効果モンスター 星７/闇属性/鳥獣族/攻2700/守1000 このカードの属性は「風」としても扱う。 自分の墓地の闇属性モンスター１体と風属性モンスター１体を ゲームから除外する事で、このカードを手札から特殊召喚する。 手札の闇属性モンスター１体と風属性モンスター１体をゲームから除外する事で、 このカードを自分の墓地から特殊召喚する。 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、 相手はフィールド上にカードをセットする事ができない。
Ｖジャンプ(2008年3月号) 付属カードで登場した闇属性・鳥獣族の最上級モンスター。
手札あるいは墓地から自身を特殊召喚する起動効果と、相手のセットを妨害し自身を風属性として扱う永続効果を持つ。
最上級モンスターではあるが、墓地を肥やすことで簡単に特殊召喚が可能。
このカードが墓地に行った場合でも手札のモンスターを除外すれば特殊召喚することができる。
もちろん除外は帰還戦略と絡める事もできる。
また特殊召喚モンスターではないので、余裕があれば通常召喚しても良いだろう。
ただし、手札では風属性としては扱わないので、《暴風小僧》は使えないことに注意してほしい。
また忍者と《忍法 変化の術》を使ってデッキから特殊召喚する方法もある。
忍者には相性の良い風属性の《忍者義賊ゴエゴエ》や闇属性の《速攻の黒い忍者》等がいるため召喚はさほど難しくない。
セットさせない効果は地味なように見えるが、とても強力である。
罠はあらかじめセットされたものを除き実質使用不可能になり、魔法も《魔封じの芳香》を使えば同様に封じられる。
モンスターも通常召喚の際は召喚しか出来なくなる。
つまり相手限定の《王宮のお触れ》《王宮の号令》を持ち合わせたような効果。
自分はセットし放題なので、このカードの破壊をカウンターでき、さらに自己再生効果まであるため相手は除去しにくいだろう。
モンスターの攻撃力が低く、罠を多用するロックデッキには天敵となる。
以上のような特性を生かして【アロマ・コントロール】のようなロックデッキを作ることができるのだ。
このように、相手のデッキ次第では、このカードと《魔封じの芳香》だけで、相手の戦術を大きく制限できる。
とは言え《異次元の女戦士》や《ならず者傭兵部隊》《賢者ケイローン》等にはあっさりロックが崩されるので、制限が強固とは言いがたいが。
Ｑ：このカードは通常召喚可能ですか？
Ａ：はい、通常召喚可能で、特殊召喚モンスターではないのでこのカードに召喚条件や蘇生制限はありません。(08/01/21)
Ｑ：属性を風属性としても扱う効果の種別は何ですか？
Ａ：永続効果です。(08/01/21)
Ｑ：手札または墓地から自身を特殊召喚する効果の種別は何ですか？
Ａ：どちらの効果も起動効果です。(08/01/22)
Ｑ：手札および墓地からの特殊召喚時に除外するのはコストですか？
Ａ：はい、コストです。(08/01/22)
Ｑ：このカードが自分の場に存在する時に相手がセットするカード（《月の書》等）を発動した場合、どのような処理になりますか？
Ａ：任意で発動できる効果の場合は発動自体できなくなり、強制的に発動する効果の場合は発動自体はしますが、相手がセットする効果処理は行われなくなります。(08/01/21)
Ｑ：このカードが自分の場に存在する時に、相手の《見習い魔術師》は効果を発動できますか？
Ａ：いいえ、発動できません。(08/01/21)
Ｑ：このカードが自分の場に存在する時に、《浅すぎた墓穴》を発動できますか？
Ａ：いいえ、お互いに発動できません。(08/01/21)
Ｑ：このカードが自分の場に存在する時に、相手のサイクル・リバースモンスターは効果を発動できますか？
Ａ：できません。(08/01/21)
Ｑ：このカードの効果で特殊召喚をおこなうとき、手札や墓地のこのカードを風属性として除外することはできますか？
Ａ：いいえ、風属性として扱う効果は永続効果であり、フィールド以外では闇属性としてしか扱いません。(08/01/21)
Ｑ：《王家の眠る谷−ネクロバレー》発動中に《ダーク・シムルグ》自身の起動効果で自身を特殊召喚することは出来ますか？
Ａ：墓地にいる《ダーク・シムルグ》の効果により手札のカードを除外する場合は可能です。
しかし、手札の《ダーク・シムルグ》の効果については、墓地のカードを除外できないため発動すら出来ません。(08/06/16)
Ｑ：このカードが自分の場に存在する時に相手は《皆既日蝕の書》を発動することはできますか？
Ａ：この場合発動自体できません。《月の書》に関しても発動自体できません。(08/10/03)