効果モンスター 星４/闇属性/アンデット族/攻1800/守 0 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 手札のモンスターカード１枚を墓地に送る事で、 自分または相手の墓地に存在するレベル４以下のアンデット族モンスター１体を特殊召喚する。 この効果は１ターンに１度しか使用できない。
TACTICAL EVOLUTIONで登場した、闇属性・アンデット族の下級モンスター。
相手か自分の墓地に存在するレベル４以下のアンデット族を特殊召喚する起動効果を持つ。
この効果は特殊なため、発動と効果処理には注意点がある。(下記参照)
攻撃力の高さから、【アンデット族】ではアタッカーとして使える。
守備力が０なのでアンデット族のリクルーター《ピラミッド・タートル》とサーチャーの《ゴブリンゾンビ》の両方に対応する。
さらに《悪夢再び》で墓地から回収できる。
ただし《エネミーコントローラー》のような表示形式変更系のカードに注意する必要がある。
召喚制限も無くコストとなるモンスターの種族も制限されないため、似た効果の《ヴァンパイアジェネシス》よりも格段に使いやすい。
手札から上級アンデット族モンスターを捨てて、それを《生者の書−禁断の呪術−》で蘇生させるのが理想的な運用。
また、効果の発動のために捨てたアンデット族モンスターも蘇生対象にすることができるので、擬似《切り込み隊長》のような役割も果たせる。
ただしこの場合、どちらかの墓地にレベル４以下のアンデット族モンスターがいなければ発動できないので注意すること。
このカードを召喚→同名カードを捨てて蘇生→同名カードを捨てて蘇生、とつなげれば１ターンで複数のモンスターを並べることができる。
《ゴブリンゾンビ》のサーチ能力を使えばそう難しくない上に有力な蘇生対象となる。
《ピラミッド・タートル》・《ゴブリンゾンビ》の再利用、【ワイト】での活躍が見込めるだろう。
《馬頭鬼》を捨てて《ゾンビキャリア》を蘇生し、シンクロ召喚を行い、《馬頭鬼》の効果で再び《ゾンビキャリア》を蘇生することでレベル８のシンクロモンスターを容易に出すことも可能である。
《ゾンビ・マスター》を連結するコンボを使った場合は非常に凶悪。
カードを１枚も消費していないのに場と手札のカードはどんどん増えていく。
この《生還の宝札》とのコンボを狙う場合、《ゴブリンゾンビ》によるサーチが重要になる。
《ピラミッド・タートル》にも対応するが、このターボを狙う場合、《ゾンビ・マスター》はフィールドより手札にいたほうが都合が良い。
《ゾンビ・マスター》のコストはモンスターに限定されているため、コストと蘇生を１枚で兼ねられるこの方法は効率的なのだ。
《ピラミッド・タートル》よりも《ゴブリンゾンビ》のほうが発動条件が簡単で済むのも利点。
相手の墓地から頂く場合、《魂を削る死霊》等はデッキ投入率が高いので狙い目である。
ただし、この場合《生還の宝札》の効果は適用できないので注意。
《アンデットワールド》の影響下では相手のあらゆる下級モンスターを蘇生できる。
さらに《生還の宝札》と《キャノン・ソルジャー》（または《マスドライバー》等の射出系カード）がある状態で、フィールドと墓地にこのカードが１枚ずつ存在すれば１ターンキルも容易。
このコンボをメインにしたデッキが、【アンデットオーム】である。
―イラスト関連
Ｑ：自分の手札からモンスター１体を墓地に送る?のは、コストですか？効果ですか？
Ａ：コストです。(07/05/12)
Ｑ：墓地のモンスターを対象をとる効果ですか？
Ａ：はい、そうです。(07/05/17)
Ｑ：この捨てたモンスターを墓地からの特殊召喚対象として選択できますか？
Ａ：はい、できます。(07/08/29)
Ｑ：墓地にアンデット族が存在しないときに発動し、コストで墓地に送ったモンスターを特殊召喚できますか？
Ａ：できません。(08/03/15)
Ｑ：《ゾンビ・マスター》のモンスター効果の発動に、相手にチェーン《エネミーコントローラー》で、その《ゾンビ・マスター》のコントロールを奪われました。
その《ゾンビ・マスター》による特殊召喚効果は有効ですか？
また特殊召喚するフィールドは、発動した側ですか、あるいは現在《ゾンビ・マスター》がいる側ですか？
Ａ：効果解決時に、《ゾンビ・マスター》のコントロールが移っている場合でも特殊召喚は有効です。
効果を発動したプレイヤーのフィールド上に、特殊召喚します。(08/04/15)
Ｑ：このカードの効果で墓地から《ゾンビ・マスター》を特殊召喚しました。特殊召喚した《ゾンビ・マスター》のこの効果は発動できますか？
Ａ：はい、できます。(09/03/07)