通常魔法 手札を１枚捨てて発動できる。 デッキから爬虫類族モンスター４体を墓地へ送る。
TACTICAL EVOLUTIONで登場した通常魔法。
デッキから４体の爬虫類族を墓地へ送る、墓地リソース増強・デッキ圧縮カード。
手札効率が２倍になった《おろかな埋葬》と言えば聞こえはいいが、対応種族と手札コストがネックとなる。
墓地に存在する事でカード・アドバンテージに直結する爬虫類族は、優秀な《キラー・スネーク》こそ存在するものの、それを除くと《ワーム・ヤガン》のみで皆無に近い。
そのため、大きな墓地肥やしにはなってもカード消費は軽減が難しく、展開の補助をすることもほとんどできない。
発動にあたり基本的に２枚分のディスアドバンテージは避けられず、手札コスト分を回復できる《キラー・スネーク》も制限カードである。
同名カードを３体墓地へ送ることができるため、墓地へ送った爬虫類族を《継承の印》で蘇生させるコンボも可能だが、ディスアドバンテージを鑑みると積極的に狙うほどのものではない。
《毒蛇王ヴェノミノン》・《毒蛇神ヴェノミナーガ》・《邪龍アナンタ》が飛躍的に強化される他、送るカード次第では《ワーム・ヴィクトリー》・《究極封印神エクゾディオス》ともコンボ可能。
重さは否めないが、これらのカードを運用する上では十分に利用価値のあるカードであると言える。
墓地へ送る爬虫類族の数は必ず４体でなければならないため、複数回使用する場合や爬虫類族の数を抑える場合はモンスター切れに注意が必要。
爬虫類族自体のクセもあり、使用者のプレイングと構築力が問われる１枚と言えよう。
Ｑ：自分のデッキに爬虫類族モンスターが４体存在しない場合にこのカードを発動することはできますか？
Ａ：いいえ、発動すること自体できません。自分のデッキの中身を把握しておく必要があります。
Ｑ：効果解決時に自分のデッキに爬虫類族モンスターが４体未満になった場合、残りの爬虫類族モンスターを墓地へ送る処理は行いますか？
Ａ：いいえ、効果は適用されず処理されません。（10/06/12）