック]]カードを[[《平和の使者》]][[《光の護封壁》]]に変更するなりして対処しよう。~
それでも[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]はガンガン[[攻撃]]してくるのだが。

-[[闇属性]]であるため、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体にすることが可能。~

-[[《エーリアン・スカル》]]と[[《ヴォルカニック・クイーン》]]には注意。~
[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]とは異なり、たとえ[[フィールド]]上にこのカードしか存在しなくとも使用済みの[[《闇の仮面》]]あたりの[[攻撃]]等で[[表側表示]]にされるとあっさり潰されてしまう。~

-[[04/03/01>禁止・制限カード/2004年3月1日]]の[[環境]]では[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[無制限>無制限カード]]であったため[[【ロックバーン】]]以外でもその[[効果]]を活かすことができた。~
[[ウイルス]]によって[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が低くなっているため、なかなか突破されず長期にわたって[[ダメージ]]を与えることができたのである。~
[[環境]]の都合上、[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]が多く採用されたのがそれに拍車をかけていた。~
対処には[[《シールドクラッシュ》]]等の[[除去]]カードを用意しておきたい。~

-[[【ロックバーン】]]が嫌いな人たちから「ストレスバード」と揶揄されることがある。~

//-[[【ロックバーン】]]は、この[[モンスター]]を[[《強奪》]]された際には、敗北を覚悟しよう。~
//【ロックバーン】にはラヴァゴーレムや拷問車輪があるからそうでもない。

-原作・アニメにおいて―~
ヨハンを探すべく異世界へ向かった十代たちが辿り着いた地区の住人として登場。~
その地区の支配者たる[[鳥獣族]]の一員として他の住人を虐げていた。

**関連カード [#of33b48d]
-[[《プロミネンス・ドラゴン》]]
-[[《スカラベの大群》]]
-[[《イナゴの軍勢》]]

**収録パック等 [#ze723ee8]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP069 &size(10){[[Rare]]};
-[[暗黒の侵略者]] 307-013
-[[ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛−]] SD12-JP012
-[[プロモカード]] PC8-JP004

**FAQ [#w0a25df0]
Q:[[反転召喚]]した[[ターン]]に[[効果]]で[[裏側守備表示]]に戻ったときでも[[《メサイアの蟻地獄》]]で[[破壊]]されるのでしょうか?~
A:[[裏側表示]]の場合[[レベル]]を判定できないため[[破壊]]されません。