通常魔法 (1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その相手の表側表示モンスターを破壊する。 その後、相手は1000LP回復する。
LIMITED EDITION 5で登場した通常魔法。
モンスターを指定して単体除去し、相手のライフ回復を行う効果を持つ。
対象をとらず全体除去が行える《ブラック・ホール》が無制限カード、《サンダー・ボルト》が制限カードであるため、あえてこちらを優先する意義は乏しい。
前者と比べ、自分フィールド上のモンスターを巻き込まない点は明確な優位点だが、通常魔法でのモンスター除去が必要な局面では除去数の優先されるケースが多い。
そもそも高速化の進む現環境では《激流葬》等の相手ターンで妨害できるカードの方が有用なことも多く、そこまでの枚数が必要であるかは疑問が残る。
《ミラクル・フリッパー》を活用したり、《超魔神イド》を送りつけたり《威光魔人》等を維持してロックをかけるデッキであれば、《ブラック・ホール》より優先して採用する意義はある。
これらのモンスターを巻き込まず、邪魔なモンスターだけを選択して破壊できる。
ささやかながら、破壊と回復が同時でないため、破壊された時をトリガーとする一部の任意効果のタイミングを逃させることができるという利点もある。
1000ライフの回復はこの手のロックデッキではほぼ問題にならないだろう。
《堕天使ナース−レフィキュル》や《シモッチによる副作用》とコンボすれば、回復をダメージに変換できるので【シモッチバーン】では有用な候補となる。
Q:モンスターの破壊とライフ回復は同時ですか、それとも順番にですか?
A:破壊した後にライフ回復を行うので、同時ではありません。(08/09/16)