*《ダーク・ヴァルキリア/Dark Valkyria》 [#b2a5a155]
 デュアルモンスター
 星4/闇属性/天使族/攻1800/守1050
 このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
 通常モンスターとして扱う。
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
 このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
 ●このカードが表側表示で存在する限り1度だけ、
 このカードに魔力カウンターを1つ置く事ができる。 
 このカードの攻撃力は、このカードに乗っている
 魔力カウンターの数×300ポイントアップする。
 その魔力カウンターを1つ取り除く事で、
 フィールド上のモンスター1体を破壊する。

 [[LIGHT OF DESTRUCTION]]で登場した[[闇属性]]・[[天使族]]の[[下級]][[デュアル]][[モンスター]]。~
 [[再度召喚]]する事で、自身に[[魔力カウンター]]を[[置く]][[起動効果]]、自身の[[攻撃力]]を[[強化]]する[[永続効果]]、[[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を得る。~

 [[再度召喚]]することで、[[破壊]][[対象]]が[[モンスター]]版の[[《魔導戦士 ブレイカー》]]となる[[効果]]である。~
 [[召喚]]機会を追加[[コスト]]とする[[除去]]と見なした場合は[[《ならず者傭兵部隊》]]の変種とも取れる。~
 単独では使いにくいが[[《正統なる血統》]]などと組み合わせて使用することで、[[アドバンテージ]]を得ることが可能。~

 [[魔力カウンター]]が1つ乗っていれば2100、2つ乗っていれば2400の[[攻撃力]]を得る。~
 [[《魔導戦士 ブレイカー》]]とは異なり[[魔力カウンター]]の個数に制限は無いが、[[再度召喚]]しなければならないことが評価を下げる。~
 また、自身の[[効果]]では[[表側表示]]で存在する限り1度しか[[魔力カウンター]]を乗せられない。~
 複数個乗せる手段は現在7種類あるが、それらは[[天使族]]との[[シナジー]]がほぼ無いと言える為、何も考えずに[[デッキ]]に入れても、持ち味を生かすことは難しい。~
 [[リセット]]せずに[[魔力カウンター]]を乗せる手段は以下の通り。
-[[《黒魔力の精製者》]] 
-[[《漆黒のパワーストーン》]]~
-[[《見習い魔術師》]]~
-[[《魔草 マンドラゴラ》]]~
-[[再度召喚]]した[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]~
-[[《マジックテンペスター》]]~
-[[《魔力掌握》]]~

 この中では、[[魔法カード]]である[[《魔力掌握》]]がもっとも早く乗せられるだろう。~
 [[【デュアル】]]であれば[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]とのシナジーが強い。~

 [[《思い出のブランコ》]]・[[《黙する死者》]]を[[通常召喚]]権を消費する[[単体除去]]に変換できるのはそれなりに優秀。~
 又、[[《二重召喚》]]を[[単体除去]]として活用することもできる。~
 これらの[[カード]]は[[デュアル]][[モンスター]]自体とも相性が良いので、無理なく投入することができる。~
 一応[[《ダーク・クリエイター》]]や[[《アテナ》]]との[[シナジー]]はある。~

 [[【デュアル】]]を中心とした[[デッキ]]を組んだ方が生かしやすいが、[[【天使族】]]の投入も十分に検討に値する。~
 [[《神の居城−ヴァルハラ》]]とは非常に相性が良く、[[特殊召喚]]して即座に[[再度召喚]]ができる。~
 [[《オネスト》]]に対応しないものの、[[【天使族】]]の[[デッキ]]ならば[[アタッカー]]として運用できる。~
//[[除去]]手段に乏しく、あまり[[モンスター]]を[[召喚]]しない[[【エンジェル・パーミッション】]]への投入も考えられるかもしれない。~
//しかし、[[相手]][[ターン]]を凌ぐために[[除去]][[カード]]を使っていては結局本末転倒である。~
//[[【エンジェル・パーミッション】]]では、[[魔法カード]]や[[罠カード]]に対して[[カウンター罠]]を使用するために、[[デッキ]]スペースをさきたい。~
//そのため[[《ジェルエンデュオ》]]などのように、単体で[[モンスター]]の[[ビートダウン]]に対する[[耐性]]を持つ[[カード]]の方が優先されやすい。~
//↑採用を否定しているので不要。

 [[闇属性]]の[[天使族]]であり、加えて[[デュアル]]であるため、非常に多くの[[サポートカード]]を利用できる。~
 まず[[闇属性]]であるため[[《闇の誘惑》]]や[[《闇次元の解放》]]に対応している。~
 [[天使族]]であるため即座に[[再度召喚]]を狙える[[《神の居城−ヴァルハラ》]]による[[特殊召喚]]ができる上に[[《奇跡の光臨》]]にも対応。~
 また、[[種族]]と[[属性]]が同じという面で共存可能な[[《堕天使アスモディウス》]]により[[デッキ]]から[[墓地]]に[[落とす]]こともできるのでこれにより間接的な[[サーチ]]も可能である。~
 極めつけは[[デュアル]]であるので、各種[[デュアル]]関連の[[サポートカード]]に加えて[[通常モンスター]]専用の[[サポートカード]]も利用できる。~
 中でも[[《デュアルスパーク》]]を利用できるのは大きく、この[[カード]]自身の[[除去]][[効果]]と[[サポートカード]]の多さもあり、容易に[[フィールド]]を荒らせるだろう。~
 [[効果]]も相まって[[攻撃力]]も[[下級]][[アタッカー]]としては十分であり、[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]と同じく[[メリット]]の塊のような[[モンスター]]である。~

-1度[[効果]]を使った場合、[[表側表示]]で存在し続ける限り[[魔力カウンター]]を乗せる[[効果]]は使えない。~
繰り返し使用不可能なので、[[《スカラベの大群》]]と互換[[モンスター]]とはならない。~
ただし、一度[[セット]]状態にしてその後で[[リバース]]し[[再度召喚]]すればまた乗せる[[効果]]が使えるので、[[《ヴィクティム・カウンター》]]・[[《フォース・リリース》]]の採用が検討できる。~

-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]と同等以上に[[除去]]までのラグが大きい。~
[[召喚]]ないし[[特殊召喚]]の成功、[[再度召喚]]の成功、自身の[[起動効果]]含む[[魔力カウンター]]を乗せる手段の成功という段階を踏まえなければならず、途中で妨害されやすい。~
また、[[コントロール奪取]]系統の[[カード]]に注意が必要な点も同じである。~
[[除去]][[効果]]が[[自分]]の[[モンスター]]に牙を剥いたり、殴られた挙句[[自壊]]させられたでは笑えない。

-この[[カード]]の登場時は珍しかった「[[闇属性]]・[[天使族]]」の[[モンスター]]だが、堕天使の名をもつ[[モンスター]]の登場により珍しくはなくなった。~

-[[属性]]以外の[[ステータス]]は[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]と同じ。~
[[デュアル]][[モンスター]]なのは[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]が[[通常モンスター]]であるのを意識しているのだろうか。~
しかし、元が同じく[[通常モンスター]]の[[《ダーク・グレファー》]]は[[デュアル]][[モンスター]]では無い。~

-[[魔法使い族]]以外で[[魔力カウンター]]が乗る初の[[モンスター]]。~
[[魔法使い族]]以外で関連のある[[モンスター]]は[[《魔導アーマー エグゼ》]]以来2体目。~
更に言えば[[ダークモンスター>リメイク#k6aff6c8]]であり[[デュアル]][[モンスター]]なのはこの[[モンスター]]が唯一である。~

-[[ダークモンスター>リメイク#k6aff6c8]]ではあるが、他の種類とは異なり[[効果]]は[[闇属性]]と何ら関係ない。~

-服装が[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]とは多少異なっている。~
これは、[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]の[[イラスト]]が、海外仕様になるにあたり修正を受けた名残である。~
→[[海外版イラスト変更カード]]

-英語名は[[《デュナミス・ヴァルキリア/Dunames Dark Witch》>《デュナミス・ヴァルキリア》]]と大きく異なっている。~
[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]の英語名に元々「Dark」と付くためだろうか。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

-神話・伝承において―~
「ヴァルキリア」に関しては、[[《ヴァルキリー》]]を参照。~

**関連カード [#r47967d8]
-[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]

-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]

-[[デュアル]]

-[[ダークモンスター>リメイク#k6aff6c8]]

**収録パック等 [#od8e845e]
-[[LIGHT OF DESTRUCTION]] LODT-JP027 &size(10){[[Rare]]};
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP019

**FAQ [#q7c3e9eb]
Q:「1度だけ[[魔力カウンター]]を乗せる」という[[効果]]は1[[ターン]]に1度だけですか?[[フィールド]]上に存在する時に1度だけですか?~
A:[[フィールド]]上に存在するときに1度だけです。1度この[[効果]]を適用したら、[[表側表示]]で存在する限りこの[[効果]]を[[発動]]することはできません。(08/02/23)~
  他の[[カード]]の[[効果]]で[[再度召喚]]された状態から[[通常モンスター]]扱いに戻った場合は、再び[[再度召喚]]された状態にすることで[[フィールド]]上に存在するときに1度だけ[[効果]]を[[発動]]することができます。(11/09/03)~


Q:[[再度召喚]]された状態のこの[[カード]]に乗せられる[[魔力カウンター]]は1つだけですか?~
A:いいえ、乗せられる[[魔力カウンター]]の数には上限はありません。~
  [[《見習い魔術師》]]などの効果で複数個[[魔力カウンター]]を乗せることも可能です。(08/02/23)

Q:[[《見習い魔術師》]]などの[[効果]]で[[再度召喚]]された状態のこの[[カード]]に[[魔力カウンター]]を乗せることは可能ですか?~
A:はい、可能です。(08/02/23)

Q:この[[カード]]が[[再度召喚]]していない[[通常モンスター]]扱いの時、この[[カード]]に[[魔力カウンター]]を乗せることは出来ますか?~
A:いいえ、[[通常モンスター]]扱いの時は乗せる事はできません。(08/02/23)

//Q:[[通常モンスター]]扱いの《ダーク・ヴァルキリア》が存在し、[[《超合魔獣ラプテノス》]]や[[《スーペルヴィス》]]で[[再度召喚]]された状態にして、自身に[[魔力カウンター]]を乗せる[[効果]]を[[発動]]しました。~
//  その後、[[《超合魔獣ラプテノス》]]や[[《スーペルヴィス》]]が[[フィールド]]を離れて[[通常モンスター]]扱いに戻った場合、その[[魔力カウンター]]はどうなりますか?~
//A:取り除かれます。(09/11/06)~
//  また、その後に[[再度召喚]]された状態にしても、[[魔力カウンター]]を乗せる[[効果]]は[[発動]]できません。(09/11/06)  

Q:[[通常モンスター]]扱いの《ダーク・ヴァルキリア》が存在し、[[《超合魔獣ラプテノス》]]や[[《スーペルヴィス》]]で[[再度召喚]]された状態にして、自身に[[魔力カウンター]]を乗せる[[効果]]を[[発動]]しました。~
  その後、[[《超合魔獣ラプテノス》]]や[[《スーペルヴィス》]]が[[フィールド]]を離れて[[通常モンスター]]扱いに戻った場合、その[[魔力カウンター]]はどうなりますか?~
A:取り除かれます。(11/09/03)~
  その後に[[再度召喚]]された状態になれば、[[魔力カウンター]]を乗せる[[効果]]は[[発動]]できます。(11/09/03)  
  

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~