*《ダブル・サイクロン/Double Cyclone》 [#sd13576a]
 速攻魔法
 自分フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚と、
 相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して発動する。
 選択したカードを破壊する。

 [[DUELIST REVOLUTION]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 その名の通り[[《サイクロン》]]を2発同時に放つとでも言うべき[[効果]]を持っている。

 [[《サイクロン》]]との最大の違いは、[[自分]]の[[カード]]を[[破壊]]しなければならない点である。~
 現在は[[《サイクロン》]]も[[無制限カード]]であるうえにその[[《サイクロン》]]の3枚積みも怪しくなっており、[[自分]]への[[破壊]]をはっきりとした[[メリット]]に転換できる[[デッキ]]でなければ採用する意味はない。~
 適当な[[魔法・罠カード]]の[[発動]]時にその[[魔法・罠カード]]を[[対象]]に[[チェーン]]する、あるいは逆にこの[[カード]]の[[対象]]にした[[カード]]を[[チェーン]][[発動]]するなら[[ディスアドバンテージ]]の回避はできるが、それでは[[《サイクロン》]]を[[発動]]機会を限定して撃っているのと何も変わらない。~

 以下、この[[カード]]の[[自分]]の[[カード]]の[[破壊]]を[[メリット]]に転換できる[[デッキ]]・[[カード]]群である。

+[[【やりくりターボ】]]における[[《非常食》]]の[[相互互換]]。
+[[破壊]]することで[[効果]]を[[発動]]する[[《歯車街》]]や[[《呪われた棺》]]等。
+[[自分]]の[[ロック]][[カード]]解除と[[相手]]の[[魔法・罠除去]]をこの[[カード]]1枚でこなせる[[【フィフティ・フィフティ】]]。
+[[装備カード]]になっている[[モンスター]]を効率良く剥がせる[[《サクリファイス》]]や[[《D−HERO Bloo−D》]]、[[《The アトモスフィア》]]。~
[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に[[装備カード]]と、[[攻撃]]等をためらわせる[[伏せカード]]を[[破壊]]することで、次の[[自分]]の[[ターン]]に比較的安全に[[《サクリファイス》]]等の[[効果]]を[[発動]]できる。~

-性質上[[エンドサイク]]のような使い方をするのは難しい。~
[[エンドサイク]]のような使い方をするならば[[《砂塵の大竜巻》]]の方が使いやすい。~
逆に[[相手]]の[[エンドサイク]]の[[対象]]となった[[自分]]の[[カード]]を[[対象]]にこの[[カード]]を[[発動]]して[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]することができる。~
[[自分]]の[[ターン]]ならば[[手札]]から[[発動]]できる[[速攻魔法]]ならではの芸当である。

-「[[破壊]]できない」[[効果]]を持つ[[カード]]は[[対象]]に取れないが、「[[破壊]]されない」[[効果]]を持つ[[カード]]は[[対象]]に取れる。~
似たような[[テキスト]]だが、僅かな違いで[[効果]]が大きく異なるので注意。~
具体例を挙げると、[[《フィールドバリア》]]の[[効果]][[適用]]中は[[フィールド魔法]]を[[対象]]に取れず、[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]][[適用]]中は[[フィールド魔法]]を[[対象]]に取れる。~

-[[破壊]][[対象]]にこの[[カード]]自身を選択する事はできない。~
もっとも、これがもし可能であれば実質的に[[《サイクロン》]]と同じ[[効果]]になり、しかも状況次第で上記のように[[自分]]の[[カード]]を[[破壊]]出来る[[メリット]]も含んでしまうため、当然の裁定と言えるだろう。~
なお、[[《サイクロン》]]も[[《サイクロン》]]自身を[[対象]]には選べない。~
ちなみにこの[[カード]]を2枚[[発動]]して[[お互い]]を[[破壊]]対象にとり合えば、[[《サイクロン》]]を2発打っているのと同じとなる。~
ただし、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]である都合上、どちらかはあらかじめ伏せておく必要がある。

-上記に述べられた通り[[《サイクロン》]]の派生[[カード]]の中でも扱いやすい部類に入る。~
[[発動条件]]が厳しい[[《一陣の風》]]や[[《トルネード》]]の立場が危ぶまれる。~
ただし現在は[[《サイクロン》]]も[[制限解除]]されており、この[[カード]]自身も立場が危うくなっている。~
「[[自分]]と[[相手]]の[[カード]]を同時に[[破壊]]する」ことに意味を成す[[デッキ]]なら採用できるだろう。~

-[[《サイクロン》]]の[[英語名]]は「Mystical Space Typhoon」だが、こちらにはちゃんと「Cyclone」が使われている。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsガードロボ」戦において遊星が使用。~
[[発動]]機会を失った[[自分]]の[[《エンジェル・リフト》]]と[[相手]]の[[永続罠]]《カウンター・フォース》を[[破壊]]しようとするが、[[《神の宣告》]]に[[無効]]化された。

--アニメでは[[通常魔法]]だった。~
OCG化において、強化されたと言える。

--アニメGXに登場した《ペア・サイクロイド》([[《サイクロイド》]]参照)の攻撃名でもある。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#j38a03bc]
-[[《砂利ケーン》]]
-[[《サイクロン》]]
//-[[《ダブル・サイクロン》]]
-[[《ツイスター》]]
-[[《トルネード》]]
-[[《撲滅の使徒》]]
-[[《一陣の風》]]
-[[《旋風剣》]]
-[[《スタンピング・クラッシュ》]]

-[[《砂塵の大竜巻》]]
-[[《荒野の大竜巻》]]

-[[《スクラップ・ドラゴン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#p2150031]
-[[DUELIST REVOLUTION]] DREV-JP046
-[[デュエリストパック−遊星編3−]] DP10-JP022

**FAQ [#k27ecefd]
Q:[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:[[自分]]と[[相手]]の[[カード]]を[[対象にとる効果>対象をとる(指定する)効果]]です。(10/04/17)

Q:[[自分]]と[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]するのは同時ですか?~
A:同時扱いです。(10/04/17)

Q:この[[カード]]自身と[[相手]]の[[魔法・罠カード]]1枚を対象にしてこの[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:この[[カード]]自身を対象にとって[[発動]]することはできません。(10/04/17)

Q:どちらか片方の[[フィールド]]にしか[[魔法・罠カード]]が存在しない場合[[発動]]可能ですか?~
A:できません。(10/04/17)

Q:[[《非常食》]]などで選択した片方のカードが存在しなくなり[[破壊]]できなかった場合、もう片方のカードは[[破壊]]するのですか?~
A:[[破壊]]します。(10/04/17)

Q:[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]がある状態で、[[破壊]]されない[[フィールド魔法]]を選択することができますか?~
  できる場合、もう片方の選択した[[カード]]は[[破壊]]できますか?~
A:選択できます。もう片方の[[カード]]も[[破壊]]されます。(10/04/18)

Q:[[《フィールドバリア》]]がある状態で、[[破壊]]できない[[フィールド魔法]]を選択することができますか?できる場合、もう片方の選択したカードは破壊できますか?~
A:[[《フィールドバリア》]]の[[効果]]などによって[[破壊]]できないカードを対象にとることはできません。(10/04/17)


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。