*《スピア・ドラゴン/Spear Dragon》 [#g070068f]
*《スピア・ドラゴン/Spear Dragon》 [#top]
 効果モンスター
 星4/風属性/ドラゴン族/攻1900/守   0
 守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が越えていれば、
 その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
 このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
 (1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
 (2):このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。

 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した、[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[貫通]][[ダメージ]]を与え、[[表側守備表示]]になる[[永続効果]]を持つ。~
 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[貫通]][[ダメージ]]を与える[[永続効果]]、[[攻撃]]後の[[ダメージステップ終了時]]に[[守備表示]]になる[[永続効果]]を持つ。~

 この[[攻撃力]]で[[貫通]][[効果]]を発揮できるのは有効だが、[[攻撃]]後に[[守備表示]]になってしまう。~
 登場当初、[[守備表示]]になった《スピア・ドラゴン》を《スピア・ドラゴン》で[[攻撃]]する光景がよく見られた。~
 これは通称「スピア返し」と呼ばれる。~
 [[《サファイアドラゴン》]]と同等の[[攻撃力]]で[[貫通]][[効果]]を発揮できるが、[[攻撃]]後に[[守備表示]]になってしまう。~
 [[守備力]]は0なのでほぼ[[戦闘破壊]]されてしまうため、殆ど[[デメリット]][[効果]]である。~
 [[攻撃力]]は100低いが、[[属性]]と[[種族]]が同じで[[デメリット]]のない[[《ランス・リンドブルム》]]も存在する。~
 また、現[[環境]]の[[【ドラゴン族】]]は高[[攻撃力]]の大型[[モンスター]]が展開しやすく、殴るだけでも[[ダメージ]]が通りやすい。~
 その中で[[貫通]]持ちの[[下級モンスター]]が必要かと言われると微妙なところ。~
// [[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]も出しやすく、[[貫通]]持ちの[[下級モンスター]]が必要と言われると微妙なところ。~

 [[デメリット]][[アタッカー]]としてはステータスが低く、一般的な[[下級]][[通常モンスター]]と同じ[[攻撃力]]1900しかない。~
 しかし、[[《ゴブリン突撃部隊》]]や[[《ジャイアント・オーク》]]等とは異なり、次の[[ターン]]にすぐ[[攻撃表示]]に変更が可能。~
 そのため[[《和睦の使者》]]等で[[フィールド]]に維持し、再び[[攻撃]]のチャンスをもうける運用をしたい。~
 [[《ミスト・ボディ》]]を装備し、[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されるのを回避する手もある。~
~
 現在では、攻守共に高く、[[デメリット]]を持たない[[《イグザリオン・ユニバース》]]に出番を奪われる事が多い。~
 [[【ドラゴン族】]]において、[[アタッカー]]候補として検討される1枚に落ち着いている。~
~
 [[《サファイアドラゴン》]]という安定した[[アタッカー]]が存在するが、やはり[[攻撃力]]1900で[[貫通]]能力は優秀である。~
 [[《龍の鏡》]]+[[《F・G・D》]]のこともあり、[[《イグザリオン・ユニバース》]]よりも[[【ドラゴン族】]]では重宝される[[モンスター]]である。~
 [[【アームド・ドラゴン】]]では[[ドラゴン族]]専用カードに加えて、[[《シルフィード》]][[《デザートストーム》]]等[[風属性]]専用カードも使える。~
 [[《サファイアドラゴン》]][[《アックス・ドラゴニュート》]][[《ヘル・ドラゴン》]]と選択肢が多いが、[[デッキ]]コンセプトに応じて選びたい。~
 そのため、[[守備表示]]の[[デメリット]]を活かす方向で使っていくといいだろう。~
 [[攻撃]]を誘いやすいので、[[《ガムシャラ》]]等に繋げやすく、[[《アックス・ドラゴニュート》]]と併用するのもいいだろう。~
 また、[[貫通]]特化の[[【ドラゴン族】]]にして[[《エネミーコントローラー》]]や[[《進入禁止!No Entry!!》]]で防御と[[貫通]]を活かすのもいいだろう。~
 [[《カメンレオン》]]の[[蘇生]]から[[アタッカー]]として活用したり、そのまま[[レベル]]8の[[シンクロ召喚]]や[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]に繋げる手もある。~

-[[攻撃]]後[[守備表示]]になる[[効果]]は[[永続効果]]。
-登場した直後は[[《ゴブリン突撃部隊》]]や[[羊トークン]]がこの[[カード]]に刺されていた。~
また、[[相手]]の《スピア・ドラゴン》を《スピア・ドラゴン》で[[攻撃]]する展開もよく見られた。~
当時の[[下級]][[ドラゴン族]]全体として見ても、同[[攻撃力]]で[[バニラ]]の[[《サファイアドラゴン》]]すらまだおらず、[[ドラゴン族]]にとって貴重な[[下級]][[アタッカー]]だった。~

-まれに[[【ビートバーン】]]等の[[バーン]][[デッキ]]で使い捨ての[[攻撃モンスター]]として採用されることもある。~
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]の[[ドラゴン軍>《タイラント・ドラゴン》]]にはクセの強い[[アタッカー]]が多く、扱いやすいこの[[カード]]は貴重だった。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」において、「海馬vsBIG5(大門)」戦で登場。~
その性質から海馬が好みそうな[[モンスター]]と噂されていたが、ここにきてようやくの登場となった。~
大門に相当の[[ダメージ]]を与えることができ、結果的に勝利に貢献することになる。~
「海馬vs乃亜」でも登場したが、大して活躍せずに[[破壊]]されてしまった。~
その後は劇場版において、因縁の対決である「闇遊戯vs海馬」戦で確認されている。~
もし[[召喚]]されていれば確実に勝利をつかめる場面において、《命削りの宝札》の[[デメリット]]により[[墓地]]に送られるハメに。~
ドーマ編においても登場し、「海馬vsアメルダ」戦で海馬が使用。~
ペガサスに変装したアメルダが[[壁]]として[[召喚]]した[[《トゥーン・アリゲーター》]]を[[破壊]]し、[[貫通]][[ダメージ]]を与えた。~
その後は[[《青眼の白龍》]]の[[生け贄]]となっている。~
[[攻撃]]名は「ドラゴン・スクリュー」。~
アニメDMのオリジナルエピソード「乃亜編」における「海馬vsビッグ5(大門)」戦にて海馬が使用。~
1[[ターン]]目から[[召喚]]され、[[《悪魔の偵察者》]]と[[《サイバーポッド》]]を[[戦闘破壊]]しつつ[[貫通]][[ダメージ]]を与えて勝利に貢献した。~
「海馬vs乃亜」戦では、[[《奇跡の方舟》]]の[[デッキ]]マスター能力によって[[蘇生]]された海馬の[[《ヴァンパイア・ロード》]]を[[戦闘破壊]]して[[ダメージ]]を与えたが、[[《ジャイアント・レックス》]]に[[戦闘破壊]]されている。~
「ドーマ編」の「海馬vsアメルダ」(1戦目)では、[[守備表示]]の[[《トゥーン・アリゲーター》]]を[[戦闘破壊]]して[[貫通]][[ダメージ]]を与えた後、[[《青眼の白龍》]]の[[生け贄]]となっている。~
[[攻撃]]名は「ドラゴン・スクリュー」。~

--アニメGXでは、セブンスターズ編においてダークネスが使っている。~
その時の[[攻撃]]名は「スピア・クラッシュ」。~
異世界編においても登場し、[[《ゴブリンエリート部隊》]]のひとりが[[召喚]]したが、ヘルカイザー亮の[[《サイバー・ドラゴン》]]に倒された。~
ミスターTも使用。~
[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の[[効果]]で[[墓地]]に送った。
--劇場版『光のピラミッド』における「闇遊戯vs海馬」戦では、[[召喚]]されていれば確実に勝利をつかめる場面で[[ドロー]]されたが、[[《命削りの宝札》]]の[[デメリット]]により[[墓地へ送られた]]。~
しかし[[《青眼の光龍》]]の[[攻撃力]]アップには貢献した。~
その際、この[[カード]]が破り捨てられたかのような演出が見られたが、その後普通に[[カード]]が[[墓地]]に置かれているので、単なるソリッドビジョンだったようである(ちなみに破り捨てられたかのような演出の後この[[カード]]を[[墓地へ送る]]シーンは日本版の追加シーンであり、英語版にはない)。~

**関連カード [#k3979e78]
-[[《サファイアドラゴン》]]
--アニメGXでは、セブンスターズ編においてダークネス吹雪が使っている。~
その時の[[攻撃]]名は「スピア・クラッシュ」。~
「十代vsダークネス吹雪」(1戦目)では[[《フレンドッグ》]]を[[戦闘破壊]]し十代に[[貫通]][[ダメージ]]を与えたが、返しの[[ターン]]で[[《E・HERO ワイルドジャギーマン》]]により[[戦闘破壊]]された。~
この時[[《真紅眼の闇竜》]]と「ハーフトークン」を倒した時点で勝負は決していたのだが、初登場である[[《E・HERO ワイルドジャギーマン》]]の[[全体攻撃]][[効果]]を表すためか、[[ついでに>オーバーキル]]この[[カード]]も倒された。~
「異世界編」では[[《ゴブリンエリート部隊》]]のひとりが[[召喚]]したが、ヘルカイザー亮の[[《サイバー・ドラゴン》]]に倒された。~
「十代vsミスターT」(3戦目)では、ミスターTが[[《F・G・D》]]の[[融合素材]]として[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の[[効果]]で[[墓地]]に送り、[[《龍の鏡》]]の[[効果]]で[[除外]]した。~
「覇王十代vsジム」戦においてジムが使用した[[速攻魔法]]《ハーフ・ライフ》の[[イラスト]]に描かれている。~

-[[《ヘル・ドラゴン》]]
--その鋭い吻先で突き刺す様なイメージがあるが、ブレス攻撃である。~

-[[《アックス・ドラゴニュート》]]
-[[《ランサー・ドラゴニュート》]]
-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では吹雪・ジャックが使用する。~
[[カード]]プールが狭く[[セット]]される事も多いため、この[[環境]]では厄介で頼もしい存在であった。~
このゲームでもやはり[[攻撃]]モーションは風のブレスである。~

--デュエルリンクスでは、初期の[[【恐竜族】]]と違ってスキルを絡める必要も無く1900の[[攻撃力]]を叩き出せる事、更に[[貫通]]能力も持つこの[[カード]]は重宝され、「《スピア・ドラゴン》を《スピア・ドラゴン》で[[攻撃]]する」という懐かしい場面も見られた。~
カードプールの増加と共に採用率は下がったが、攻撃性能自体は悪くなく[[守備表示]]になる[[効果]]が初期[[ライフ]]の少ないあちらでの[[1ターンキル]]を回避する事にも繋がるため、[[【ドラゴン族】]]系の[[デッキ]]では姿を見かける事もある。~

**関連カード [#card]
-[[《竜の逆鱗》]]

-[[《ゴブリン突撃部隊》]]
-[[《ゴブリンエリート部隊》]]
-[[《ジャイアント・オーク》]]
-[[《不屈闘士レイレイ》]]
-[[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]
-[[貫通効果を持つモンスター>貫通#list]]

-[[《E・HERO ダーク・ブライトマン》]]
-[[攻撃後に守備表示となるカード>攻撃#shubi]]

**収録パック等 [#z9347a61]
―《スピア・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《竜魂の城》]]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-35 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-033 &size(10){[[Rare]]};
-[[公認大会賞品(2004年11月)>プロモカード#PC]] PC5-JP002 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP152 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-033 &size(10){[[Rare]]};
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-35 &size(10){[[Rare]]};
-[[STARTER DECK]] YSD-JP015
-[[プロモカード]] PC5-JP002
-[[STARTER DECK(2006)]] YSD-JP015
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP121  &size(10){[[Rare]]};
-[[スピードスタートデッキ シンクロ編>プロモカード#JF19]] SSD2-JP005

**FAQ [#h891056f]
Q:[[守備表示]]となる[[効果]]は、[[チェーン]]に乗りますか?~
A:この[[効果]]は[[永続効果]]なので乗りません。
**FAQ [#faq]
Q:[[守備表示]]となる[[効果]]は、[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:この[[効果]]は[[永続効果]]なので作りません。

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//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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