効果モンスター 星4/地属性/獣族/攻1600/守1100 自分フィールド上に獣族モンスターが表側表示で2体存在する場合、 このカードを墓地から特殊召喚する事ができる。 この効果で特殊召喚したこのカードはフィールド上から離れた場合、 ゲームから除外される。 このカードをシンクロ素材とする場合、 獣族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
STARSTRIKE BLASTで登場した地属性・獣族の下級モンスター。
自分フィールド上に獣族モンスターが2体存在する場合に自己再生可能な起動効果を持つ。
自己再生の条件から《ロックキャット》や《金華猫》、《極星獣タングニョースト》といった展開手段を持つ獣族と併用したい。
《レスキューラビット》で獣族モンスターを2体リクルートするのも有効であり、レベル4ならば《ラヴァルバル・チェイン》を経由してこのカードを墓地に送る事もできる。
それ以外では《砂塵の騎士》や《召喚僧サモンプリースト》の他、種族統一デッキならば《ボルテック・バイコーン》等で墓地へ送ると良い。
フィールドを離れると除外されるデメリットはエクシーズ素材にする事で回避でき、ランク4のエクシーズ召喚に特化した【獣族】ならば何度でも自己再生が可能。
自己再生トリガーにはレベル4の《素早いビッグハムスター》が有力だが、相手ターンでリバースさせる必要がある点に注意。
また、相手依存となるが《おとぼけオポッサム》を事前に自壊させておけば任意のタイミングで自己再生条件を満たせる。
このカードが墓地に2枚ある状態で《おとぼけオポッサム》とレベル4獣族1体を並べて自己再生、その後《おとぼけオポッサム》を自壊させて2体目を自己再生させれば、《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》等もエクシーズ召喚できる。
変わった所では《ビーストライカー》から《モジャ》をリクルートする事でも条件を満たせ、その後もランク4のエクシーズ召喚に繋げられる。→【キング・オブ・ビースト】
以上から一見自己再生しやすいモンスターに見えるが、実は自分フィールド上に存在する獣族モンスターは2体ちょうどである必要がある。
そのため、効果解決時に数が増減していた場合蘇生できないため、実際のデュエルでは予想外に小回りが利かない場面が多い。
また一方で、獣族シンクロモンスターにしか使用できないデメリットもありシンクロ素材としての使い勝手は今一つ。
レベルが高すぎて魔轟神獣のシンクロ素材にできず、他の獣族シンクロモンスターで汎用性が高いのは《ナチュル・ビースト》程度である。
一応、高レベルの獣族シンクロモンスターを軸とする【ライトニング・トライコーン】なら活躍の場は広い。
《キーマウス》等から《サンダー・ユニコーン》、《X−セイバー エアベルン》から《ボルテック・バイコーン》、《極星獣グルファクシ》から《ライトニング・トライコーン》がシンクロ召喚ができる。
それぞれの展開手段とこのカードの自己再生手段も噛み合っており、自然な流れでのシンクロ召喚が狙えるだろう。
何れにせよノーコストで自己再生できるモンスターは貴重であり、状況によっては《一族の結束》などを用いてアタッカーにしても悪くはない。
いかにして「獣族2体+墓地にこのモンスター」の状況を素早く準備できるか、デッキ構築力が問われるモンスターである。
Q:この効果は起動効果ですか?
A:はい、2体いる時に墓地で発動できる起動効果です。(10/07/17)
Q:3体以上存在する場合、特殊召喚できますか?
A:いいえ、できません。2体ちょうどの必要があります。(10/07/17)
Q:このカードの起動効果の効果解決時にフィールド上に表側表示の獣族モンスターが2体存在しなくなった時に特殊召喚する効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(11/12/16)