*《スフィンクス・アンドロジュネス/Theinen the Great Sphinx》 [#kfc143cf]
 効果モンスター
 星10/光属性/獣族/攻3500/守3000
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上の「アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」が
 同時に破壊された時、500ライフポイントを払う事でのみ
 手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。
 このカードが特殊召喚に成功した時、500ライフポイントを払う事で、
 エンドフェイズ終了時までこのカードの攻撃力は3000ポイントアップする。

 [[PREMIUM PACK 7>PREMIUM PACK#wfe0b6ed]]で登場した[[光属性]]・[[獣族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 特定条件で自身を[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]、その際[[攻撃力]]を3000アップさせる[[誘発効果]]を持つ。~

 同時に[[破壊]]されないと[[特殊召喚]]できないが、その分[[効果]]は凶悪で、[[ライフ]]がほぼ無傷の[[相手]]に引導を渡すことも可能。~
 「2体の[[最上級]][[モンスター]]が同時に[[破壊]]される」というのは、普通に[[デュエル]]していれば稀なことである。~
 難しそうな条件に見えるが、[[《光のピラミッド》]]を[[破壊]]したり[[《砂利ケーン》]]等で[[手札]]に戻せば、比較的簡単に[[特殊召喚]]可能。~
 [[相手]]に[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《ライトニング・ボルテックス》]][[《激流葬》]]等を使われたときでも可能だが、上記の2体が場に出る時点でこの[[カード]]の存在が筒抜けになる恐れは高く、[[相手]]も可能な限り個別に[[除去]]しにくるだろう。~
 その[[ターン]]中に大[[ダメージ]]を叩き込むつもりなら、[[自分]]の[[《激流葬》]][[《ブラック・ホール》]][[《はさみ撃ち》]]等で能動的に[[破壊]]しても良い。~
 [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等で[[相手]]の[[カード]]もろとも[[破壊]]すれば[[ダメージ]]も通しやすくなる。~
 [[手札事故]]を招く危険性が増すが、[[《野性解放》]]と[[コンボ]]すれば[[1ターンキル]]も成立する。

-[[相手]][[ターン]]でも条件を満たせば[[特殊召喚]]可能。~
[[特殊召喚]]は[[誘発効果]]であり[[チェーンブロック]]を作る。~
一度に[[特殊召喚]]できるのは1体だけ。~
[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が2体ずつ[[破壊]]された場合も1体だけ特殊召喚できる。(09/12/12)

-ルール上、[[特殊召喚]]する[[効果]]が[[デッキ]]内でも[[発動]]する稀な[[カード]]。~
似たような[[カード]]に[[《メタル・デビルゾア》]]や[[《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》]]が存在するが、これらは[[召喚ルール効果]]であり[[発動]]を伴わない。~
[[デッキ]]内で[[効果]]の[[発動]]を行う[[カード]]は、他には[[《ナーガ》]]等ごく少数しか存在しない。~

-[[イラスト]]から見ると分からないが、[[《アンドロ・スフィンクス》]]の顔の裏には[[《スフィンクス・テーレイア》]]の顔がある。~
これは劇場版『光のピラミッド』で確認できる。~
--こうした点を考えると、日本名の「アンドロジュネス」とは「両性具有」を意味する「androgynous(アンドロギュノス)」に由来する言葉と思われる。~
海外では[[《ユベル》]]が両性具有ではなく女性とされるなど、子供向けメディアでの両性具有的表現を忌避する傾向にあるため、海外版で名前が変更されているのも納得がいく。~

-このカードは[[トーナメントパック2007 Vol.1]]に収録されているが、[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が収録されたのは後である。

-原作・アニメにおいて―~
劇場版「光のピラミッド」における「闇遊戯vsアヌビス」戦にてアヌビスが使用。~
アヌビス曰く、最強のしもべにして「神に仕えし獣の長」。~
[[《光のピラミッド》]]の[[破壊]]により[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が同時に[[破壊]]されたことで、[[デッキ]]から[[特殊召喚]]された。~
アニメではお互いの[[墓地]]の全ての[[モンスター]]の[[攻撃力]]を[[攻撃力]]に加える[[効果]]を持っており、[[攻撃力]]35000となる。~
しかし、遊戯はアヌビスの場に残っていた海馬の[[《異次元からの帰還》]]を[[罠カード]]《リバース・オブ・リバース》によって[[発動]]。~
[[三幻神]]を一斉に[[帰還]]させ、二神を[[生け贄]]として[[発動]]した[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[効果]]「インフィニティ・ゴッド・インパクト」によって[[破壊]]された。~

--作中では自身を[[特殊召喚]]する時と[[攻撃力]]を上昇させる時に500[[ライフポイント]]を払う必要が無かった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#jfb8e87e]
-[[スフィンクス]]

-[[《アンドロ・スフィンクス》]]
-[[《スフィンクス・テーレイア》]]

-[[《光のピラミッド》]]

-[[《お注射天使リリー》]]
-[[《メンタル・カウンセラー リリー》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#vddf173f]
-[[【光のピラミッド】]]

**収録パック等 [#ccd858f3]
-[[PREMIUM PACK 7>PREMIUM PACK#wfe0b6ed]] PP7-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2007 Vol.1]] TP01-JP007

**FAQ [#g25ac675]
Q:[[《アンドロ・スフィンクス》]][[《スフィンクス・テーレイア》]]が同時に[[破壊]]され[[除外]]される場合、[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、可能です。

Q:[[特殊召喚]]は[[召喚ルール効果]]([[チェーン]]に乗らない[[特殊召喚]])ですか?~
  [[誘発効果]]([[チェーン]]に乗る[[特殊召喚]])ですか?~
A:[[誘発効果]]です。(09/12/12)

Q:[[《スフィンクス・テーレイア》]]と[[《アンドロ・スフィンクス》]]をそれぞれコピーした[[《ファントム・オブ・カオス》]]が同時に[[破壊]]された場合、[[特殊召喚]]できますか?~
A:できます。(10/08/26)

Q:正規手順で[[特殊召喚]]した後は[[《死者蘇生》]]等で[[特殊召喚]]できますか?~
A:できます。(09/12/12)

Q:このカードをデッキから[[特殊召喚]]する場合[[効果]][[発動]]時に[[デッキ]]をめくってこのカードを相手に見せる必要がありますか?~
A:はい、効果発動時にカードを相手に見せる必要があります。(10/01/09)

Q:上の質問に関連して、[[デッキ]]からこの[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]に[[チェーン]]して[[《強欲な贈り物》]]など[[ドロー]]を行う[[カード]]を[[発動]]した場合、この[[カード]]はどこにおいてドローしますか?~
A:[[デッキ]]からこの[[カード]]を取りだした上で[[ドロー]]します。(10/08/26)

Q:フィールド上に[[《エンド・オブ・アヌビス》]]が存在する状態で、[[《スフィンクス・テーレイア》]]と[[《アンドロ・スフィンクス》]]が同時に破壊され墓地へ送られた時、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]を[[特殊召喚]]することは可能ですか?~
A:はい、可能です。(10/08/12)

Q:この[[カード]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]に対して[[《王宮の弾圧》]]、[[《神の警告》]]、[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]の[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:いいえ、[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する場合には[[発動]]することはできません。(11/01/31)

Q:この[[カード]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]に対して[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の[[効果]]を[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]し[[無効]]になりますが、[[デッキ]]に存在するこの[[カード]]は[[破壊]]されません。(11/01/31)


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。