《セイクリッド・テンペスト》

永続魔法
「セイクリッド・テンペスト」の(1)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):自分エンドフェイズに自分フィールドのX素材を持った
「セイクリッド」Xモンスター2体を対象として発動できる。
そのXモンスター2体のX素材を全て取り除き、相手LPを半分にする。
(2):自分スタンバイフェイズに自分フィールドの
「セイクリッド」Xモンスター1体と
自分の墓地の「セイクリッド」モンスター1体を対象として発動できる。
その墓地のモンスターを、そのXモンスターの下に重ねてX素材とする。

 ブースターSP−レイジング・マスターズ−で登場した永続魔法

 (1)の効果相手ライフポイントを半分にする効果
 初期ライフ8000の状況から使えば4000ものライフ・アドバンテージが得られる。
 しかし発動するには、セイクリッドエクシーズモンスター2体を並べ、そのエクシーズ素材を全て取り除く必要がある。
 【セイクリッド】は展開力に長けるため、条件を満たすこと自体はそこまで難しくはなく、エクシーズ素材がなくなっていても《セイクリッド・トレミスM7》を重ねることで条件にカウントできる。
 しかし、セイクリッドエクシーズモンスター相手ターン効果発動できるものも多く、自分エンドフェイズに全てエクシーズ素材を取り除いてしまうとそれらの効果を使えなくなってしまう。
 そこまでの手間とリスクを負わずとも、セイクリッド効果を使えば半減させる以上のダメージを与えるのも難しくはない。

 (2)の効果は、墓地セイクリッドセイクリッドエクシーズモンスターエクシーズ素材にできる効果
 こちらは相手ターンで使い切っているであろうエクシーズ素材を補充できるため、動きとしては大きく噛み合っている。
 しかし効果発動タイミングはスタンバイフェイズのため、このカード発動したターンにはこの効果は使えず、即効性で見れば《オーバーレイ・リジェネレート》等のほうが使いやすい。
 当然ながら、次のスタンバイフェイズにそのエクシーズモンスターとこのカード両方が残っている必要がある点もネックとなる。
 無理に守って補充するよりも《エクシーズ・リボーン》等を使う方法もある等、噛み合わない効果ではないが実用性は低いと言わざるを得ない。

関連カード

収録パック等

FAQ

(1)の効果について

Q:(1)の効果解決時対象に選択したモンスターの内1体がフィールドに存在しくなった場合、残りの選択したモンスターエクシーズ素材は取り除かれ、相手ライフポイントは半分になりますか?
A:いいえ、その場合、もう1体の選択したモンスターエクシーズ素材は取り除かれず、相手ライフポイントは半分になりません。(14/08/09)

Q:(1)の効果解決時対象に選択したモンスターの内1体のエクシーズ素材が他のカードによりなくなった場合、相手ライフポイントは半分になりますか?
A:いいえ、その場合、もう1体の選択したモンスターエクシーズ素材は取り除かれず、相手ライフポイントは半分になりません。(14/08/09)

Q:(1)の効果解決時対象に選択したモンスターの内1体が裏側表示になった場合、そのモンスターエクシーズ素材は取り除かれ、相手ライフポイントは半分になりますか?
A:いいえ、その場合、そのモンスターエクシーズ素材は取り除かれず、もう1体の選択したモンスターエクシーズ素材は取り除かれず、相手ライフポイントは半分になりません。(14/08/09)

(2)の効果について

Q:(2)の効果解決時対象に選択したフィールドエクシーズモンスター裏側表示になった場合、そのモンスターの下に重ねてエクシーズ素材にする処理が行われますか?
A:いいえ、行われません。(14/08/09)

Q:(2)の効果は1ターンに複数回発動できますか?
A:いいえ、できません。(16/04/15)

Q:(上記を踏まえて)《検閲》《リサイクル》、《セイクリッド・テンペスト》はいずれも『1ターンに1度』という表記がないですが、なぜ《検閲》《リサイクル》は1ターンに複数回発動できるのに対し、このカードの(2)の効果は1ターンに複数回発動できないのでしょうか?
A:それぞれのカード効果によって処理方法が異なります。
  そのため、《検閲》《リサイクル》効果処理と、《セイクリッド・テンペスト》の効果処理の違いやその理由につきましては、ご回答差し上げることができません。(16/04/16)


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