*《ダークエンド・ドラゴン/Dark End Dragon》 [#l2fefc7d]
 シンクロ・効果モンスター
 星8/闇属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
 チューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
 1ターンに1度、このカードの攻撃力・守備力を500ポイントダウンし、
 相手フィールド上に存在するモンスター1体を墓地へ送る事ができる。
//英語名: ttp://s44.photobucket.com/albums/f31/shriek6/sjcs/sjcs-007.jpg

 [[LIMITED EDITION 12>LIMITED EDITION#f6a0266a]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 自身の[[攻撃力]]・[[守備力]]を下げる事で、[[相手]][[モンスター]]1体を対象に[[墓地に送る]][[起動効果]]を持つ。

 [[シンクロ素材]]を限定しているため、その制限がない[[モンスター]]と比較すると、[[シンクロ召喚]]しにくい部類に入る。~
 素材指定により、[[《精神操作》]]からの[[シンクロ召喚]]は狙いにくい。~
 しかし、[[【シンクロアンデット】]]等の[[闇属性]][[モンスター]]が多い[[デッキ]]にとっては、あまり気にならない場合もある。~
 [[シンクロ召喚]]の例としては、[[《召喚僧サモンプリースト》]]から[[レベル]]4の[[チューナー]]を呼び出せば即座に[[シンクロ召喚]]できる。~
 [[《簡易融合》]]を[[デッキ]]に組み込んで[[レベル]]4・5の[[闇属性]][[融合モンスター]]を[[シンクロ素材]]にする方法ならさほど[[デッキ]]を選ばず[[シンクロ召喚]]出来る。~

 [[効果]]は[[カード・アドバンテージ]]を失わない優秀な[[除去]][[効果]]である。~
 単なる[[除去]]なら、同[[レベル]]に[[《スクラップ・ドラゴン》]]等もいるが、ノー[[コスト]]同然で使うことができるのは大きな利点。~
 また、この[[効果]]は[[破壊]]ではなく[[墓地に送る]]ため、[[《スターダスト・ドラゴン》]]等の[[破壊]]に強い[[カード]]を[[除去]]できる点は非常に強力である。~
 1[[ターン]]に1度しか[[発動]]できないが、最大4体の[[モンスター]]を[[墓地]]に送ることができる。~
 [[攻撃力]]が下がることで[[戦闘破壊]]されやすくなるが、[[《くず鉄のかかし》]]等で守れば[[効果]]を[[発動]]する機会を増やすことができるだろう。~
 他にも、[[除去]]回避と[[ステータス]][[リセット]]を兼ねる[[《亜空間物質転送装置》]]、[[《月の書》]]とは抜群の[[シナジー]]を誇る。~

 なお、「[[墓地へ送る>墓地に送る]]」のは[[効果]]なので、[[《次元の裂け目》]]や[[《マクロコスモス》]]の影響下でも問題無く[[発動]]可能である。~
 この場合、選択した[[モンスター]]は[[墓地]]へ送られる代わりにゲームから[[除外]]される事になる。

 1[[ターン]]に1度、ほぼノー[[コスト]]の[[単体除去]]を行える[[モンスター]]は他にも存在するが、その中でも[[蘇生制限]]をクリアすれば[[蘇生]]が可能になる[[モンスター]]は非常に珍しい。~
 容易に[[アドバンテージ]]を稼ぐ事ができるため、[[シンクロ召喚]]した後は[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]・[[《ダーク・クリエイター》]]などで繰り返し[[蘇生]]させると絶大な威力を発揮する。~
 しかし、裏を返せばこの[[モンスター]]は[[コントロール奪取]]に弱いということ。~
 特に[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]によって[[コントロール奪取]]されると、下がった[[攻撃力]]が元に戻った状態で奪われてしまうので大変危険である。~
 また、[[《自律行動ユニット》]]や[[《ウィクトーリア》]]による[[墓地]]からの[[コントロール奪取]]にも十分に注意したい。~
 特に[[《ウィクトーリア》]]は、何度でも[[蘇生]]して延々と使い回される可能性すらあるため、最も警戒するべき[[カード]]である。~

-このカードの[[攻撃力]]を下げる必要があるため、[[優先権]]で[[効果]]発動しても[[《奈落の落とし穴》]]等を[[チェーン]]され[[フィールド]]に存在しなくなると[[不発]]になる。~
同じ[[除去]][[効果]]を持つ[[《スクラップ・ドラゴン》]]と違い、確実に[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]できない点がこのカードの弱点である。

-[[《ライトエンド・ドラゴン》]]と同じく[[チューナー]]以外の[[シンクロ素材]]を限定する初の[[シンクロモンスター]]である。~
ただし一般に流通したのは[[《ハイドロ・ジェネクス》]]の方が先となった。~

-下記の通り[[シンクロ召喚]]が存在しないGX出身でありながら、OCGでは[[シンクロモンスター]]として登場した。~
その恩恵で[[汎用性]]は大幅に上がったが、後に登場した[[《ドラゴニック・タクティクス》]]等と原作のようには絡められず、ファン泣かせの[[カード]]となっている。~
この件については、同漫画版の作者も落胆している様子。~

-英語版のこの[[カード]]は、なんと[[Shonen Jump Championship Series]]優勝賞品[[カード]]として登場した。~
日本語版も[[LIMITED EDITION]]出身であるので実質[[絶版]]状態である事には変わりなく、[[汎用性]]も含め、大変貴重な[[カード]]である。~
また、[[LIMITED EDITION 12>LIMITED EDITION#f6a0266a]]で収録された他の3枚の[[カード]]は海外版[[Raging Battle]]に収録されているが、この[[カード]]は収録されていない。~
だが後に、[[Shonen Jump付属カード>Shonen Jump Magazine Inserts]]という形で再登場したため、英語版のこのカードの入手難易度は下がってきている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXにおける「万丈目vs翔」戦において万丈目が使用。~
漫画版では[[シンクロモンスター]]ではなかった(そもそも漫画GXの世界に[[シンクロ召喚]]の概念はまだ存在していないが)。~
[[ドラゴン族]][[モンスター]]が[[破壊]]されたとき、[[墓地]]から[[《光と闇の竜》]]を[[除外]]して[[手札]]の[[光属性]]または[[闇属性]]の[[ドラゴン族]]を[[召喚]]できる[[魔法カード]]《光と闇の導き》の[[効果]]によって[[特殊召喚]]され、[[効果]]で《ソリッドロイドβ》を[[墓地に送った>墓地に送る]]。~
「vs十代」(2戦目)では[[罠カード]]《ドラゴン・スウィッチ》の[[効果]]で[[手札]]から[[特殊召喚]]され、[[《E・HERO ガイア》]]を[[墓地]]に送った。~
更に[[魔法カード]]《ドラゴニック・エンレイジ》により[[貫通]][[効果]]を付与され、[[守備表示]]の[[《E・HERO アイスエッジ》]]を[[攻撃]]して十代に手痛い[[ダメージ]]を与えるも、返しの[[ターン]]に[[《E・HERO アブソルートZero》]]に[[戦闘破壊]]された。~
「vsカイザー亮」戦では[[《ドラゴニック・タクティクス》]]の[[効果]]によって[[特殊召喚]]され、「[[破壊]]された」時に[[効果]]を[[発動]]する[[《サイバー・ラーバァ》]]を墓地に送った。~
「十代&万丈目vsマッケンジー」戦では《龍の輝鱗》の[[効果]]によって[[《ライトエンド・ドラゴン》]]と入れ替わる形で[[特殊召喚]]されるが、[[永続魔法]]《プレデション》によって自身の[[効果]][[発動]]を封じられ、《茫漠の死者》に[[戦闘破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「ダーク・フォッグ」、[[効果]]名は「ダーク・イヴァポレイション」。~

--漫画版では[[相手]][[ターン]]にも[[効果]]が使用できたが、1回しか使用できなかった。~

--「犬マユゲでいこう」の182話で、この[[カード]]のパロディの《ダークエソド・ドラゴソ》が登場。~
//タクシーの運転席に乗り込んだ姿で[[召喚]]され、[[相手]][[モンスター]]を[[墓地]]ではなく「家」に送って2〜3日使用不能にする(しかも旅費は[[相手]]持ち)というパロディ[[効果]]を持っていた。~
//また、「犬マユゲでいこう」の単行本「犬マユゲでいこうGX GXって何だよ!!」」ではこの《ダークエソド・ドラゴソ》と《ライトエソド・ドラゴソ》([[《ライトエンド・ドラゴン》]]参照)が付録であるが、遊戯王OCG[[カード]]ではないので[[デュエル]]に使用することはできない。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#sf3897cd]
-[[《ライトエンド・ドラゴン》]]

-[[《光と闇の竜》]]

-[[《堕天使ディザイア》]]

―《ダークエンド・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ウィキッド・リボーン》]]

**収録パック等 [#ic76bf8c]
-[[LIMITED EDITION 12>LIMITED EDITION#f6a0266a]] LE12-JP002 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#md046e18]
Q:「[[チューナー]]以外の[[闇属性]][[モンスター]]1体以上」の内、全てが[[闇属性]]である必要がありますか?~
A:はい、そうです。(08/07/26)

Q:複数の[[属性]]を持つ[[モンスター]](例:[[《ダーク・シムルグ》]])を[[シンクロ召喚]]の素材にすることは可能ですか。~
A:複数の[[属性]]のうち[[闇属性]]があれば可能です。(08/07/29)

Q:[[トークン]]を[[対象]]にできますか?~
A:[[トークン]]も[[対象]]にでき、攻守が500下がり[[対象]]にした[[トークン]]は消滅します。(08/08/10)

Q:攻守を下げるタイミングは、[[効果解決時]]ですか?~
  対象がこの時点で不在の場合、攻守は500下がりますか?~
A:[[効果解決時]]に攻守は下がり、また対象がこの時点で不在の場合でも攻守が500下がります。(08/08/05)

Q:[[効果解決時]]にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しない場合、または攻守が500未満になった場合、この[[カードの効果]]は適用されますか?~
A:いいえ、適用されません。(08/07/26)

Q:攻守どちらか500未満の時、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]自体できません。(08/07/26)

Q:[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]された場合、自身の[[効果]]で下がっていた[[攻撃力]]は元に戻りますか?~
A:元に戻ります。(08/07/26)

Q:[[効果]]を4回使用して、[[攻撃力]]・[[守備力]]が600/100の時に[[《あまのじゃくの呪い》]]の[[効果]]が適用された場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]はどうなりますか?~
A:その場合、ダウンした数値の分がアップした数値分になりますので[[攻撃力]]・[[守備力]]は4600/4100になり、[[エンドフェイズ]]時には[[攻撃力]]・[[守備力]]が600/100の状態に戻ります。
(10/01/05)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。