*《ダークファミリア/Spear Cretin》 [#w6f4b3ee]
 効果モンスター
 星2/闇属性/悪魔族/攻 500/守 500
 リバース:このカードが墓地へ送られた時、
 お互いのプレーヤーはそれぞれの墓地に存在するモンスター1体を選択し、
 表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。

 [[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]で登場した、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[お互い]]に[[墓地]]から[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[リバース効果]]を持つ。~
 なお、[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]とする[[効果]]であるため、[[効果発動時]]にどの[[モンスター]]を[[蘇生]]するか選択する。
 [[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]とする[[効果]]で、[[効果発動時]]にどの[[モンスター]]を[[蘇生]]するか選択する。

 [[リバース]]した後に[[墓地に送られた]]場合に[[効果]]を[[発動]]する。~
 これは[[リバース]]した直後である必要はないため、[[効果]]を[[発動]]した後[[フィールド]]に残り、その後何らかの[[効果]]によって[[墓地に送られた>墓地に送る]]時に[[発動]]する。~
 さらにこれが[[完全蘇生]]というのもポイントである。~
 特に[[戦闘破壊]]されたときは[[ダメージステップ]]に[[蘇生]][[効果]]が[[発動]]するので妨害を受けにくいのは利点。~
 無論それは[[相手]]にも言えることだが。~
 [[墓地]]送りは[[リバース]]直後である必要はなく、[[リバース]]後[[フィールド]]に残った場合は何らかの[[効果]]によって[[墓地に送られた>墓地に送る]]時に[[発動]]する。~
 この[[効果]]は[[完全蘇生]]であり、また[[戦闘破壊]]時は[[ダメージステップ]]に[[蘇生]][[効果]]が[[発動]]するので妨害を受けにくいのは利点。~
 [[相手]][[ターン]]に[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されれば[[効果]]を即座に[[発動]]できるが、追撃を食らい大損をする場合も少なくない。~

 [[《強制転移》]]との[[シナジー]]は抜群。~
 [[《硫酸のたまった落とし穴》]]を併用する事で[[スペルスピード]]2の[[《浅すぎた墓穴》]]としての活用も可能。~
 [[《硫酸のたまった落とし穴》]]で[[発動]]した場合は[[相手]]に[[モンスター]]が増えるため[[手札]]で腐っていた[[《洗脳−ブレインコントロール》]]等を使って[[帝]]等を出すことも可能。~
 [[《強制転移》]]や[[《カオスポッド》]]との[[シナジー]]は抜群。~
 [[《硫酸のたまった落とし穴》]]と併用する事で[[スペルスピード]]2の[[《浅すぎた墓穴》]]として活用できる。~
 また、[[《深淵の暗殺者》]]同様この[[カード]]も2枚あればいくら殴られても延々と交互に場に出す事が可能。~
 その場合、[[相手]][[モンスター]]が増えることを利用した[[《つり天井》]]の[[発動条件]]補助や[[《停戦協定》]]の[[ダメージ]]上昇も狙える。~
 [[《カオスポッド》]]の被害拡大にも役立つため、決して弱くはない。~

 総じて使いにくさはあるものの、[[蘇生]][[カード]]としては十分に強力な[[カード]]だと言える。~
 強力な[[上級モンスター]]を[[蘇生]]できれば[[モンスター]]一枚のハンデも取り返せるだろう。~

//-[[永続魔法]]・[[永続罠]]の効果は、「永続的なもの」及び「強制誘発するもの」ならば[[ダメージステップ]]にも適用される。~
//よって、[[戦闘]]による[[リバース]]で[[ダメージステップ]]に[[効果]][[発動]]した場合も、[[《生還の宝札》]]などの[[効果]]は適用される。~

-[[リバース効果]]なのだが[[リバース]]直後には[[効果]]処理が何も行われない。~
しかし[[チェーンブロック]]は発生するので、この時に[[《天罰》]]等で無効化する事が出来る。~
その後、[[リバース効果]]で[[発動条件]]を満たした後で[[墓地に送られた>墓地に送る]]ときに[[誘発効果]]として[[発動]]し、再び[[チェーンブロック]]を作る。~
なお、[[リバース]]した時点で[[《王宮の号令》]]や[[《スキルドレイン》]]等が存在する場合、[[無効]]になるせいでその後[[墓地]]に送られても[[効果]]が[[発動]]しない。~
[[リバース効果]]で[[発動条件]]を満たした後でなければ[[発動]]せず、[[《ニュート》]]等ではなく、[[《雷仙人》]]と同じ[[効果]]処理となっている。~

-[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]][[発動]]下では、[[誘発効果]][[発動]]後[[無効]]化される。~
一方の[[フィールド]]上に[[《墓守の長》]]が存在する場合、[[《墓守の長》]]の[[コントローラー]]の[[墓地]]にのみ、[[特殊召喚]]可能な[[モンスター]]が存在するという限定条件で[[無効]]化されなくなる。~
お互いの[[墓地]]に[[特殊召喚]]可能な[[モンスター]]が存在する場合、[[《墓守の長》]]を[[コントロール]]していない[[プレイヤー]]の[[墓地]]に干渉する[[効果]]となる為に、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の[[効果]]で無効化されてしまうのである。

-類似[[効果]]を持つ[[《浅すぎた墓穴》]]とは異なり、[[相手]]か[[自分]]の[[墓地]]どちらかに[[モンスター]]が居なくても[[効果]]は[[発動]]し[[適用]]される。~
-類似[[効果]]を持つ[[《浅すぎた墓穴》]]とは異なり、''[[相手]]か[[自分]]の[[墓地]]どちらかに[[モンスター]]が居なくても[[効果]]は[[発動]]し[[適用]]される''。~
[[《浅すぎた墓穴》]]は両方の[[墓地]]に[[モンスター]]が居ないと[[発動]]できないが、[[《浅すぎた墓穴》]]に[[チェーン]]して[[《ロスト》]]で片方が[[除外]]された場合は残った1体のみを[[蘇生]]する。~
《ダークファミリア》の[[効果]]処理の際に[[《ロスト》]]を[[発動]]した場合も同様である。~
しかし、[[戦闘破壊]]された場合、[[ダメージステップ]]の為、[[《ロスト》]]を[[チェーン]]する事は不可能である。~

-[[墓地]]にもう1体《ダークファミリア》(A)がいる時に、[[セット]]されたこの《ダークファミリア》(B)が[[リバース]]・[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されたとする。~
この時、Bの[[効果]]でAを[[セット]]すれば、[[相手]]がAを[[リバース]]・[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]した時に今度はAの[[効果]]でBを[[セット]]できる。~
[[相手]]の[[墓地]]にもよるが、[[相手]]が[[蘇生]]させた[[モンスター]]で[[攻撃]]してくるならば、これを繰り返すことで[[相手]][[モンスター]]を容易に増やせる。~
[[《つり天井》]][[《自業自得》]]を使う場合には覚えておこう。~
これと[[《究極恐獣》]]の[[無限ループ]]もありうる。~
なお、条件を満たした2体(仮に、AとBとする)が2体同時に[[墓地に送られた>墓地に送る]]とき、「Aの効果でBを」「Bの効果でAを」[[蘇生]]させる事はできる。~
これは、[[《深淵の暗殺者》]]と同じ処理である。
--Bの効果で、B自身を[[特殊召喚]]することは出来ない。~
これは、[[《ギガンテック・ファイター》]]などと相反する裁定である([[特殊裁定]])。~
これを可能にしてしまうと《ダークファミリア》1体で[[攻撃]]を防ぐ事が出来てしまう為、現在の処理に落ち着いたものと思われる。~
---しかし、[[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]に再録時も特に[[エラッタ]]はされていない。~

-[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]が存在し、[[《マスドライバー》]]などの[[射出]][[カード]]があれば上記の[[無限ループ]]により勝利できる。

-登場当時は[[効果]]の[[テキスト]]が「(前略)[[自分]]と[[相手]]は[[墓地]]から[[モンスター]]1体を選び[[フィールド]]上に[[プレイ]]する」という不明瞭なものだった。~
なんとも分かりにくいので、現在のように[[エラッタ]]されたのは当然の帰結だろう。
//レガシーの時点でエラッタされてます。

-海外版[[イラスト]]では服を着ている。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにて、[[《ガーディアン・バオウ》]]の使い魔(ファミリア)として登場。~
ちなみに、海外版[[イラスト]]のような緑色の服を着ているのが確認できる。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「闇の中を彷徨い鋭い槍で心臓を一突きして殺してしまう」と書かれている。~
また、[[遊戯王ファイブディーズ &ruby(ワールド){WORLD}; &ruby(チャンピオンシップ){CHAMPIONSHIP}; 2010 - &ruby(リバース){Reverse}; &ruby(オブ){of}; &ruby(アルカディア){Arcadia};>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2010/]]の世界大会用[[禁止・制限カード]]リストでは[[禁止カード]]に指定されている。~
[[《浅すぎた墓穴》]]などと同じく、フリーズバグの存在が理由だと思われる。


**関連カード [#h70617d8]
-[[《浅すぎた墓穴》]]
-[[《復活の墓穴》]]

-[[《ファミリア・ナイト》]]

**収録パック等 [#f36c0900]
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-071
-[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]] PS-36
-[[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]] DT09-JP006

**FAQ [#ac27b05d]
Q:このカードの[[反転召喚]]時に[[《ねずみ取り》]]や[[《昇天の角笛》]]を[[発動]]した場合、[[リバース効果]]はどうなりますか?~
A:[[《ねずみ取り》]]の場合は、[[リバース]]した後[[破壊]]されたことになるので[[発動]]します。~
  [[《昇天の角笛》]]の場合は、「[[反転召喚]]」がなかったことになるため[[リバース]]しなかった扱いとなり[[発動]]しません。

Q:[[リバース]]したこの[[カード]]を[[生け贄召喚]]、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[発動]]時の[[コスト]]として[[墓地に送った]]場合、[[効果]]は[[発動]]できるのでしょうか?~
Q:[[リバース]]したこの[[カード]]を[[アドバンス召喚]]、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[発動]]時の[[コスト]]として[[墓地に送った]]場合、[[効果]]は[[発動]]できるのでしょうか?~
A:可能です。

Q:この[[カード]]が[[《硫酸のたまった落とし穴》]]の[[効果]]で[[リバース]]し[[墓地]]に送られた時、[[リバース効果]]と[[誘発効果]]はどのように処理しますか?~
A:まず[[リバース効果]]が[[チェーン]]ブロックに乗り、その後別[[チェーン]]で[[誘発効果]]が[[発動]]します。(09/07/26)

Q:この[[カード]]2枚と[[相手]][[フィールド]]の[[《究極恐獣》]]で[[無限ループ]]が起きた場合、どうしますか?~
A:[[調整中]]。(09/01/16)

Q:《ダークファミリア》が[[リバース]]後に[[墓地]]で[[効果]]を[[発動]]しました。この[[効果]]の[[発動]]に[[《王宮の号令》]]を[[チェーン]]した場合《ダークファミリア》の[[効果]]は[[無効]]になりますか?~
A:[[効果]]は[[無効]]化されます。(10/07/09)