チューナー(効果モンスター) 星1/風属性/植物族/攻 400/守 800 このカードが墓地に存在する場合、 このカード以外の自分の墓地の植物族モンスター1体を ゲームから除外して発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚し、 この効果を発動するために除外したモンスターの レベル分だけこのカードのレベルを上げる。 「スポーア」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
THE SHINING DARKNESSで登場した風属性・植物族の下級モンスターのチューナー。
墓地から自身を特殊召喚し、自身のレベルを上昇する起動効果を持つ。
《ゾンビキャリア》の様な自己再生効果を持つが、こちらは手札コストではなく植物族を使った墓地コストで自己再生する。
投入できるデッキがやや限定されるとはいえ、アドバンテージを失わずに自己再生できる効果は非常に優秀。
更に除外したモンスターのレベル分自身のレベルが上がるので、シンクロモンスターは勿論《コピー・プラント》等と組み合わせればエクシーズモンスターまで幅広くカバーできる。
ただし、必ずレベル2以上になる点には注意が必要である。
《レベル・スティーラー》とはそこそこ好相性。
墓地にレベル4以上のモンスター・《スポーア》・《レベル・スティーラー》があれば、「《スポーア》のコストで除外したモンスターのレベル+1」のレベルのシンクロモンスターを呼び出せる。
植物族は上級モンスターを容易に呼び出せるので、《レベル・スティーラー》は他の場面でもそれなりに活躍を見込めるだろう。
総じて【植物族】だけでなく、植物族がある程度投入されるデッキであれればまず採用される優秀な1枚である。
最盛期には類似の自己再生効果を持った《グローアップ・バルブ》とセットで投入されることも多く、チューナーはこれらだけだがシンクロ召喚は連打できるといったデッキも少なくなかった。
植物族が得意とする墓地蘇生と墓地コストがかち合う点はアンチシナジーとされてきたが、そもそもこの自己再生効果はデュエル中に1度しか使用することができないので、殆ど気にならなかったのである。
現在はその効果をエクシーズ召喚にも応用できるため、汎用性自体は上昇したが、相棒である《グローアップ・バルブ》・《ローンファイア・ブロッサム》・《ダンディライオン》はことごとく制限強化されてしまったため、各々デッキに合った植物族を選択する必要が出てきている。
残念ながらよく使用される《No.50 ブラック・コーン号》はレベルを持たないため対象外であり、最盛期のように気軽に出張できるカードでなくなったのは明白と言えるだろう。
Q:効果分類は何ですか?また、除外するのはコストですか?
A:起動効果で、除外するのはコストです。(10/10/24)
Q:《スポーア》を複数枚デッキに入れている場合でも、《スポーア》の効果はデュエル中1度しか発動できませんか?
A:はい、《ドル・ドラ》と同様に、《スポーア》を複数枚デッキに入れている場合でもデュエル中1度しか発動できません。(10/02/20)
Q:お互いのデッキに《スポーア》が存在する場合、その効果は自分と相手を合わせて1度ですか?
A:いいえ、お互いに1度ずつ効果を発動する事ができます。(10/02/21)
Q:《スポーア》の効果の発動を《天罰》などで無効にされた場合、もう一度発動することは可能ですか?
A:いいえ、その場合でもこのデュエル中にこの効果を発動する事はできません。(10/02/27)
Q:特殊召喚の後にレベルを上げる処理が入る扱いですか?
A:特殊召喚からの一連の処理で、レベルが初めから上がった状態で特殊召喚される形になります。
また、その特殊召喚した時に《激流葬》を発動することもできます。(10/02/22)
Q:《スキルドレイン》の効果が適用されているときに特殊召喚効果を使った場合、レベルはどうなりますか?
A:《スポーア》の効果が無効になるのでレベルは1になります。(10/05/23)
Q:レベルが上がった状態の《スポーア》が存在する状態で《スキルドレイン》を発動した場合、レベルはどうなりますか?
A:《スポーア》の効果が無効になるのでレベルは1になります。(10/05/23)
Q:植物族のエクシーズモンスターを除外して《スポーア》の効果を発動できますか?
A:いいえ、もともとレベルを持たないエクシーズモンスターを除外して《スポーア》の効果を発動する事はできません。(12/02/03)