*《タイガードラゴン/Tiger Dragon》 [#ic746647]
 効果モンスター
 星6/地属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
 ドラゴン族モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時、
 相手の魔法&罠カードゾーンにセットされたカードを2枚まで破壊する事ができる。

 [[CROSSROADS OF CHAOS]]で登場した[[地属性]]・[[ドラゴン族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[ドラゴン族]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]した時に、[[セット]]された[[魔法・罠カード]]を2枚まで[[破壊]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 類似する[[効果]]を持つ[[《氷帝メビウス》]]と比較すると、[[リリース]]する[[モンスター]]が限定されている点や、[[自分]]の[[カード]]や[[表側表示]]の[[カード]]を[[破壊]]できない点で劣る。~
 [[種族]]や[[守備力]]の高さで差別化できるが、扱いにくい点が多く、[[下位互換]][[カード]]となっている。~
 普通に[[アドバンス召喚]]を狙うと[[下位互換]]となる。~

 [[リリース]]には、[[特殊召喚]]した[[《バイス・ドラゴン》]]を使用すれば、1[[ターン]]でこの[[カード]]につなげることができる。~
 他にも[[ライフコスト]]を要するものの、[[《簡易融合》]]で[[《暗黒火炎龍》]]を[[特殊召喚]]し、そのまま[[アドバンス召喚]]するのも良い。~
 この[[リリース]]素材の制限やより強力な[[《氷帝メビウス》]]の存在から、[[ドラゴン族]]を主体とする[[デッキ]]で使用されることになるだろう。~
 当然だが、利用は[[【ドラゴン族】]]限定となる。~
 [[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]を使用すれば、1[[ターン]]で展開しつつ[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]につなげられる。~
 ただ[[【聖刻】]]で利用するとなると[[《聖刻龍−シユウドラゴン》]]のほうが都合がよく、[[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]だけならば[[《氷帝メビウス》]]で事足りる。~

 [[魔法・罠カード]]は[[セット]]状態の[[カード]]しか[[破壊]]できず、この[[カード]]の[[モンスター効果]]に[[チェーン]]して[[永続罠]]を[[発動]]されると[[除去]]できない。~
 [[魔法・罠カード]]の[[セット]]を強要する[[《魔封じの芳香》]]とは相性が良い。~
 ただし、[[ドラゴン族]]を主体とする[[デッキ]]には、[[《魔封じの芳香》]]を活用する[[デッキ]]はない。~
 [[《トラップ・スタン》]]や[[《心鎮壷のレプリカ》]]等、[[発動]]を封じる[[カード]]とセットで使用する方がいいだろう。
 この[[カード]]を利用する上で最大の武器となるのは、[[《巌征竜−レドックス》]]から[[サーチ]]できる点であろう。~
 他[[属性]]の[[征竜]]を[[特殊召喚]]する際にあちらを[[除外]]すれば、[[リリース]]調達とこの[[カード]]の[[サーチ]]が同時に行える。~
 上記[[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]と採用する[[征竜]]に対応する[[属性]]の[[ドラゴン族]][[通常モンスター]]を併用すれば、展開ルートが増え、また[[征竜]]の[[コスト]]も捻出しやすい。~

 [[ドラゴン族]][[上級モンスター]]は[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]から[[特殊召喚]]する事が多い。~
 [[特殊召喚]]された時には[[効果]]が[[発動]]しないため、[[【ドラゴン族】]]でも扱いにくさが目立つ。~
 しかし、[[聖刻]]においては[[《聖刻龍王−アトゥムス》]]の[[エクシーズ素材]]になることができる。~
 [[リリース]]するための[[ドラゴン族]]も豊富に存在するため、[[伏せカード]]の[[除去]]を優先したければ入れる余地はある。 
 問題は、[[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]にせよ[[征竜]]にせよ、展開前に[[魔法・罠除去]]を行ったほうが都合が良いという点である。~
 [[セット]][[カード]]しか[[破壊]]できない分、[[除去]]すべき対象がある場合に展開すると、自然にそれらの[[発動]]機会を与えてしまう。~
 また[[ドラゴン族]]を利用しての[[魔法・罠カード]][[除去]]には[[《巨竜の羽ばたき》]]も存在しており、[[《聖刻龍−トフェニドラゴン》]]ならばノー[[コスト]]、[[征竜]]も負担が小さい。~
 [[《トラップ・スタン》]]などと組み合わせるならば最早そのまま[[1ターンキル]]を狙ったほうが良い。~
 [[《魔封じの芳香》]]と組み合わせる手もあるが、[[《召集の聖刻印》]]や[[《七星の宝刀》]]などの[[サポートカード]]と相性が悪く、この[[カード]]まで利用しにくくなる。~

 [[《ヴェルズ・オピオン》]]や[[《閃こう竜 スターダスト》]]+[[《虚無空間》]]などを意識して[[サイドデッキ]]に[[《エレクトリック・ワーム》]]を採用する場合に、同時に構えられているであろう[[伏せカード]]を潰せるという点では比較的有用である。~
 [[《封印の黄金櫃》]]から間接的に[[サーチ]]できる[[ドラゴン族]][[上級モンスター]]としては唯一、[[相手]][[フィールド]]に消費なしで干渉できる。~
 範囲は狭いが、[[環境]]次第では[[メタカード]]として採用できる可能性を持った1枚といえる。

-「トラ柄のドラゴン」という風貌をしている。~
しかし羽の部分にワイバーンの手のようなものがあるので、元々こういう生物なのではなく、キメラのような合成獣なのかもしれない。~
「龍虎相打つ」といった言葉がある事からも分かる様に、「龍」と「虎」は、どちらも大きな力を持った存在の比喩として用いられる。~
同じく虎と龍をモチーフにした[[《ベビー・トラゴン》]]に比べ、非常に勇ましい。~

--「龍虎相打つ」といった言葉がある事からも分かる様に、「龍」と「虎」は、どちらも大きな力を持った存在の比喩として用いられる。~
その二つが融合したような姿のこの[[モンスター]]も、結局は[[《氷帝メビウス》]]の[[下位互換]][[カード]]である。~
-多くのドラゴンと異なり、飛膜を支える指と別に、短い指を持った特異な形状の翼を持っている。~
モチーフとなったコウモリの親指同様、何本かが鉤爪となっているものは多いが、この[[カード]]は飛膜を支える指と同じ方向に生えそろっている。~
例えるならば二枚貝のように指が重なっている状態である。~
虎のイメージを強めるために、あちらの腕の形状を優先させた結果のデザインなのかもしれない。

--同じく虎と龍をモチーフにした[[《ベビー・トラゴン》]]に比べ、非常に勇ましい。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sで遊星が悪夢の中で見た[[デュエル]]においてその対戦[[相手]]が使用。~
[[セット]]された[[《緊急同調》]]と[[《くず鉄のかかし》]]を[[破壊]]し、[[《スピード・ウォリアー》]]を[[戦闘破壊]]した。~
[[攻撃]]名は「ストライプ・バースト」。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#o15f2520]
-[[《ドッペルゲンガー》]]

-[[《氷帝メビウス》]]

-[[《白夜の女王》]]

-[[《ストロング・ウィンド・ドラゴン》]]

-[[《撲滅の使徒》]]

//―虎の[[モンスター]]
//-[[《隻眼のホワイトタイガー》]]
//-[[《魂虎》]]
//-[[《ゾンビタイガー》]]
//-[[《タイガー・アックス》]]
//-[[《タートル・タイガー》]]
//-[[《V−タイガー・ジェット》]]
//-[[《VW−タイガー・カタパルト》]]

//-[[《アマゾネスペット虎》]]
//-[[《王虎ワンフー》]]
//-[[《スレイブタイガー》]]
//-[[《タイガードラゴン》]]
//-[[《宝玉獣 トパーズ・タイガー》]]

//-[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]

//―《タイガードラゴン》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**収録パック等 [#g1e43e26]
-[[CROSSROADS OF CHAOS]] CSOC-JP036 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#nb2f84dd]
Q:[[裏側表示]]の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を[[リリース]]してこのカードを[[アドバンス召喚]]した時に[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/06/30)

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