*《スローライフ/Quiet Life》 [#top]
 永続魔法
 自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
 自分メインフェイズ1開始時にこのカードを発動できる。
 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、以下の効果を適用する。
 ●モンスターを通常召喚したプレイヤーは、そのターンモンスターを特殊召喚できない。
 ●モンスターを特殊召喚したプレイヤーは、そのターンモンスターを通常召喚できない。

 [[COLLECTORS PACK 2017]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[通常召喚]]または[[特殊召喚]]を行った[[プレイヤー]]の、もう一方の[[召喚]]行為をその[[ターン]]中封じる[[効果]]を持つ。~

 [[お互い]]の[[プレイヤー]]にかかる[[効果]]であるため、基本的には[[自分]]がなるべく影響を受けない[[デッキ]]で採用したい。~
 [[ビートダウン]]系統の[[デッキ]]で、[[特殊召喚]]を主体として展開するなら制約はかからない。~
 逆に[[【妖仙獣】]]・[[【ふわんだりぃず】]]のように[[通常召喚]]だけでも展開が可能な[[デッキ]]でも影響は小さい。~
 [[バーン]][[デッキ]]や[[特殊勝利]]といった非[[ビートダウン]]で[[相手]]の展開を妨害する役割も狙える。~

 しかし、現在では[[特殊召喚]]だけでも大量展開が可能な[[デッキ]]は多く、この[[カード]]のみで十分な展開抑制が見込めるかといえば怪しいところである。~
 [[《RR−ファジー・レイニアス》]]のように[[特殊召喚]]の[[発動条件]]に特定の[[カード名]]・[[カテゴリ]]・[[種族]]・[[属性]]を持つ[[モンスター]]が[[フィールド]]に存在することを要求することが多いなど[[特殊召喚]]を中心に大量展開する[[デッキ]]でも[[通常召喚]]を起点にすることがあるため、そういった[[デッキ]]の[[メタ]]として使用することもできる。~
 [[《切り込み隊長》]]や[[《ドラコネット》]]の様に[[召喚]]を[[トリガー]]に[[特殊召喚]]を行う[[効果]]を全て封殺することができ、[[《EMドクロバット・ジョーカー》]]などの[[召喚]]で[[サーチ]]を行った場合にその[[ターン]]の展開をそこで止めることができる。~
 [[【帝王】]]の様に、[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]要員を[[特殊召喚]]で調達する[[デッキ]]にも[[刺さる]]。~

 [[《シュトロームベルクの金の城》]]や[[《アームズ・ホール》]]のような、[[発動]]すると[[通常召喚]]できなくなる[[カード]]を併用するのも手で、[[デメリット]]が重複しており、影響が出ない。~

-スローライフ(Slow life)とは、田舎などでの古風で牧歌的な生活様式を指す和製英語である。~
都会の急かされがちな生活様式が疲れるということに対するアンチテーゼとして生まれた言葉でもあるため、こうした生活を営むことで精神的な余裕が生まれて心が豊かになるという思想的な意味も含まれている。~
だが[[イラスト]]に描かれているのは民衆に圧制を敷いている[[王宮]]の兵士たちであり、この場合は単純に生活に余裕があるという面で使われているようである。~

--和製英語であるため、[[英語名]]では「閑居(世俗を逃れ静かに暮らす事、あるいは暇である事)」を意味する熟語「Quiet Life」となっている。

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢&黒咲vsグロリア&グレース」戦においてグロリアが使用。~
[[先攻]]1[[ターン]]目に[[発動]]され、更に[[《アマゾネス拝謁の間》]]と合わせて遊矢たちの立ち回りに大きな制限を掛けた。~
(遊矢たちが[[特殊召喚]]による大量展開を行った場合はあちらで大幅に[[回復]]でき、[[回復]]を警戒して[[通常召喚]]した場合はこちらでそれ以上の展開を封じることができた。)~
なお、遊矢たちは[[回復]]を気にせずに大量展開する方を選択しているため、結果的にはこの[[カード]]による展開抑止はあまりできなかった。~
因みに、この[[デュエル]]中はどの[[プレイヤー]]も一切[[通常召喚]]を行っていない。~

--アニメでは[[自分]][[メインフェイズ]]1開始時以外でも[[発動]]できた。~
--アニメでは[[自分]][[メインフェイズ1>メインフェイズ#M1]]開始時以外でも[[発動]]できた。~

--アニメARC-Vにおいて唯一デュエルディスクの機能で[[テキスト]]を確認された[[カード]]である。~
--アニメARC-Vにおいて唯一デュエルディスクの機能で[[テキスト]]を[[確認]]された[[カード]]である。~
[[相手]]の[[カードの効果]]を把握しないのがアニメの遊戯王の常であり、ARC-Vでも他の[[デュエル]]を見る限りはその仕様だと思われるのだが、なぜかこの[[カード]]のみ例外であった。~
ただし、直前に[[相手]]が説明していたため、既に判明している[[効果]]の再[[確認]]ならば行えると考えれば辻褄は合う。~
ちなみに、漫画GXでも([[使用者>《トラゴエディア》]]の細工により叶わなかったが)[[相手]]の[[《The supremacy SUN》]]の[[効果]]を確認しようとするシーンがあった。
ちなみに、漫画GXでも([[使用者>《トラゴエディア》]]の細工により叶わなかったが)[[相手]]の[[《The supremacy SUN》]]の[[効果]]を[[確認]]しようとするシーンがあった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[メインフェイズ1の開始時に発動できるカード>《大寒波》#card2]]

―[[イラスト]]関連
-[[《謙虚な番兵》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[COLLECTORS PACK 2017]] CP17-JP024

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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