*《セカンド・チャンス/Second Coin Toss》 [#xf9079c0]
 永続魔法
 自分がコイントスを行った場合、その処理時に1度だけ、
 コイントスを最初からやり直す事ができる。
 「セカンド・チャンス」の効果は1ターンに1度しか適用できない。

 [[Mythological Age −蘇りし魂−]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[コイントス]]を一度だけやり直す[[効果]]を持つ。~

 [[《時の魔術師》]]等の[[コイントス]][[効果]]の成功率を上げることができる。~
 [[《モンスターBOX》]]や[[《一撃必殺侍》]]等をフルに使うならば、この[[カード]]もぜひ投入したい。~
 [[【侍BOX】]]では[[キーカード]]となり、[[【ギャンブル】]]ではほぼ[[必須カード]]となる。~
 [[【アルカナフォース】]]では、[[《逆転する運命》]]や採用する[[カード]]によっては投入しなくてもいいが、あれば安心できる。~

 ただし、[[1ターンに1度]]しかやり直すことができない。~
 [[コイントス]]を要する[[効果]]が複数ある場合、例えこの[[カード]]が複数枚存在していたとしても[[効果]]は重複せず、やり直せるのは1度きりとなる。~
 [[自分]]または[[相手]]の[[ターン]]片方だけで[[効果]]を[[適用]]するのは勿体ないので、なるべく両方の機会で[[効果]]を[[適用]]できるように[[デッキ]]構成や戦術を組み立てたい。~

-[[コイントス]]の成功[[確率]]は1/2だが、この[[カード]]でやり直すことで成功[[確率]]を3/4まで引き上げることができる。~
--仮に表を成功とする。[[コイントス]]を2回行えるとすると、その結果は表表、表裏、裏表、裏裏の4通りであり、表裏の場合はそもそもこの[[カード]]でやり直す必要がない。~
よって、この[[カード]]を用いても失敗する結果は裏裏が出る1通りのみであるため、成功する[[確率]]は1-(1/4)=3/4となる。

-複数の[[同名カード]]が存在しても、この[[カードの効果]]が[[適用]]できるのは[[1ターンに1度]]だけである。~
これは、[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]]の再録で[[エラッタ]]され、明確になった。~

-[[イラスト]]では、[[《成金ゴブリン》]]に登場したゴブリンが逆の立場になり、別の金持ちにお金を恵んでもらっている。~
かつての面影はなく、自分が行っていた汚い施しを、今度は自分が受けねばならぬほど、生活に窮しているようだ。~

-第2回カリスマデュエリスト最強決定戦「千丈目vsジャンボ牛尾」において、千丈目が使用。~
何度も[[コイントス]]されたが、この[[カード]]が役に立つ事はなかった。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「明日香vsボーイ」戦においてボーイが使用。~
彼の[[デッキ]]の中核をなしており、この[[カード]]の[[効果]]を毎[[ターン]]使用して《ギャンブル天使バニー》([[《暴れ牛鬼》]]参照)や[[《モンスターBOX》]]等の[[効果]]を確実に成功させていた。~
なお、ボーイは1度目で[[コイントス]]を成功することは1回もできず、この[[カード]]の[[効果]]を使用した[[ターン]]には[[コイントス]][[効果]]を使用しない自信のなさも見せた。~
明日香からはそういったこの[[カード]]への依存をボーイの性格の根底にある弱さ・ずるさと重ね合わせて咎められ、[[《サイバー・プリマ》]]の[[効果]]で[[破壊]]された。~
---ボーイはこの[[カード]]を使用したことで、十代や翔に謂れの無い批判を受けていた。~

--アニメ5D'sの「レオvsクロウ」にてレオが使用した「クロック・ナイト」という[[カテゴリ]]の[[モンスター]]は、[[コイントス]]に成功すると[[攻撃力]]をアップする[[効果]]と、他の「クロック・ナイト」の[[コイントス]]が失敗した場合に1度だけやり直せるという、この[[カード]]とほぼ同じ[[効果]]を持っていた。~
---「クロック・ナイト」の[[効果]]について、対戦[[相手]]のクロウに「[[ギャンブルデッキ>【ギャンブル】]]のくせに[[効果]]をやり直すだと?」と批判されている。~

--一方、原作及び遊戯王Rの[[ギャンブル]]使いである城之内はやり直す[[カード]]を使用していた。~

--総じて[[カード]][[効果]]でありルール違反でもないが、やり直しが効かない一発勝負なのが[[ギャンブル]]の魅力とロマンであるため、それを否定するような[[効果]]を持つ[[カード]]はアニメでは非難を浴びやすいようだ。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではかんたんモードで斎王が使用するが、元々彼は狙った[[効果]]を出しやすいのでこの[[カード]]の[[効果]]を使う事は殆ど無い。~
プレイヤーは隠し[[デッキ]]「ラプラスの悪魔」で使用することができる。~
[[アルカナフォース]]やその関連[[カード]]を含め、表を出す確率を上げられるので[[プレイヤー]]には心強い。~

**関連カード [#i8467c79]
-[[《ラッキー・チャンス!》]]

-[[《リバースダイス》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《成金ゴブリン》]]

-[[《大暴落》]]
-[[《バブル・クラッシュ》]]
-[[《ゴブリンのその場しのぎ》]]

**[[コイントス]]の[[効果]]を含む[[カード]] [#gbea3968]
 ─[[コイントス]]参照~

**このカードを使用する代表的なデッキ [#mee5fa04]
-[[【ギャンブル】]]
-[[【侍BOX】]]
-[[【アルカナフォース】]]

**収録パック等 [#r0c28bd2]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP192
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP157
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-074
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]] MA-35 &size(10){[[Rare]]};
-[[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]] SJ2-048

**FAQ [#ccf11b02]
Q:[[コイントス]]をやり直す[[効果]]に、[[チェーンブロック]]は作られますか?~
A:いいえ、作られません。~
  [[コイントス]]を行う[[カード]]の処理中に、やり直しを行います。(08/11/05)

Q:[[ダメージステップ]]に[[コイントス]]をやり直す[[効果]]を使えますか?~
A:はい、使用できます。(08/11/05)

Q:[[《ブローバック・ドラゴン》]]等の3回[[コイントス]]を行う[[効果]]に対して使用した場合、どうなりますか?~
A:3回全てを[[無効]]にして、もう1度[[コイントス]]を3回行います。

Q:この[[カード]]が2枚以上存在する時、[[効果]]は重複しますか?~
A:いいえ、何枚あってもやり直せるのは1[[ターン]]に1度だけとなります。~

Q:上記は「1つの[[効果]]につき、やり直しが1回」という意味ですか?~
A:いいえ、「複数の[[効果]]があっても、やり直しは1[[ターン]]に1回」という意味です。~
  例えば[[自分]]の場でこの[[カード]]が2枚[[発動]]しており、さらに[[《運命の分かれ道》]]と[[《デビル・コメディアン》]]が伏せてあるとします。~
  この状態で[[《運命の分かれ道》]]を[[発動]]し[[コイントス]]をやり直した場合、同一[[ターン]]に[[《デビル・コメディアン》]]を[[発動]]するならばそのとき[[コイントス]]のやり直しはできません。

Q:[[《運命の分かれ道》]]に対して使用した場合、[[自分]]だけがトスし直しますか?それとも両者がトスし直しますか?~
A:[[自分]]だけが[[コイントス]]をやり直します。(10/08/08)

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