*《チェーン・マテリアル/Chain Material》 [#j302e4c9]
 通常罠
 このカードの発動ターンに自分が融合召喚をする場合、
 融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを
 自分の手札・デッキ・フィールド上・墓地から選んでゲームから除外し、
 これらを融合素材にできる。
 このカードを発動するターン、自分は攻撃する事ができず、
 この効果で融合召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。

 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[自分]]の[[手札]]・[[デッキ]]・[[フィールド]]・[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]することで[[融合素材]]にできるようになる[[効果]]を持つ。

 [[攻撃]]が封じられ、[[エンドフェイズ]]に[[破壊]]されるため、[[融合モンスター]]の[[効果]]を利用するか、[[除外]]を目的として使用する事になるだろう。~
 [[E−HERO]]の強力な[[効果]]を利用したり、[[《ブローバック・ドラゴン》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]等を[[除外]]し、[[《闇次元の解放》]]・[[《次元融合》]]で[[帰還]]させる等の使い方が出来る。~
 また[[ターン]]終了時に[[自壊]]する点に目をやり、[[《E・HERO The シャイニング》]]等の[[効果]]の[[トリガー]]とする事も有効。~
 ただし、[[攻撃]]出来ない制約は「この[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]」に対するものではないので注意。~
 他の[[モンスター]]も含め、[[発動]]した[[ターン]]は一切の[[攻撃]]が行えなくなる。

 [[《ビークロイド・コネクション・ゾーン》]]との[[コンボ]]は強力。~
 [[《ビークロイド・コネクション・ゾーン》]]によって自身の[[破壊]][[効果]]を免れるため、[[【ビークロイド】]]には[[必須カード]]となる。~
 [[《アルティメットサイキッカー》]]も自身の[[破壊されない]][[効果]]で[[フィールド]]に留まれるが、[[融合素材]]の都合上この[[カード]]を使う意味があまりない。~

 [[《Dragoon D−END》]]との相性も抜群。~
 [[攻撃]]不可の[[デメリット]]を[[破壊]][[効果]]と共有でき、なおかつ自身の[[効果]]で[[蘇生]]も行える。

 また、[[エクストラデッキ]]を圧迫するものの、各種[[エクシーズモンスター]]との相性も非常に良い。~
 [[《フュージョン・ゲート》]]を使用すれば、[[デッキ]]に[[融合素材]]がある限り[[レベル]]3〜10までの[[モンスター]]を複数並べられる。~
 そこから[[エクシーズ素材]]に制限のない[[エクシーズモンスター]]を複数体並べられる。

-「この[[効果]]で[[融合召喚]]した〜」とあるが''この[[カード]]は[[融合召喚]]を行うカードではなく、[[融合]][[サポートカード]]である。''~
[[《融合》]]等のカードは必要となるので注意しよう。

-このカードは[[発動]]した時点では何の[[効果]]処理も行わない。~
このカードの[[除外]]する[[効果]]はあくまで[[《融合》]]系統のカードの[[効果解決時]]にのみ適用される。~
また、[[除外]]する[[効果]]も[[強制>強制効果]]ではないため、[[《融合》]]系統カードの[[効果解決時]]にこの[[カードの効果]]によって[[融合素材]]を[[除外]]して[[融合召喚]]するか通常の[[融合召喚]]を行うかを選ぶ事も可能。(詳しくはFAQ参照)
-この[[カード]]は[[発動]]した時点では何の[[効果]]処理も行わない。~
この[[カード]]の[[除外]]する[[効果]]はあくまで[[《融合》]]系統のカードの[[効果解決時]]にのみ適用される。~
また、[[除外]]する[[効果]]も[[強制>強制効果]]ではないため、[[《融合》]]系統[[カード]]の[[効果解決時]]にこの[[カードの効果]]によって[[融合素材]]を[[除外]]して[[融合召喚]]するか通常の[[融合召喚]]を行うかを選ぶ事も可能。(詳しくはFAQ参照)

-[[《リミッター解除》]]同様、[[《月の書》]]や[[《亜空間物質転送装置》]]で[[デメリット]]を解除できる。~
したがって、フィールド上に[[融合モンスター]]を複数体揃えた後[[《皆既日蝕の書》]]を[[発動]]すれば、[[相手]]の大量[[ドロー]]と引きかえに、[[フィールド]]に強力な[[融合モンスター]]をそのままとどめておくことも可能である。
したがって、[[フィールド]]上に[[融合モンスター]]を複数体揃えた後[[《皆既日蝕の書》]]を[[発動]]すれば、[[相手]]の大量[[ドロー]]と引きかえに、[[フィールド]]に強力な[[融合モンスター]]をそのままとどめておくことも可能である。

-[[融合召喚]]時に自身を消費しない[[《フュージョン・ゲート》]]との相性も抜群であり、[[融合素材]]が残っている限り何度でも[[融合召喚]]を行う事が可能となる。~
[[《カタパルト・タートル》]]を用いて大[[ダメージ]]を与える[[コンボ]]を利用した[[デッキ]]が[[【マテリアル1キル】]]である。~
詳細は該当ページを参照。

-「このカードを[[発動]]した[[ターン]][[攻撃]]する事はできず」であって、「このカードを[[発動]]した[[ターン]]その[[融合モンスター]]は[[攻撃]]する事はできず」ではない。~
よって、この[[ターン]]に[[モンスター]]が1体でも[[攻撃]]をしていたら「[[誓約効果]]」の理屈によりその[[ターン]]中は[[発動]]不可能。 

-「[[融合素材代用モンスター]]は[[デッキ]]内で効力を発揮しない」というルールは覆せない。~
よって、[[手札]]・[[墓地]]・[[フィールド]]にある[[融合素材代用モンスター]]は[[効果]]を発揮できるが、[[デッキ]]内の[[融合素材代用モンスター]]は[[効果]]を発揮できない。

-描かれているのは、[[《炎を操る者》]]と[[《伝説の剣豪 MASAKI》]]、さらに[[《凡骨の意地》]]。~
[[融合]]すると、かつての[[城之内>《城之内》]]の主力[[モンスター]]であった[[《炎の剣士》]]になる。~
そして[[《凡骨の意地》]]は言わずもがな[[城之内>《城之内》]]をモチーフにしている[[カード]]である。~
実際の[[デッキ]]でも[[【凡骨融合】]]で狙える[[コンボ]]である。

-英語版ではこの[[カード]]が[[Short Print>N-Rare]]扱いで収録されている。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの3期最終[[デュエル]]「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」戦で、[[ユベル>《ユベル》]]が使用。~
このカードと[[《超融合》]]で、「[[レベル]]1〜12の[[モンスター]]1体ずつ」の計12体を素材に「超融合神」を[[融合召喚]]することによる破滅を目論んだ。~
しかしこのカードに対し《スピリチュアル・フュージョン》を[[チェーン]]され、[[融合素材]]対象が十代と[[ユベル>《ユベル》]]に変更された。~
[[攻撃]]を行った[[ターン]]の[[メインフェイズ]]2に発動していたため、[[攻撃]]封印の[[デメリット]]は存在しなかったようである。~
ちなみに、選択したカードは以下の通り。~
[[融合素材]]はほぼ[[悪魔族]]であり、アニメDMおよびGXにて使用された[[カード]]が使われている。

--[[レベル]]1:[[《グレイブ・スクワーマー》]]
--[[レベル]]2:[[《ジャイアントウィルス》]]
--[[レベル]]3:《カオス・コア》
--[[レベル]]4:[[《ファントム・オブ・カオス》]]
--[[レベル]]5:《暗黒の召喚神》
--[[レベル]]6:[[《炎獄魔人ヘル・バーナー》]]
--[[レベル]]7:[[《合成魔獣 ガーゼット》]]
--[[レベル]]8:[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]
--[[レベル]]9:[[《ヘルフレイムエンペラー》]]
--[[レベル]]10:[[《幻魔皇ラビエル》]]
--[[レベル]]11:[[《ゲート・ガーディアン》]]
--[[レベル]]12:[[《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》]]

--アニメ5D's公式サイトのデュエルワンポイントレッスンにおいて、[[《融合》]]の代わりに[[融合召喚]]を行える[[カード]]として[[《超融合》]]・[[《パワー・ボンド》]]と共に紹介されている。~
しかし、上記にもあるようにこの[[カード]]単独では[[融合召喚]]できない。

-コナミのゲーム作品において―~
タッグフォース3において、エド・フェニックスがこのカードと[[《フュージョン・ゲート》]]を用いた[[【Dragoon D−END】>【Dragoon D−END】#o36c018a]]を使用してくる。~
タッグフォース2までのエドはCPUが[[【D−HERO】]]を使いこなせず、[[プレイヤー]]間で弱小キャラ扱いを受けていたが、3では一転してかなり手強い[[相手]]となっている。

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#uc8d81cb]
//-[[《ヴァイロン・マテリアル》]]
//-[[《シンクロ・マテリアル》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《凡骨の意地》]]
-[[《炎を操る者》]]
-[[《伝説の剣豪 MASAKI》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#ve3ed8a0]
//-【オーバーマテリアル】
//-【カタパルトゲート】
-[[【マテリアル1キル】]]

**収録パック等 [#q107bacb]
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP101
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP067

**FAQ [#fa2e9a96]
Q:このカードを[[発動]]した[[ターン]]に複数回[[融合召喚]]を行う場合、この[[カードの効果]]はその全ての[[融合召喚]]に適用されますか?~
A:はい、全てに適用されます。(07/11/23)

Q:[[発動]][[ターン]]、他の[[カードの効果]]で[[融合召喚]]を行う時、この[[カードの効果]]を使わないことはできますか?([[《王宮の鉄壁》]]がなくても)~
  また、その場合その[[融合モンスター]]は[[エンドフェイズ]]に[[破壊]]されますか?~
A:この[[カード]]を[[発動]]した場合でも、[[融合召喚]]を行う際に、[[効果]]を適用しない事ができます。~
  また、[[効果]]を適用しなかった場合、[[融合モンスター]]は[[破壊]]されません。(09/01/27)

Q:[[魔法カード]][[《融合》]]以外で[[融合召喚]]を行う場合でも[[効果]]は適用できますか?~
A:カードによって異なります。~
  [[《パワー・ボンド》]]・[[《ミラクル・フュージョン》]]・[[《ビークロイド・コネクション・ゾーン》]] ・[[《ダーク・フュージョン》]]・[[《龍の鏡》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]・[[《ダーク・コーリング》]]・[[《フュージョン・ゲート》]]・[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]・[[《輝石融合》]]・[[《パーティカル・フュージョン》]]の場合なら可能です。(11/05/18)~
  しかし、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]](10/05/29)、[[《サイバーダーク・インパクト!》]]でこの[[効果]]は使用できません。~
//  しかし、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]](10/05/29)、[[《サイバーダーク・インパクト!》]]、[[《平行世界融合》]](10/11/30)でこの[[効果]]は使用できません。~
  [[《超融合》]]でも[[効果]]は使用できますが、この[[効果]]を使用した場合は[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[融合素材]]にする事はできなくなります。(08/01/05)~
  また、[[《平行世界融合》]]については[[調整中]](12/06/13)

Q:[[《簡易融合》]]の場合はどういう処理になりますか?~
A:[[《簡易融合》]]は[[融合素材]]を必要としないため、この[[カード]]の影響を受けません。(07/11/24)

Q:《チェーン・マテリアル》[[発動]][[ターン]]内に《チェーン・マテリアル》の[[効果]]を用いた[[《融合》]]の[[発動]]に対して、[[《王宮の鉄壁》]]を[[チェーン]][[発動]]されました。~
この場合、[[《融合》]]の[[効果解決時]]に《チェーン・マテリアル》の[[効果]]を適用するのを止めて、[[《融合》]]のみの[[効果]]処理を適用することは可能ですか?~
A:《チェーン・マテリアル》の[[効果]]を適用している場合、どちらの方法で[[融合召喚]]をするかは、[[《融合》]]の[[効果解決時]]に選択する事になります。~
よって、[[《融合》]]に[[チェーン]]をして、[[《王宮の鉄壁》]]を[[発動]]した場合、《チェーン・マテリアル》の[[効果]]を適用して、[[融合素材]][[モンスター]]を[[除外]]する事はできません。~
[[《融合》]]の[[効果]]処理として、[[手札]]や[[フィールド上のカード]]を[[融合素材]]として、[[融合召喚]]を行います。(08/11/12)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。