*《スピリット・ドラゴン/Spirit Ryu》 [#b42d88b9]
 効果モンスター
 星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守1000
 このカードが自分のターンに戦闘を行う場合、
 そのバトルステップ時に発動する事ができる。
 手札のドラゴン族モンスター1枚を墓地に捨てる度に、
 エンドステップまでこのカードの攻撃力と守備力は1000ポイントアップする。

 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した、[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[下級モンスター]]。~
 戦闘時に自身の[[攻撃力]]・[[守備力]]を大幅に上昇する[[起動効果]]を持つ。~

 性質上多量の[[手札]]を大量に消耗し、非常に使い勝手が悪いため、[[ドラゴン族]][[モンスター]]及び[[《超再生能力》]]がほぼ必須となる。~
 [[墓地を肥やす]]にしても、[[手札]]を消耗しない[[《メタモルポット》]][[《魔導雑貨商人》]][[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を用いた方が良い。~
 [[《F・G・D》]]を[[《龍の鏡》]]で[[融合召喚]]する目的で[[墓地を肥やす]]ために使うには力不足であり、通常の[[【ドラゴン族】]]には投入する必要はない。~

 このように扱いづらい[[モンスター]]だが、活用する方法はある。~
 [[【凡骨ビート】]]―すなわち[[《凡骨の意地》]]と大量の[[ドラゴン族]][[通常モンスター]]を投入する専用[[デッキ]]では、その力を最大限に発揮する。~
 この専用[[デッキ]]ならば、上手くすれば10000以上の[[攻撃力]]を得ることも決して不可能ではない。~
 [[手札]]・[[墓地]]に[[ドラゴン族]][[モンスター]]が溜まる特性を利用して、[[《融合》]][[《龍の鏡》]]の投入によって[[《F・G・D》]]を[[召喚]]することも可能となる。~
~
 加えて、[[《戦士ダイ・グレファー》]]と[[融合]]することで[[《ドラゴン・ウォリアー》]]を[[召喚]]できる。~
 [[《戦士ダイ・グレファー》]]は[[通常モンスター]]で、そこそこ[[攻撃力]]もあるので[[【凡骨ビート】]]に[[融合]]ギミックを採用するのは十分可能である。

 弱くとも、何かの力になる―それを体現したような[[モンスター]]である。

-正確には「このカードの[[攻撃宣言]]時」に発動する効果である。~
[[攻撃]]できない状況では[[効果]][[発動]]もできない。([[FAQ>#r9275b4d]]参照)

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナルである「乃亜編」における「海馬vsBIG5(大門)」戦において登場。~
罠も魔法も封じられた海馬が最後の突破口として使用し、[[手札]]に余った[[ドラゴン族]]を使った特攻によってBIG5のライフを消耗させた上で[[《お注射天使リリー》]]を撃破することに成功した。~
その後は「海馬vs剛三郎」戦、そして「KCグランプリ編」の「闇遊戯vsCPU」と登場するなどその登場率は意外に高く、その度に重要なポジションをこなしていた。~
特に「闇遊戯(他人のデッキを使用)vsCPU」においては、[[《凡骨の意地》]]からの[[ドラゴン族]]大量[[ドロー]]により[[効果]]を最大限に発揮され、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を撃破して[[フィニッシャー]]となった。~
攻撃名は[[ドラゴン族]]2枚を[[墓地]]に送った時が「スピリットソニック」、6枚を[[墓地]]に送った時が「スピリットバースト」。
--GXでは、ミスターTが[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の[[効果]]で[[墓地]]に送った。

・カードをよく見ると、目がどこか分からない。
**関連カード [#h70617d8]
-[[《ドラゴン・ウォリアー》]]

-[[《超再生能力》]]

**収録パック等 [#cb4ca396]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP153
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-034
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-36

**FAQ [#r9275b4d]
Q:2枚まとめて捨てることは出来ますか?~
A:いいえ、1枚ずつ処理します。

Q:3000ライフを支払った[[《光の護封壁》]]が発動している場合、[[手札]]の[[ドラゴン族]]を3枚捨てて[[攻撃力]]を4000にして攻撃することは出来ますか?~
A:いいえ、[[《光の護封壁》]]は「[[攻撃宣言]]を行えない」[[効果]]になるので、《スピリット・ドラゴン》は[[攻撃宣言]]できず、[[効果]]を[[発動]]できません。