エクシーズ・効果モンスター ランク4/風属性/岩石族/攻1800/守 800 レベル4モンスター×2 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。 ●自分の墓地に存在するモンスター3体を選択し、 デッキに加えてシャッフルする。 その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする。 ●自分の墓地に存在する効果モンスター以外の モンスター1体を選択して特殊召喚する。
DUEL TERMINAL −星の騎士団 セイクリッド!!−で登場した風属性・岩石族のエクシーズモンスター。
墓地のモンスターをデッキに戻してドローする、または効果モンスター以外のモンスターを蘇生する起動効果を持つ。
1つ目の効果は簡易版《貪欲な壺》。
ドローする枚数が1枚なのでドローソースとしては頼りなく、デッキに戻す部分をメリットに変えて運用したい。
リクルーターなどデッキからモンスターを展開するデッキにおいては、それらの回収パーツとして使える。
《貪欲な壺》に比べ枚数が少ない分発動しやすく、対象の指定もないため、汎用性は高い。
また、効果で戻すためエクストラデッキのカードの回収もでき、15枚の中をやりくりしつつ手札を増やすことができる。
2つ目の効果は効果モンスター以外のモンスター専用の蘇生。
エクシーズ召喚してまで下級モンスターを蘇生してもあまり旨みがないので、上級モンスターの蘇生を狙うべきだろう。
効果を持っていなければ融合・儀式・シンクロ・エクシーズモンスターも蘇生できるため、それらを採用するのも手。
特に同じ召喚条件を持つ《ジェムナイト・パール》との相性は抜群である。
通常モンスター主体のデッキならば豊富な蘇生とともに更なるエクシーズ召喚につなぐなどもできる他、コンボの選択肢も多い。
しかし、使用するデッキによってはまるで意味の無い効果になりやすい。
それぞれの効果でこのカードのエクシーズ召喚で消費したアドバンテージを回復することができる。
しかし、ステータスはランク4としてはかなり低く、下級モンスターにさえ一方的に倒されてしまいかねない。
エクシーズ素材の縛りはないものの、効果も単純にアドバンテージを取れるものではないため、デッキを選ぶカードであると言えるだろう。
【通常モンスター】系列のデッキで《レスキューラビット》を絡めて使用するのが一番相性がいい。
多くの通常モンスターを有し、このカードで蘇生可能な《ジェムナイト・パール》・《ジェムナイト・ジルコニア》を擁する【ジェムナイト】との相性は良好。
また、《E・HERO プリズマー》はデッキの上級通常モンスターを墓地へ送りつつ、このカードのエクシーズ素材となれる。
【青眼の白龍】や【真紅眼の黒竜】では、それぞれの主力モンスターに加え《青眼の究極竜》や《メテオ・ブラック・ドラゴン》も蘇生できる。
【魔法使い族】で《墓守の偵察者》からエクシーズ召喚し《ブラック・マジシャン》を蘇生しても面白い。
このカードと同じ条件のエクシーズ素材で蘇生対象としては十分なステータスを持つ《ジェムナイト・パール》も狙い目となるだろう。
【ガジェット】では、1つ目の効果で墓地のガジェットをデッキに戻す事で、ガジェットのサーチ効果を恒久的に使用できるため、エクシーズ召喚の候補先の1つとなる。
上記のような特定デッキにおいて、コンボ・シナジーを生み出すことができる点にも注目したい。