*《ダブル・アップ・チャンス/Double or Nothing!》 [#t6efaf8a]
 速攻魔法 
 モンスターの攻撃が無効になった時、
 そのモンスター1体を選択して発動する。
 このバトルフェイズ中、
 選択したモンスターはもう1度だけ攻撃する事ができる。
 その場合、選択したモンスターはダメージステップの間攻撃力が倍になる。
//英語名:http://cgi.ebay.com/Yugioh-Double-Nothing-X3-GENF-EN046-HAND-/380360670470?pt=LH_DefaultDomain_0&hash=item588f433d06

 [[GENERATION FORCE]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[攻撃]]が[[無効]]となった[[モンスター]]に[[攻撃]]機会を付与する[[効果]]とその[[モンスター]]の[[攻撃力]]を倍にする[[効果]]を持つ。~

 この[[カード]]の[[発動条件]]を満たせるのは、[[《クレボンス》]]・[[《ネクロ・ガードナー》]]・[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]・[[《魔法の筒》]]等。~
 [[《攻撃の無力化》]]等の[[バトルフェイズ]]自体を終了させる[[カード]]の場合は[[発動]]できず、[[《次元幽閉》]]等で[[攻撃]]した[[モンスター]]が[[除去]]された場合も[[発動]]できない。~
 一見格好の標的になりそうな[[《くず鉄のかかし》]]に対しては、[[セット]]する処理が挟まるため[[発動]]できない。~
 対象となる[[カード]]の数自体は少なくなく、[[発動]]できれば間違いなく[[相手]]の度肝を抜けるだろうが、やはり[[相手]]依存だけでは[[腐る]]可能性は高い。

 この[[カード]]を使用する場合、[[《No.39 希望皇ホープ》]]や[[《サイバー・オーガ》]]等の能動的に[[攻撃]]を[[無効]]化する方法も用意しておきたい。~
 [[《サイバー・バリア・ドラゴン》]]や[[《ナチュル・バタフライ》]]等、[[攻撃]]を[[無効]]にする[[モンスター]]を[[送りつけ]]て[[攻撃]]する[[コンボ]]も考えられる。~
 [[エクシーズ召喚]]しやすい[[《No.39 希望皇ホープ》]]を用いるのが最も効率的だろうか。

 [[攻撃力]]を倍にすることだけに着目するならば、条件が緩く[[効果]]が持続する[[《巨大化》]]の方が[[汎用性]]は高い。~
 [[ライフポイント]]等に左右されない点、相手の[[攻撃]]妨害[[カード]]に対して使える点で差別化を図りたい。~
 [[《クレボンス》]]に対して[[効果]]を使った場合は[[相手]]が他の[[モンスター]]を[[コントロール]]していないとあまり意味がないが、[[《ネクロ・ガードナー》]]に守りを任せて安心している[[相手]]には強烈なカウンターとなり得る。~

-条件を満たしていれば[[相手]]の[[モンスター]]も選択することができる。~
[[《バトルマニア》]]で[[《アマゾネスの剣士》]]に[[攻撃]]を強制するなどの[[コンボ]]が考えられる。

-[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]と記載されていないため、[[装備魔法]]等による[[強化]]も倍加する。

-「ダブル・アップ」とは、ポーカー等のギャンブルにおいて、「勝ち金をそのまま賭けて勝負し、勝った場合は勝ち金が倍になる」ルールのことである。~
[[イラスト]]ではスロットマシーンから大量のコインが放出されているため、ダブル・アップに成功したことが窺える。~
[[モンスター]]の[[攻撃]]が[[無効]]になることにその[[モンスター]]の[[攻撃力]]をかけたのだろうか。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ・漫画ZEXALにおける「遊馬vs凌牙」(1戦目)にて遊馬が使用。~
[[《No.39 希望皇ホープ》]]の[[攻撃]]を自身の[[効果]]で[[無効]]にして[[発動]]した。~
それにより[[《No.39 希望皇ホープ》]]の[[攻撃力]]を5000に上昇させ、[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]を[[戦闘破壊]]して勝負を決めた。~
「遊馬vs右京」戦でも遊馬の[[手札]]にあったが、最後まで使用されなかった。
--アニメや漫画の演出を見る限りでも完全に[[《No.39 希望皇ホープ》]]との[[コンボ]]を意識した[[カード]]である。~
故に、当時[[《No.39 希望皇ホープ》]]を所持していない遊馬に「どうやって使うんだ」と言われていた。~
//遊馬の[[デッキ]]は父親から譲り受けたものなのだが、彼はいったいどういう意図でこの[[カード]]を入れたのだろうか?~
//遊馬が気づかなかっただけであって一応活用法はアルカードだし

--漫画での[[イラスト]]はOCGと異なる。~

--アニメ5D'sでは、《バトル・リターン》というこのカードと似た[[効果]]を持つ[[罠カード]]が登場している。~
あちらは[[罠カード]]であり、対象[[モンスター]]の[[攻撃力]]を半分にする[[効果]]だった。
//《バトル・リターン》のほうが発動条件が圧倒的に広いので下位互換とはいえないが。
//どうせならそこら辺も踏まえて記述してはいかが。アニメを視聴していないと、同じ発動条件に見えなくもない。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では遊馬が使用し、[[《No.39 希望皇ホープ》]]とのコンボで使う。~
しかし、[[《No.39 希望皇ホープ》]]とこの[[カード]]が揃うと見境なく[[発動]]するため、[[守備表示]]の[[モンスター]]に対してこの[[カード]]を使うなど無意味なプレイングが見られる。


//-神話・伝承において―~

**関連カード [#hbe0e872]
-[[《リミッター解除》]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#b308c39c]
-[[GENERATION FORCE]] GENF-JP046
-[[デュエリストパック−遊馬編−]] DP12-JP019

**FAQ [#ma31620c]
Q:[[《ポセイドン・ウェーブ》]]・[[《魔法の筒》]]は、[[無効]]にされた後[[ダメージ]]が入る事になり[[タイミングを逃す]]扱いになりますか?~
A:いいえ、どちらの場合も[[攻撃]]を[[無効]]にする処理と[[ダメージ]]を与える処理は同時に行われる扱いになりますので[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]]発動することはできます。(11/04/17)

Q:[[相手]][[モンスター]]に対し使えますか?~
A:はい、[[相手]][[モンスター]]に対して[[発動]]できます。(11/04/17)

Q:[[攻撃力]]アップは次の[[ターン]]以降も継続されますか?~
A:いいえ、その[[ダメージステップ]]中の間だけです。(11/04/16)

Q:[[攻撃力]]が[[無効]]になった時に[[手札]]にあるこのカードを[[チェーン]]して複数枚[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]することはできますが、さらに[[攻撃]]出来る回数は1回のみで、倍になる処理も1回しか行われず、1枚だけ[[発動]]したのと同様の処理になります。(11/04/17)

//Q:このカードは[[攻撃]]が無効にされた場合、必ず[[発動]]しなければなりませんか?~
//A:はい、[[強制効果]]ですので、必ず[[発動]]しなければなりません。(11/04/17)
//手札、または場に伏せてある速攻魔法を強制発動しなければならないという前例ない裁定なので、何回か裁定取って固まるまでアウトにしておきます。

Q:[[《サイバー・オーガ》]]の「[[戦闘]]を[[無効]]にし[[攻撃力]]をアップする」[[効果]]で[[攻撃]]を止めた場合、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:できます。(11/04/20)

Q:[[《くず鉄のかかし》]]で[[攻撃]]を[[無効]]にされた時、[[発動]]できますか?~
A:[[セット]]する処理が入るため、[[発動]]できません。(11/04/20)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。