*《スナイプストーカー/Snipe Hunter》 [#ya395465]
*《スナイプストーカー/Snipe Hunter》 [#top]
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守 600
 手札を1枚捨て、フィールド上に存在する
 カード1枚を選択して発動する。
 手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
 サイコロを1回振り、1・6以外が出た場合、
 選択したカードを破壊する。

 [[CYBERDARK IMPACT]]で登場した、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[サイコロ]]判定が加わった[[《XYZ−ドラゴン・キャノン》]]・[[《サンダー・ブレイク》]]ともいうべき[[起動効果]]を持つ。~
 [[CYBERDARK IMPACT]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[手札コスト]]1枚で、[[サイコロ]]判定によって[[カード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[下級モンスター]]でありながら、[[フィールド]]上のあらゆる[[カード]]を2/3の[[確率]]で[[破壊]]できるが、失敗すると一方的に[[手札]]を消耗してしまう。~
 ただ、[[破壊]]が不確定であるが故に[[《我が身を盾に》]][[《スターダスト・ドラゴン》]]で[[無効]]化されないという[[メリット]]になるケースもある。~
 [[ステータス]]の方も[[《クリッター》]]・[[《キラー・トマト》]]・[[《ダーク・バースト》]]に対応する最大の[[攻撃力]]であり、小粒な[[モンスター]]なら[[戦闘破壊]]できる。~
 [[闇属性]]・[[悪魔族]]なので、[[墓地]]へ落ちた後も[[《ダーク・ネクロフィア》]]や[[天魔神]]の[[コスト]]に利用可能。~
 [[下級モンスター]]でありながら、[[フィールド]]のあらゆる[[カード]]を2/3の[[確率]]で[[破壊]]できるのは、登場した第5期当時としては破格の[[除去]]能力であった。~
 [[ステータス]]も[[《キラー・トマト》]]・[[《ダーク・バースト》]]に対応する最大の[[攻撃力]]であり、小粒な[[モンスター]]なら[[戦闘破壊]]できる。~
 [[闇属性]]・[[悪魔族]]なので、[[墓地]]へ落ちた後も[[《ダーク・ネクロフィア》]]や[[カオス]]・[[天魔神]]の[[コスト]]に利用可能。~
 もっとも[[カテゴリ]]の重視が進んだ今日ではこれらは大きな[[メリット]]とは言い難く、確実に[[1:1交換]]できる[[除去]][[カード]]も増加した事で、単なる[[除去]]要員として起用される事はまずなくなった。~

 1[[ターン]]の使用回数に制限が無い点も魅力。~
 リスクはあるが[[手札コスト]]さえ稼ぐことができれば、この[[カード]]だけで[[相手]]の[[フィールド]]を一掃する事もできる。~
 [[《おジャマジック》]]・[[《神剣−フェニックスブレード》]]・[[《サンダー・ドラゴン》]]・[[《ヴォルカニック・バレット》]]・[[《ジェムナイト・フュージョン》]]等で[[手札]]を補充したい。~
 [[《おろかな埋葬》]]や[[《抹殺の使徒》]]等、状況によっては[[腐って>腐る]]しまう[[カード]]を[[コスト]]にするのも良いだろう。~
 [[《魔封じの芳香》]]を絡めれば、[[相手]][[フィールド]]を一掃後の反撃の手を鈍らせ、[[フィールド]]に[[セット]]された[[魔法カード]]も[[破壊]]できる。~
 大きな特徴としては、1[[ターン]]中の使用回数に制限が無い点が挙げられる。~
 大量に[[手札コスト]]を稼げば[[相手]][[フィールド]]を一掃できるのはもちろんだが、「[[手札]]を[[捨てる]]」事を目的とする[[カード]]としても扱いやすい。~
 [[墓地]]に存在する時に[[発動]]できる[[カード]]や、[[魔轟神]]などの[[墓地へ捨てられた]]時に[[発動]]する[[カード]]と相性がいい。~
 [[手札]]で[[腐った>腐る]][[上級モンスター]]や[[魔法・罠カード]]を処理する際にも役に立つ。~
 よほどの事がない限り避けるべきだが、他に[[破壊]]する[[カード]]が無くともこの[[カード]]自身を[[対象]]に[[効果]]を[[発動]]し[[手札]]を[[捨てる]]ことも可能。~

 また、[[《魔轟神獣ケルベラル》]]との相性は最高で、お互いの[[効果]]を[[発動]]させつつ[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]らに繋げられるのは特筆に値する。~
-「1・6以外が出た場合」という特殊な書き方をしている。~
そのため、[[《No.67 パラダイスマッシャー》]]で出目を7にしても[[破壊]]が可能となる。~

-不安定なため欲張らずに使い捨て的に活用するのが最もリスクが低く戦果が大きい。~
[[伏せカード]]ではなく[[モンスター]]を狙えば[[チェーン]][[発動]]されないので[[モンスター]]を[[除去]]して[[攻撃]]だけに留めるのが良い。~
攻撃反応罠に引っかかって[[除去]]されたとしても[[効果]]に失敗するよりはマシである。
-[[効果]]の成否が不確実なため、欲張らずに使い捨て的に活用するのが最もリスクが低い。~
//また、[[伏せカード]]ではなく[[チェーン]][[発動]]による無駄撃ちになりにくい[[モンスター]]を狙った方が良い。~
//破壊が不確定だからこそ無駄撃ちさせられる伏せカードを対象にした方が良いのでは?

-[[《強制接収》]]と組み合わせることで[[相手]]の場を空にしたうえ、[[手札]]まで捨てさせることができる。~
-[[《強制接収》]]と組み合わせることで[[相手]]の[[フィールド]]を空にし、[[手札]]まで捨てさせることができる。~
しかし、この[[カード]]は[[コスト]]として[[手札]]を捨てた後に別の処理が入るため、[[《強制接収》]]の[[発動]][[トリガー]]とはならない。~
あらかじめ[[《暗黒界の雷》]]などを[[トリガー]]にして[[発動]]しておく必要がある。~

-[[破壊]][[効果]]を主目的とせず、[[手札]]を[[捨てる]]事に意義を見出せるのであれば、この[[カード]]の価値は飛躍的に向上すると言える。~
[[墓地]]に置きたいカードとしては[[《黄泉ガエル》]]や[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]・[[《森の番人グリーン・バブーン》]]・[[《ゼータ・レティキュラント》]]などが挙げられる。~
無差別[[除外]][[カード]]を張っておき、[[除外]]したい[[カード]]を[[捨てる]]こともできる。~
よほどの事がない限り避けるべきだが、他に[[破壊]]する[[カード]]が無くともこの[[カード]]自身を対象に[[効果]]を[[発動]]し[[手札]]を[[捨てる]]ことも可能。~
-[[【ダークモンスター】]]とも相性が良く、[[手札]]の[[闇属性]][[モンスター]]を[[コスト]]にすることで[[墓地]]調整を行い、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[《ダーク・クリエイター》]]の[[召喚条件]]を満たすことも可能。~
[[手札]]の[[モンスター]]を[[コスト]]にして[[蘇生]]させるなど、この[[カード]]一つで色々なことができる。~

-[[【ダークモンスター】]]とも相性が良く、[[手札]]の[[闇属性]][[モンスター]]を[[コスト]]にすることで[[墓地]]調整を行い、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[《ダーク・クリエイター》]]の[[召喚条件]]を満たすことができる。~
鬱陶しいこの[[カード]]を[[除去]]したと思ったら[[《ダーク・クリエイター》]]が出てきたとなったら、相手はたまったものではないだろう。~
ただ純粋に[[手札]]の強力な[[モンスター]]を[[コスト]]にして[[蘇生]]させ、場に[[モンスター]]を展開させたりと、この[[カード]]一つで色々なことができる。~
-[[破壊]]の成否が不確定なので、[[《我が身を盾に》]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]で[[無効]]化されない。~

-[[ロック]]崩しとしても活躍が期待できる[[モンスター]]。~
[[《レベル制限B地区》]]・[[《光の護封壁》]]等の[[攻撃]][[ロック]]や、[[《マクロコスモス》]]・[[《王宮のお触れ》]]等の[[フィールド]]に大きな影響を及ぼす[[カード]]を[[破壊]]できる。~
[[捨てる]][[手札]]を用意しやすい[[デッキ]]であれば、[[サイドデッキ]]に忍ばせておくのも悪くない。~
ただし、[[モンスター効果]]であるが故に[[《スキルドレイン》]]や[[《D−HERO Bloo−D》]]には対処できない。~
加えて[[破壊]]できるかどうかも不確実であるため、過信は禁物である。~
-登場当時は[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]のような大量[[除去]][[カード]]は軒並み[[禁止>禁止カード]]・[[制限>制限カード]]であり、[[カードの種類]]を問わず[[1:1交換]]が望め、かつ1[[ターン]]に何度も[[効果]]を[[発動]]できる[[カード]]は珍しかった。~
[[レアリティ]]が[[ノーマル>Normal]]と手に入れやすかった事もあり、広範な[[デッキ]]に搭載され大活躍した。~
2007年度の世界大会の上位入賞者8名のうち、6名の[[メインデッキ]]または[[サイドデッキ]]に投入されていた事からも当時のこの[[カード]]の[[汎用性]]の高さが分かる。~
世界大会直後の[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]の[[制限改訂]]にて[[制限カード]]に指定される。~
その後は、[[魔轟神]]など親和性の高い[[カード]]も登場するが、確実性の高い[[除去]][[カード]]の増加に伴い[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]に[[制限緩和]]され、[[11/03/01>禁止・制限カード/2011年3月1日]]では[[制限解除]]された。~

-やや運要素が絡むとはいえ、あらゆる[[カード]]に対して[[1:1交換]]を望める[[汎用性]]の高さからか、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]の[[制限改訂]]にて[[制限カード]]に指定された。~
しかし、[[破壊]]耐性を持つ[[カード]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]の登場、[[優先権]]に関するルール変更等、様々な要因を受けて次第に[[制限緩和]]され、[[11/03/01>禁止・制限カード/2011年3月1日]]では[[制限解除]]された。
--登場時は、[[サイコロ]]を使う[[汎用性]]の高い[[カード]]が他に存在せず、「[[サイコロ]]や[[コイン]]は[[デュエル]]開始時にあらかじめ用意しておかなければならない」という[[公認大会規定]]のルールがほとんど周知されていなかった。~
このため、[[デュエル]]の途中で[[サイコロ]]を取り出そうとして不正行為と見なされてしまう[[プレイヤー]]も少なくなかった。

-[[英語名]]は「ハンター(hunter/狩る者)」が使われており、「ストーカー(stalker/忍び寄る者)」の意味と[[効果]]は掛け離れている。
-[[英語名]]は「ストーカー(Stalker/忍び寄る者)」が「ハンター(Hunter/狩る者)」に変更されている。~

-[[DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−]]で再販された理由としては、[[魔轟神]]や[[《インフェルニティ・ネクロマンサー》]]の[[効果]]を使いやすくするためだろう。~
実際に[[【インフェルニティ】]]の隠し[[デッキ]]を使用する際はこの[[カード]]か[[《インフェルニティガン》]]を起点としないと[[手札]]を0枚にしにくい。
-これまで四度再録されているが、[[絶版]]になったパックが多い。~
[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]]にて再録されたものが、現在では最も入手し易いだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-V第21話において、遊矢が読んでいた雑誌「Dステップ」の「[[トマトハンデスデッキ>【トマハン】]]」の記事に、「対処しきれない大型[[モンスター]]は《スナイプストーカー》の強力[[除去]][[効果]][[発動]]で決まりだ。」という記述がある。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]では、対戦相手として登場。~
使用[[デッキ]]はやはり、[[【スナイプストーカー】]]のような[[ギャンブル]]要素入りの[[デッキ]]である。~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2009>ゲーム付属カード#k2f9bcd5]]ではタッグデュエリストとして登場している。~
[[デッキ]]名は自身の[[効果]]に使うサイコロにあやかり、「6分の1の運命」。~
[[DUEL TERMINAL]]ではEXステージの闇バクラと[[ユベル>《ユベル》]]が使用。
[[WCS2007>ゲーム付属カード#WCS2007]]では、対戦[[相手]]として登場。~
使用[[デッキ]]は、[[【ギャンブル】]]。~
[[2009>ゲーム付属カード#WCS2009]]ではタッグデュエリストとして登場している。~
[[デッキ]]名は自身の[[効果]]に使う[[サイコロ]]にあやかり、「6分の1の運命」。~
--ゲーム作品のCPUは、[[サイコロ]]が当たるとこの[[カードの効果]]を再度[[発動]]するが、外れると[[発動]]を控えるという特徴的な挙動をする。~

**関連カード [#kefbeda7]
--デュエルリンクスでは御伽に専用ボイスが用意されている。

-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]では、[[OCG]]での[[汎用性]]から[[制限カード]]に指定された実績もあってか、[[除去]]性能を踏まえて[[レジェンドカード>RUSH:レジェンドカード]]として登場した。~
あちらでは[[モンスター効果]]の[[発動]]が[[1ターンに1度]]とゲーム内で定められているため、1度の[[発動]]で任意の[[手札]]枚数を[[墓地へ送る]]形で再現している。~
詳細は[[RUSH:《スナイプストーカー》]]を参照。~
ちなみに[[ラッシュデュエル]]における、初の[[サイコロ]]を使う[[効果]]を持つ[[カード]]となる。

**関連カード [#card]
-[[サイコロ]]

-[[《ブローバック・ドラゴン》]]

-[[《XYZ−ドラゴン・キャノン》]]

-[[《サンダー・ブレイク》]]

-[[《同族感染ウィルス》]]
-[[《サイバー・ジムナティクス》]]
//-[[《スナイプストーカー》]]
-[[《黒羽を狩る者》]]

―《スナイプストーカー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《賽挑戦》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#x1d2f404]
-[[【スナイプストーカー】]]
-[[《再転》]]
-[[《ダイスエット》]]
-[[《出目出し》]]
-[[《出たら目》]]

**収録パック等 [#l7a90fa9]
-[[CYBERDARK IMPACT]] CDIP-JP015 &size(10){([[N-Parallel]])};
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ギャンブル】]]
-[[【魔轟神】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[CYBERDARK IMPACT]] CDIP-JP015 &size(10){[[Normal]] ([[ベンダー版>カードガチャ]]のみ[[N-Parallel]])};
-[[DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−]] DT08-JP001
-[[トーナメントパック2011 Vol.1]] TP17-JP002 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]] SD22-JP018
-[[DUELIST EDITION Volume 1]] DE01-JP047 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#m32c2559]
**FAQ [#faq]
Q:「[[捨てる]]」なので[[暗黒界]][[モンスター]]を捨てた場合[[特殊召喚]]されますか?~
A:いいえ、[[手札]]を[[捨てる]]のは[[発動]][[コスト]]のため、[[暗黒界]][[モンスター]]の[[効果]]は[[発動]]できません。

Q:[[効果]]は1[[ターン]]に何回使えますか?~
A:1[[ターン]]に使える回数に制限はありません。[[手札]]があるなら、同一[[ターン]]に何回でも使えます。
A:1[[ターン]]に使える回数に制限はありませんので、[[手札]]があるなら同一[[ターン]]に何回でも使えます。

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《スナイプストーカー》,効果モンスター,モンスター,星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守600,);