遊戯王カードWiki - 《スマイル・ワールド》のバックアップ(No.14)

《スマイル・ワールド》 †

通常魔法
(1)：フィールドの表側表示モンスターの攻撃力はターン終了時まで、
フィールドのモンスターの数×１００アップする。

　アドバンスド・トーナメントパック2015 Vol.4で登場した通常魔法。
　フィールドのモンスターの数に比例した全体強化を行う効果を持つ。

　お互いのモンスターを同数値強化するので、モンスター同士の戦闘を補助できない。
　自分フィールドにしかモンスターが存在しない時に発動すれば純粋な強化となるが、最大でも500ポイントの強化にしかならず、フィールド魔法と大差がない。
　お互いのフィールドに５体のモンスターが並んでいる場合、合計5000の強化になるものの、《団結の力》でも十分な強化になるだろう。

お互いの全てのモンスターを同時に強化するカードはかなり珍しい。
弱体化であれば、《逆さ眼鏡》や《イルミラージュ》が存在する。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vにおいて、遊矢の父・榊遊勝がかつて所持していたカード。
若き日の洋子らが属する暴走族の抗争をこのカードで笑顔を振りまくことで鎮めた事があり、これが馴れ初めとなって後に両者は結婚することとなる。
その後は洋子の手に渡っており、「遊矢vs洋子」戦で洋子が使用。
《ＥＭヘイタイガー》・《ＥＭヘルプリンセス》・《爆走美神伝説総長烈怒宮偉陰(れっどくいーん)》の攻撃力をそれぞれ強化した。
その後遊矢が通常魔法《マジカル・スカイ・ミラー》で発動し、《ＥＭヘイタイガー》・《ＥＭヘルプリンセス》・《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を強化した。
デュエル後、洋子の激励と共に遊矢に渡され、以降は遊矢のデッキに確認できるものの、デュエルではなかなか使われなかった。
「遊矢vsバレット」戦で初めてドローしたものの、攻撃できない状況になったため、「このカードじゃ何もできない」と発言していた。

アニメではこのカードの発動時に存在したモンスターの数アップする効果だった。
OCGとは異なり、発動にチェーンした効果でモンスターの増減が起きても上昇値が変わらない。
強力とは言い難い効果であるが、トーナメントパックという特殊な形式で収録されたためか、OCG化の際に効果が変更される事は無かった。

このカードを発動した際、効果を受けたモンスターが文字通り笑顔になる演出がなされている。
ただし、元々無表情の《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》は、笑顔を模した球体が両目に張り付いていただけだった。
しかも、攻撃する際もそのままなので、かなりシュールな様相となっていた。

関連カード †

《団結の力》

収録パック等 †

アドバンスド・トーナメントパック2015 Vol.4 AT12-JP003 N-Parallel

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