通常魔法 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。 この効果によって破壊した後、相手プレイヤーは1000ライフポイント回復する。
LIMITED EDITION 5で登場した単体除去の通常魔法。
相手ライフを1000ポイント回復させるという代償はあるが、モンスター1体を指定して破壊できる優秀なカード。
対象をとる(指定する)効果である。
ライフ・アドバンテージよりもカード・アドバンテージを優先するビートダウンでは、1000ポイントの回復など微々たるものである。
だが魔法カードの対象をとる(指定する)効果に耐性を持つモンスターには効果がない。
決して悪いカードではないのだが、対象をとらない《地砕き》の方が優先される。
もっとも、任意の対象を破壊できる点では勝り、相手ライフを削る必要の無い【終焉のカウントダウン】や【エクゾディア】なら対象の任意指定ができるため、採用の余地はある。
回復効果は一見デメリットだが、破壊後ライフ回復という処理が入るため、破壊直後に発動タイミングが訪れるカードや効果を発動させないというメリットにもなる。
たとえば《道連れ》などはタイミングを逃してしまう。
このように「破壊の後に別処理が入ると使えないカード」全般を封じることができる。
ゆえに《蛇神降臨》を発動されないので、対ヴェノムとして有効。
《ユベル》の進化を封殺できる数少ないカードでもある。
ロックデッキにおいて《自爆スイッチ》の発動条件のサポートとして投入されてくる事がある。
また、《シモッチによる副作用》とのコンボでは単体除去+1000ダメージという《邪帝ガイウス》に匹敵する優秀さにもなる。
→【シモッチバーン】