《スロットマシーンAM−7/Slot Machine》 †
通常モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2000/守2300
スロットに揃う数で能力を変化させる事ができるという機械。
Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した闇属性・機械族の最上級モンスター。
効果を持たない最上級モンスターでありながら下級アタッカー級の攻撃力しかないのはあまりに貧弱である。
通常モンスターであっても、以下のような特徴のあるモンスターであれば、ステータスに関わらず活躍が可能である。
- 何らかのカテゴリに属している。(《E・HERO ネオス》や《神龍の聖刻印》など)
- 自身のカード名を参照する召喚条件や効果がある。(《青眼の白龍》や《真紅眼の黒竜》など)
- 自身のカード名が融合素材などに指定されている。(《ブラック・マジシャン》や《暗黒騎士ガイア》など)
- チューナーまたはペンデュラムモンスターである。(《竜核の呪霊者》や《ゴースト・ビーフ》など)
しかしこのカードは上記のいずれにも該当しないため、種族や属性の面を除けば単なる通常モンスターとして使用する他ない。
にも関わらず、攻撃力は同条件の中では《ストーン・ドラゴン》と並んで最低であり、最上級モンスターの中でも特に使い途に乏しい。
- スロットマシーンとは、1900年頃にアメリカで開発されたコイン作動式の賭博用ゲーム機の一種のこと。
硬貨投入口(スロット)から硬貨を入れてレバーを引くと3個ほどの円筒が回転し、これが停止した時に小窓から見える円筒上の絵柄の組合せで勝負をする。
- オーソドックスなスロットマシーンの絵柄には、「7」や「BAR」以外にも、ベルやチェリー、スイカなどが大定番として挙げられる。
しかしゲーム作品のCGでは、このモンスターのシリンダーの絵柄は、「?」以外には「7」を含む1や6などの「数字」しか描かれていないようである。
- 英語名では、単なる「Slot Machine(スロットマシン)」になっている。
- コナミのゲーム作品において―
DM3〜4では、カード名に「AM−7」と付いておらず、《スロットマシーン》というカード名になっていた。
DM4などでは、《7カード》によって強化できる唯一のカードとなっており、このカード特有の性質を持たされている。
だがこのカードのステータスの合計値の高さによるコストの重さ等から、やはり多くの作品では活躍させにくかった。
ちなみに同じ境遇の《ストーン・ドラゴン》は、序盤から手軽に作れて強い融合モンスターとして、ゲーム作品では重宝されていた。
- 真DM2ではキースがデッキリーダーにしており、階級は中佐で「味方同族移動力増大」というデッキリーダー能力を取得している。
こちらでも《7カード》で強化できる唯一のカードであり、《7カード》の強化幅やコストから、この作品ではそれをこのカードの採用理由にする価値は十分ある。
関連カード †
―《スロットマシーンAM−7》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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