*《ダークネス・ネオスフィア/Darkness Neosphere》 [#a72a8c81]
 効果モンスター
 星10/闇属性/悪魔族/攻4000/守4000
 このカードは通常召喚できない。
 相手モンスターの攻撃宣言時、自分の手札・フィールド上から
 悪魔族モンスターをそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事でのみ、
 このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
 このカードは戦闘では破壊されない。
 1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する罠カードを
 全て手札に戻すことができる。

 [[LIMITED EDITION 15>LIMITED EDITION#cad26054]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~

 [[《オベリスクの巨神兵》]]と同等の[[攻撃力]]・[[守備力]]4000という破格の[[ステータス]]を持つ。~
 [[特殊召喚モンスター]]ではあるが、2枚の[[コスト]]によっての[[特殊召喚]]であり、一般的な[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]と[[カード]]消費は変わらない点は留意したい。~
 だが、同[[ステータス]]の[[《オベリスクの巨神兵》]]・[[《幻魔皇ラビエル》]]などは3体の[[リリース]]を必要とするので、それらに比べれば低い[[コスト]]で出す事ができる上、[[戦闘破壊]]耐性をもっているのでそれらを一方的に[[戦闘破壊]]できる。~
 [[墓地へ送る]][[モンスター]]の[[種族]]が限定されているが、[[悪魔族]]で統一した[[デッキ]]ならば殆ど気にならないだろう。~

 [[特殊召喚]]するには[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃宣言]]が必要である。~
 そのため、高めの[[攻撃力]]からのラッシュにワンテンポ遅れ、その[[ターン]]の内に[[除去]]されたり[[罠カード]]を[[セット]]されたりすることは必至である。~
 だが、[[召喚条件]]から[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]・[[《バトルマニア》]]・[[《立ちはだかる強敵》]]等との相性は良好。~
 [[《ナイトメア・デーモンズ》]]・[[《おジャマトリオ》]]・[[《リバイバル・ギフト》]]等を絡めて[[トークン]]との[[戦闘]]を行わせる事ができれば、状況によってはゲームエンド級の[[ダメージ]]を与える事ができる。~
 特に[[《リバイバル・ギフト》]]は、[[悪魔族]][[チューナー]]の[[《ダーク・リゾネーター》]]などを[[蘇生]]して[[召喚条件]]と[[戦闘]]を行う[[モンスター]]の数を水増しできる点が評価できる。~

 [[戦闘破壊]][[耐性]]があるため[[《オネスト》]]などには強いが、この[[攻撃力]]・[[守備力]]であれば他に役立つ場面も少ない。~
 しかし[[《E・HERO Great TORNADO》]]などの攻守を操作する[[モンスター]]は少なくなく、あって困るものでもない。~

 [[罠カード]]を[[手札]]に[[戻す]][[効果]]は[[召喚条件]]と[[悪魔族]]の[[デッキ]]タイプを考えるといまいち使いづらい。~
 [[悪魔族]]の大半は[[ロック]][[カード]]との相性が悪く、[[キーカード]]となるような[[永続罠]]も存在しないが、[[汎用性]]の高い[[蘇生]][[カード]]である[[《リビングデッドの呼び声》]]が一番の目玉。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]した[[モンスター]]をこの[[カード]]の[[特殊召喚]]に使用した場合、[[破壊]]ではないので[[《リビングデッドの呼び声》]]は場に残り、この[[カードの効果]]で使い回す事ができるのである。~
 また、[[表側表示]]としか記載されていないので[[装備カード]]となっている[[《鎖付きブーメラン》]]や[[罠モンスター]]なども回収できる。~
 この[[効果]]で[[《王宮の牢獄》]]を回収して[[セット]]し、[[相手]][[ターン]]で[[発動]]すれば[[相手]][[ターン]]のみ[[墓地]]からの[[特殊召喚]]を封じる事も可能。~
 同様に[[《王宮のお触れ》]]を使用し、[[自分]]の[[ターン]]だけ[[罠カード]]の[[効果]]を[[無効]]にする事ができる。~
 ただし、この場合は[[メインフェイズ]]1、2での[[効果]]の発動タイミングを変える必要があるので注意が必要である。~
 また、[[《DNA改造手術》]]や[[《スクリーン・オブ・レッド》]]を[[バウンス]]するのも良い。~

 この[[カード]]を[[融合素材]]に[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を[[召喚]]すれば破格の[[攻撃力]]が得られるため、[[【ダーク・ガイア】]]にも投入されることがある。~
 [[種族]]・[[攻撃力]]が同じである[[《邪神ドレッド・ルート》]]や[[《幻魔皇ラビエル》]]に比べて[[召喚条件]]が緩いため、[[手札事故]]の要因になりにくいという[[メリット]]がある。~

-一応名前に[[ネオス]]が含まれているため、[[《ネオスペース・コンダクター》]]のように[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]の[[融合素材]]にしたり、[[効果]]をコピーすることができる。~
[[表側表示]][[罠カード]]回収[[効果]]と[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与できるとはいえ、ほとんど実用性は無いが。~
ただ、[[悪魔族]]が含まれる[[【E−HERO】]]に[[ネオスペーシアン>N]]とこの[[カード]]を入れることで、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]により[[墓地を肥やす]]ことができ、[[《ダーク・コーリング》]]・[[《ミラクル・フュージョン》]]に繋ぐことを狙えなくは無い。~

-Vジャンプには、[[《光の護封壁》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]を回収できるとある。~
後者は普通だが、前者はいかがなものだろうか。~

-英語版では他の[[LIMITED EDITION 15>LIMITED EDITION#cad26054]]収録[[カード]]より一足先に[[Shonen Jump Magazine Inserts]]でカード化されている。~
日本版はその後[[絶版]]となっていたが、[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]にて再録された。~


-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsダークネス」戦にてダークネスが使用。~
[[特殊召喚]]には《ダークネス・レインクロー》の[[効果]]を必要とする[[モンスター]]であった。~
[[《ネオス・ワイズマン》]]の[[攻撃宣言]]時、[[手札]]の《ダークネス・レインクロー》の[[効果]]で《ダークネス・レインクロー》と[[フィールド]]上の《ダークネス・ブランブル》を[[墓地へ送る]]ことにより、[[デッキ]]から[[特殊召喚]]された。~
《ダークネス・シード》らと同じく「[[お互い]]の[[エンドフェイズ]]時に[[ライフポイント]]が4000未満の時、[[ライフポイント]]を4000に[[回復]]する[[効果]]」を持ち、
他にも「[[自分]][[フィールド]]上に[[フィールド魔法]]《ダークネス》が存在する場合、1[[ターン]]に1度その[[効果]]を無視して[[自分]]の[[魔法&罠カードゾーン]]の[[カードの位置]]を確認し好きなように並べ替える[[効果]]、[[相手]]の[[表側表示]]の[[魔法&罠カードゾーン]]の[[カード]]を[[セット]]状態に直し好きなように並べ替える[[効果]]」を持っていた。~
この[[効果]]により、[[永続罠]]《&ruby(ゼロ){虚無};》と《&ruby(インフィニティ){無限};》の[[効果]]を確実に発揮出来るようにした。~
しかし、[[効果]]をコピーした[[《N・ブラック・パンサー》]]に最後の[[効果]]を逆に利用され、《ダークネス》を伏せ状態に戻される。~
その後[[効果]]を発揮できないまま[[《ネオス・ワイズマン》]]を[[戦闘破壊]]するものの、[[攻撃力]]が8400に上昇した[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]の一撃を受け、ダークネスは敗北する事となった。~

--アニメでは[[戦闘破壊]][[耐性]]があるかは不明だった。~

--目の部分が布状の物で覆われているが、頭の裏側が巨大な目となっており、そこからビームを発射して[[攻撃]]していた。~

--作中での[[召喚]]専用[[カード]]を[[内蔵]]した形でのOCG化となった[[カード]]は、他には[[《ヴォルカニック・デビル》]]・[[《混沌幻魔アーミタイル》]]・[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]等が存在する。~
他の[[カード]]とは違い、アニメではこの[[カード]]は[[デッキ]]からしか[[特殊召喚]]できなかった。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2010>ゲーム付属カード]]では対戦相手として出現。~
「突然ですがダークです」という名前の[[デッキ]]を使う。~
こちらに友好的な台詞を言うことが特長。~


//-神話・伝承において―~
//[[イラスト]]を見るに[[ルシファー>《暗黒の眠りを誘うルシファー》]]とテミスがモデルと考えられる。~
//ルシファーやテミスと関連付ける要素が無いんですが…
//海外Wikiから拝借してきたが解読できなかったのでさらに詳しい方追記お願いします…

**関連カード [#ib37ef9a]
-[[ネオス]]

-[[《ダークネス・デストロイヤー》]]

-[[《宇宙砦ゴルガー》]]

//―《ダークネス・ネオスフィア》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**この[[カード]]を使用する代表的な[[デッキ]] [#l5e7a547]
-[[【ダーク・ガイア】]]

**収録パック等 [#s763fc42]
-[[LIMITED EDITION 15>LIMITED EDITION#cad26054]] LE15-JP003 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]] SD21-JP014

**FAQ [#y06faa00]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:自身を[[特殊召喚]]するのは[[誘発効果]]、[[戦闘破壊]]されないのは[[永続効果]]、もう一つの[[効果]]は[[起動効果]]です。(09/08/03)

Q:[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]の[[融合素材]]に使えますか?~
A:使えます。(09/08/03)

Q:[[特殊召喚]]時に[[自分]][[フィールド]]上の[[裏側表示]]の[[悪魔族]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]事はできますか?~
A:いいえ、[[墓地へ送る]]事はできません。(09/08/19)

Q:正規手順でのみ[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい。自身の[[効果]]以外では[[特殊召喚]]できない[[特殊召喚モンスター]]となります。(10/03/21)
//事務局で確認とったが特に変更なし、
//後http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=51463&event=FE0006でも特に変更はない。
//A:[[蘇生制限]]を満たせば[[蘇生]]・[[帰還]]可能な[[特殊召喚モンスター]]に分類されます。(10/03/18)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。