効果モンスター(禁止カード) 星3/地属性/植物族/攻 300/守 300 (1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。 自分フィールドに「綿毛トークン」 (植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。 このトークンは特殊召喚されたターン、アドバンス召喚のためにはリリースできない。
Vジャンプ(2006年2月号) 付属カードとして登場した地属性・植物族の下級モンスター。
墓地へ送られた場合、綿毛トークン2体を生成する誘発効果を持つ。
墓地へ送られた場合に発動する誘発効果は強制効果かつ墓地へ送られる手段を問われないため、場所・方法を問わずにトークンを生成できる。
数あるトークン生成カードの中でもトップクラスに発動条件がゆるく、コンボに組み込みやすい。
生成した綿毛トークンは、壁の他、様々な用途に利用できる。
レベル1のため、シンクロ召喚のレベル調整には特に重宝する。
《クイック・シンクロン》や《デブリ・ドラゴン》との相性の良さから、【デブリダンディ】をはじめ多くの【シンクロ召喚】系デッキで活用される。
リンク素材としても有用であり、このカードを素材に出したリンクモンスターと2体のトークンにより更なる高リンクのリンク召喚が可能となる。
《デブリ・ドラゴン》や《クレーンクレーン》などで蘇生すれば、リンク4の《ファイアウォール・ドラゴン》も手札消費1枚で呼び出せる。
また、レベル3であることを活かし《彼岸の黒天使 ケルビーニ》で墓地へ送れば、下準備なしでリンク4まで繋げることもできる。
《ファイアウォール・ドラゴン》との相性は抜群で、サルベージした《ダンディライオン》をトロイメアの手札コストにしてトークン生成し、さらなる展開が可能。
また、特殊召喚したターンは不可能なものの、アドバンス召喚のためのリリースとしても有用。
アドバンス召喚以外でリリースすることは可能であり、融合素材やシンクロ素材・リンク素材として墓地へ送る事もできる。
ただし、このカードとトークンは共にステータスが非常に低いので、貫通能力を持ったモンスターからは大ダメージを受けやすい。
このカード及び綿毛トークンも植物族なので種族サポートにも注目したい。
中でも《ローンファイア・ブロッサム》との併用は、トークンの環境上価値が上がるたびに採用した上位デッキが現れる定番出張コンビと言える。
【植物族】ではさらに多くの用途が見込め、《椿姫ティタニアル》・《超栄養太陽》・《ポリノシス》のリリース要員、《メリアスの木霊》のエクシーズ素材、《ボタニカル・ライオ》の攻撃力底上げ、《世界樹》のフラワーカウンター稼ぎと多方面で活用できる。
《ギガプラント》や《ロードポイズン》によって、何度も使い回すのが理想的である。
―効果関連
―《ダンディライオン》の姿が見られるカード
Q:フィールド以外の場所から墓地へ送られた場合でも、この誘発効果は発動しますか?
A:はい、原則として、いかなる方法によって墓地へ送られた場合でも、この誘発効果は発動します。
ただし、「『墓地に戻す』は『墓地へ送る』ではない」ことだけは留意してください。
Q:《ライトニング・ボルテックス》の発動に《転生の予言》をチェーンしてコストとして墓地へ捨てられた《ダンディライオン》をデッキに戻した場合、《ダンディライオン》の効果は発動しますか?
A:デッキに戻った《ダンディライオン》の効果は発動しません。(12/09/21)
Q:《死者転生》のコストとしてこのカードを捨て、コストにしたこのカード自身を手札に加えました。
このカードの効果は発動しますか?
A:《死者転生》によって手札に加えたこのカードの効果は発動しません。(12/09/20)
Q:ダメージ計算時に相手が発動した《クリボー》の効果に対して、コストで《ダンディライオン》を捨てて《天罰》を発動し無効にしました。
ダメージ計算時にチェーンは1度しか発生しませんが、このとき《ダンディライオン》の効果は発動しますか?
発動する場合、どのタイミングで発動しますか?
また、この《ダンディライオン》の効果に対してカード・効果をチェーンできますか?
A:上記の状況で墓地へ送られた《ダンディライオン》は、ダメージ計算を行う前に効果が発動します。
また、この場合はダメージ計算前、ダメージ計算時、ダメージ計算後のどのタイミングとも扱いません。
なお、このタイミングで発動した《ダンディライオン》の効果には、ダメージ計算時に発動できるカード・効果のみチェーンできます。(14/03/28)