*《ダーク・シティ/Dark City》 [#z071f661]
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 フィールド魔法
 「D-HERO」と名のついたモンスターが攻撃する時、
 攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、
 攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。
 (1):「D−HERO」モンスターがその攻撃力より高い攻撃力を持つモンスターを攻撃した場合、
 攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000アップする。

 「D−HERO」版の《摩天楼 −スカイスクレイパー−》。~
 だが、《摩天楼 −スカイスクレイパー−》と効果が同じだからと言ってこのカードを同列に評価してはいけない。~
 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[D−HERO]]が[[攻撃]]する時、条件付で[[攻撃力]]を[[強化]]する[[効果]]を持つ。~

 何故ならD−HEROの基本攻撃力が攻撃力の低いE・HEROよりもさらに低いからだ。~
 下級D−HERO最強の《D−HERO ダイヤモンドガイ》ですら、攻撃力1400止まり。~
 次点の《D−HERO ドゥームガイ》等では一気に攻撃力は1000まで落ちてしまう。~
 [[D−HERO]]版[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]である。~
 [[《幽獄の時計塔》]]を[[破壊]]した後に[[《D−HERO ドレッドガイ》]]で[[蘇生]]した[[D−HERO]]を[[強化]]すれば、総[[ダメージ]]も増える。

 E・HEROは、主力である《E・HERO スパークマン》が1600、《E・HERO ワイルドマン》が1500と、まずまずの攻撃力を持つ。~
 よって、《摩天楼 −スカイスクレイパー−》の効果があれば、融合せずともほとんどの上級モンスターを殴り倒せるのだ。~
 が、D−HEROでは《ダーク・シティ》の効果を受けていても《D−HERO ダイヤモンドガイ》以外は上級モンスターには手が出ない。~
 超汎用カードである半上級モンスター、《サイバー・ドラゴン》にすら手が出ないのはかなり厳しい。~
 しかし、[[D−HERO]]の[[下級モンスター]]の[[攻撃力]]は最大でも1600と低く、この[[強化]]込みでも[[戦闘破壊]]できる範囲は狭い。~
 逆に、切り札となる[[レベル]]8や[[融合モンスター]]の[[D−HERO]]は十分な[[攻撃力]]を持っており、この[[カード]]で[[強化]]する必要は薄い。~
 [[自己強化]]に[[コスト]]がある[[《D−HERO デッドリーガイ》]]辺りなら併用する価値はある。~
//[[デッキ]]に採用されやすく、[[攻撃力]]アップも有効に働きやすい[[《D−HERO ダッシュガイ》]]に関しても、自力で[[攻撃力]]を上昇できるため必ずしもこの[[カード]]を使う必要がない。~

 従って、《D−HERO ダイヤモンドガイ》以外の下級D−HEROはこのカードを使っても頼れるような戦力にはなりえないのだ。~
 (現環境では、二枚のカードを用いて攻撃力2000以下だとアタッカーとしてほぼ通用しない)~
 それでも、攻撃しないわけには行かないため【D−HERO】には必須となるだろう。~
 《和睦の使者》等の防御カードの搭載も考えたい。~
 基本的には[[エクシーズ召喚]]や[[融合召喚]]など、2つ以上の[[エクストラデッキ]]からの[[召喚]]法で他の高[[攻撃力]][[モンスター]]を出すことを優先した方が安定する。~
 [[《次元障壁》]]等で展開を封じられた際の[[攻撃]]手段としての採用は考えられるが、[[D−HERO]]には強化手段に[[《ドクターD》]]や[[《E・HERO オネスティ・ネオス》]]もあるため、上昇値も中庸なこの[[カード]]を優先する理由は見出しにくい。~
 [[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]と違って固有[[サポートカード]]が無いというのも大きな難点である。~

-イラストのイメージは映画「ダーク・シティ」からと思われる。~
「のっぺりとした夜の街」の雰囲気は格闘ゲーム「MELTY BLOOD」の背景「影絵の街」にも似ているが、名前からして上記の説が有力だろう。
-[[イラスト]]のイメージは映画『ダークシティ』からだろう。~
サーチライトきらめく[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]とは逆に、静かな月夜の都市部といった様相を呈しているが、よく見ると建物が書き割りのように薄っぺらいものとなっている。~

-原作・アニメにおいて―~
「十代vsエド」戦でエドが使用。~
《D−HERO ダブルガイ》を強化し2回攻撃させた。~
しかしこのカードは元々「攻撃を受けるときは攻撃力はアップしない」という設定であったために、次のターンの反撃でエドは大ダメージを負っている。~
--どうでもいいのだが《幽獄の時計塔》と《死皇帝の陵墓》とあわせて、これでエドのデッキには計三種類のフィールド魔法が入っていることになる。~
《テラ・フォーミング》がデッキに確認できるとはいえ、この枚数は…これで「プロ」デュエリストなのだから、驚嘆するほか無い。
アニメGXにおいて、「十代vsエド」(3戦目)でエドが使用。~
[[《D−HERO ダブルガイ》]]が[[《バブル・ショット》]]を装備した[[《E・HERO バブルマン》]]を[[攻撃]]した際に[[効果]]が[[適用]]された。~
その後、[[《ネオスペース》]]の[[発動]]に伴って[[破壊]]された。~
また、「エドvsDD」戦でも登場。~
[[《D−HERO ディバインガイ》]]が[[《D−HERO Bloo−D》]]を[[攻撃]]した際に[[効果]]が[[適用]]され、[[攻撃力]]を[[強化]]する事で[[戦闘破壊]]と勝利に貢献した。~

**関連カード [#wb3b07cd]
-[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]
--[[OCG]]版の[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]に合わせて、最初から[[攻撃]]を受けるときには[[適用]]されない[[効果]]となっていた。~

--アニメでの[[レアリティ]]は[[ノーマル>Normal]]で、[[イラスト]]は空が青く月も完全に黄色だった。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは、エドが[[自分]]の[[ライフポイント]]が3000以下の場合にこの[[カード]]を[[発動]]できるスキル「運命のステージ」を取得する。~

**関連カード [#card]
-[[D−HERO]]

**収録パック等 [#v436bd42]
―類似[[効果]]
-[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]

-[[《アマゾネスの闘志》]]

―《ダーク・シティ》が見られる[[カード]]
-[[《D−フュージョン》]] 

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[POWER OF THE DUELIST]] POTD-JP048 &size(10){[[Rare]]};
-[[デュエリストパック−エド編−]] DP05-JP019
-[[トーナメントパック2019 Vol.1]] 19TP-JP109

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
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