効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻2000/守 800 このカードは1000ライフポイント払わなければ攻撃できない。
Vol.7で登場した、闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
永続効果により、攻撃にライフコストを必要とするデメリットアタッカーである。
属性、種族共に恵まれ、なおかつライフさえ確保できれば毎ターンの攻撃宣言が可能。
クセの強いモンスターが多いデメリットアタッカーの中では、かなり使いやすいモンスターである。
特に、《マジシャンズ・サークル》で特殊召喚できるモンスターの中では、最大の攻撃力を誇っている。
相手とライフの数値が同じであっても、ライフを払うことで攻撃前に自分のライフを相手より低くできるため、《巨大化》とも相性が良い。
《黒魔術のカーテン》でライフを払い、《ブラック・マジシャン》を召喚する【ブラック・マジシャン】では、《巨大化》だけでなく、他の魔法使い族のサポートカードも共有出来る。
他には、【キュアバーン】のアタッカーにしたり、【大逆転クイズ】でライフの調整に使うことも出来る。
攻撃力2000のアタッカーとしては《ジェネティック・ワーウルフ》、ライフ調整役としても《光の護封壁》等の方が、安定性が高い。
魔法使い族としても、大抵はデメリットのない《熟練の黒魔術師》や《ヂェミナイ・エルフ》が優先される。
しかし、1900ラインのモンスターはまだまだ多く、このカードはそれらを一方的に戦闘破壊可能である。
そのため、《スキルドレイン》を採用した【魔法族の里】では主力アタッカーとしての活躍も見込めるだろう。
一方、デメリットアタッカーの中では、デメリットを逆に利用するコンボがあまり存在しない欠点がある。
デメリットアタッカーを主力とする【スキルドレイン】でも、ほとんど採用されていない。
《魔のデッキ破壊ウイルス》の生け贄要員に出来るが、魔法使い族に拘らなければ、《アックス・ドラゴニュート》、《ジャイアント・オーク》が優先される。
そうした中で、種族・攻撃力が同じ《THE トリッキー》とは、比較対象になりやすい。
こちらはライフをコストとする下級モンスター、あちらは手札をコストに特殊召喚できる上級モンスター。
手札コストの確保やドロー加速が望めないデッキの場合、《THE トリッキー》より優先される。
比較対象として見ると、《THE トリッキー》の特異性が良く分かるだろう。
Q:払うライフはコストですか?
A:攻撃宣言を行うためのコストです。(09/05/17)
Q:《ダーク・エルフ》が攻撃宣言する時、《スキルドレイン》が表側表示で存在する場合は攻撃宣言時にライフポイントを払いますか?
A:《スキルドレイン》の効果が適用された《ダーク・エルフ》が、攻撃宣言を行う場合、攻撃を行うためのコストとしてライフポイントを払わずに、攻撃宣言を行う事ができます。(09/01/16)