《チェーン・ブラスト/Chain Detonation》

通常罠
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
このカードがチェーン2またはチェーン3で発動した場合、
このカードをデッキに加えてシャッフルする。
このカードがチェーン4以降に発動した場合、
このカードを手札に戻す。

 CYBERDARK IMPACTで登場した、バーン系の通常罠
 チェーンカードの1枚であり、チェーン2・3、チェーン4以降に発動した場合にデッキ手札に戻す効果が発動する。

 チェーン1で発動した場合はそのまま墓地に送られるが、単発火力としてダメージが500というのは量として少ない。
 しかもチェーン2・3で発動した場合はデッキに戻り、デッキ内のバーンカードの平均火力を下げるためディスアドバンテージになってしまう。

 しかし、チェーン4以降に発動した場合は手札に戻るため、アドバンテージに繋がってくる。
 手札に1回戻す事ができれば標準的な1000、2回以上回収できてアドバンテージとみなせる1500、…、と増えてゆく。
 もし使うのであれば《強欲な瓶》《八汰烏の骸》《くず鉄のかかし》と言ったディスアドバンテージのないフリーチェーンカードと相性が良い。

 つまり、このカードを採用するからにはチェーン4以降に発動しなければならず《積み上げる幸福》の発動補助には何ら貢献しない。
 元から高ダメージを期待できる単発のバーンカードよりも活躍できるケースは稀なので採用の際には留意が必要。
 《連鎖爆撃》07/03/01制限カード化によって過剰にチェーンを組み上げるメリットが無くなったため出番がほとんど無いのだ。

  1. 《悪夢の拷問部屋》を3枚(便宜上、各々をA、B、Cとする)発動する。
  2. 何らかの効果ダメージを発生させる。
  3. チェーン1:《悪夢の拷問部屋》A」「チェーン2:B」「チェーン3:C」とチェーンブロックが積まれる。
  4. チェーン4にこのカードを発動する。
  5. 【→→】チェーン4で発動されたため、このカードは手札に戻る。
  6. このカードの効果ダメージ《悪夢の拷問部屋》A、B、Cが反応し、チェーンブロックが3つ作られる。
  7. 《処刑人−マキュラ》効果で、手札からこのカードをチェーン4で発動する。
  8. 【→→】に戻るので、それを繰り返す。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:チェーン2で発動した場合、デッキに戻るのはどのタイミングですか?
A:このカードの効果解決後チェーン1の効果処理に入る前です。
  そのため、チェーン1の効果がこのカードを破壊するものであってもこのカードはデッキに戻ります。

Q:チェーン2で発動したところ、チェーン3で相手はこのカードに対し《砂塵の大竜巻》発動しました。このカードはデッキに戻りますか?
A:いいえ、戻りません。このカードの処理に入る前にこのカードが破壊された場合、戻る効果は発揮されません。