エクシーズ・効果モンスター ランク6/光属性/機械族/攻2700/守2000 レベル6モンスター×2 このカードは「セイクリッド・トレミスM7」以外の 自分フィールド上の「セイクリッド」と名のついたエクシーズモンスターの上に このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。 この方法で特殊召喚した場合、このターンこのカードの効果は発動できない。 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、 自分または相手のフィールド上・墓地のモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。
DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス!!−で登場した光属性・機械族のエクシーズモンスター。
《CNo.39 希望皇ホープレイ》同様の特殊なエクシーズ召喚方法を持ち、フィールド・墓地のモンスターを手札に戻す効果を持つ。
相手フィールドからバウンス・相手の墓地アドバンテージを削る・自分フィールドのセルフバウンス・自分の墓地からのサルベージという4つの事が可能。
基本的には相手モンスターのバウンスか自分モンスターのサルベージを行うことになるだろう。
相手モンスターのバウンスは、主にシンクロモンスターやエクシーズモンスターを狙いたい所。
そうでなければアドバンテージは稼げないので、直接攻撃での大ダメージが狙える状況で使うのがいいだろう。
しかし、【セイクリッド】では《セイクリッド・プレアデス》と効果が被っているため、出来れば他の効果を活用したい。
自分モンスターのサルベージは、このカード唯一のアドバンテージを稼げる効果である。
モンスターカードであれば何でもサルベージできるので、通常なら再利用手段の乏しい特殊召喚モンスターをサルベージして展開すると大きなダメージが見込める。
このカードのエクシーズ素材になっているモンスターを手札に戻す使い方もある。
これを利用して《カオス・ソーサラー》などを再利用するのも良い。
《ライトレイ ソーサラー》であれば除外されているモンスターの数が3体以上なら、繰り返し特殊召喚することができる。
相手の墓地のサルベージは主に墓地利用の妨害になるが、それほど使う機会は無く他を優先した方がいいだろう。
自分フィールドのモンスターを手札に戻す行為はボード・アドバンテージを失うが、召喚・特殊召喚時の誘発効果などを再度発動させることが可能になる。
セイクリッドには召喚に成功した時に発動する効果を持つモンスターが多いため、それらのモンスターを手札に戻す事でアドバンテージを狙いたい。
とはいえサルベージでも十分なことが多く、基本的にはボード・アドバンテージを失うだけなので、よほど再利用したいモンスターがいなければ使用は控えた方がいい。
特殊な召喚方法として他のセイクリッドエクシーズモンスターに重ねて出すこともできる。
しかし、この方法で特殊召喚したターンは効果が使えず、警戒した相手にすぐ除去される可能性が高いので使いやすいとは言い難い。
とはいえ、レベル6×2を並べるよりも簡単に出せることや、エクシーズ素材が無くなったセイクリッドエクシーズモンスターを有効活用できるのがこのカードの強みと言える。
また、このカードはランク6であるため、実質全てのセイクリッドエクシーズモンスターを《迅雷の騎士ガイアドラグーン》にする事ができる。
レベル3×2で《セイクリッド・ヒアデス》を作り、相手を守備表示にした上でこのカードを出し、《迅雷の騎士ガイアドラグーン》にして攻撃すれば大抵のモンスターを貫通ダメージ付きで処理できる。
通常のエクシーズ召喚を行う場合、セイクリッドなら《セイクリッド・レスカ》・《セイクリッド・アンタレス》・《セイクリッド・カウスト》を使うと良い。
また、素材に縛りが無いので他のデッキでも比較的出しやすく、効果の汎用性も相まって様々なデッキで活用できる。
メインデッキを圧迫しない《死者転生》としても使え、モンスターの再利用、除去を併せ持つ点から、カオスや植物族などのレベル6を並べることが容易なデッキにおいて多用されている。
【帝コントロール】ではフィールドでバニラ状態になっている帝をエクシーズ素材にして回収することで、再度帝の効果を狙うという芸当もできる。
レベル6軸の【リチュア】もレベル6を並べやすく、サルベージ効果の相性が良いデッキであり、特に【聖刻リチュア】では3枚積みされる。
また、《携帯型バッテリー》により《燃料電池メン》を並べられる【電池メン】とは光属性サポートを共有でき、また《電池メン−単四型》をサルベージすることでエクシーズ召喚を繰り返し狙えるなどこちらも相性が良い。
【未来ショッカー】 においても、《人造人間−サイコ・リターナー》の効果によって召喚された、自壊する前の《人造人間−サイコ・ショッカー》を使ってエクシーズ召喚し、ディスアドバンテージを少しでも減らすことができる。
―《セイクリッド・トレミスM7》の姿が見られるカード
Q:対象を指定する効果ですか?
A:はい、自分フィールド上・自分の墓地・相手フィールド上・相手の墓地に存在しているモンスターのうち、いずれか1体を対象に指定する効果です。(12/06/28)
Q:セイクリッドと名のついたエクシーズモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚を行ったこのカードをそのターンに《月の書》等の効果で裏側表示にし、同じターンに《太陽の書》等の効果で表側表示にした場合、そのターンに手札に戻す効果は発動できますか?
A:はい、発動できます。(12/02/08)
Q:墓地のカードを対象に《セイクリッド・トレミスM7》の効果を発動する場合、その効果に対して《リ・バウンド》を発動することはできますか?
A:いいえ、できません。(12/04/15)
Q:自分フィールド上にこのモンスターしか存在せず、自分の墓地・相手のフィールド・墓地のいずれにもモンスターが存在しない場合、このカードの効果を発動することはできますか?
A:はい、発動できます。(12/06/28)
Q:自分の墓地にモンスターが存在しないときにこのカードの効果を発動し、コストとして墓地に送られたエクシーズ素材となっていたモンスターを選択して手札に戻すことはできますか?
A:はい、できます。(12/06/28)