*《チェンジ・スライム/Change Slime》 [#s1aaae31]
*《チェンジ・スライム/Change Slime》 [#top]
 通常モンスター
 星1/水属性/水族/攻 400/守 300
 形を自由に変え、様々なものに変身するスライム。

 [[STARTER BOX]]で登場した[[水属性]]・[[水族]]の[[下級モンスター]]。~
 長い間使われていなかったが、新カードにより価値が上昇したカードの一つである。~
 最初のスライムモンスター。
 最古のスライム[[モンスター]]である。~

 [[レベル]]1の[[通常モンスター]]であり、[[《トライアングルパワー》]][[《弱肉一色》]][[《同姓同名同盟》]]に対応する。~
 さらに[[水属性]]の[[通常モンスター]]であるため、[[《サルベージ》]][[《闇の量産工場》]]を使う事で、[[墓地]]から2体まで回収できる。~
 [[《高等儀式術》]]を使い、[[レベル]]1[[通常モンスター]]を複数積み込んで[[デッキ圧縮]]と[[墓地を肥やす]]戦術も存在する。~
 これにより[[水属性]][[モンスター]]を主軸とする[[デッキ]]にはこの[[モンスター]]を投入する可能性もある。~
 [[手札]]に来ても[[《アビス・ソルジャー》]]の[[コスト]]にでき、他の[[属性]]の[[モンスター]]より使い道がある。~
 [[水属性]]・[[水族]]・[[レベル]]1なので、[[《湿地草原》]]に対応するが、他にも[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]が存在するため、[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]が優先される。
 現在存在している[[水属性]]・[[水族]]・[[レベル]]1の[[通常モンスター]]は全てこの[[カード]]と[[攻撃力]]が同じであり、[[守備力]]はこの[[カード]]が最も低い。~
 ロー[[レベル]]サポートを活かした[[デッキ]]を組むにしても、[[チューナー]]である[[《ウォーター・スピリット》]]や、[[守備力]]の高い[[《弾圧される民》]]が優先される。~
 こちらは上記の2体だけでは[[水属性]]・[[レベル]]1の[[通常モンスター]]が足りない場合に数合わせとして使うという程度か。~

 しかし、現在存在している[[水属性]]・[[水族]]・[[レベル]]1の[[通常モンスター]]は皆このカードと[[攻撃力]]が同じであり、[[守備力]]はこのカードが最も低い。~
 入手の困難さもあり、他と比べると優先順位は落ちると思われる。
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック1>書籍付属カード#VB1]]によると、姿だけなら[[《青眼の白龍》]]にもなれるらしい。~
[[【ローレベル】]]でよく使用される[[《マスク・チェンジ・セカンド》]]なら[[M・HERO]]にも[[変身>特殊召喚]]できる。~

-[[絶版]]なのが残念である。
-怪物としてのスライムがゲームで登場したのは1974年に出版されたテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』。~
弾性の強い体で物理攻撃に滅法強く、触れた物を同化吸収し、強力な酸で武具を腐食させたりと、厄介極まりない危険な[[モンスター]]として登場。~
この設定は他のテーブルトークRPGにも継承されている。~
ところが、日本のコンピュータRPGにおいては『ドルアーガの塔』を機にその設定が一変し、ゲーム序盤に登場する弱い[[モンスター]]として扱われるようになった。~
さらに『ドラゴンクエスト』シリーズにおいてスライムがコミカルな外見と「身体の大部分が水分、草食性」という設定を与えられたことや、玩具としての「スライム」が登場したことにより、スライムという存在そのもののイメージも大きく変わっていった。~

-ヴァリュアブルブック1によると、姿だけなら[[《青眼の白龍》]]にもなれるらしい。
-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sにおいてチーム太陽が考案した[[デッキ]]に少なくとも2枚投入されていた。~
--アニメゴーラッシュ!!では[[モンスター]]デザインのラフスケッチにてこの[[カード]]の[[イラスト]]が描かれている。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
GB「遊戯王デュエルモンスターズ」では、[[《真紅眼の黒竜》]]と[[《デーモンの召喚》]]といった特定のカードとこのカードを同時に通信交換することで、一つのカードに[[融合]]することができる[[モンスター]]だった。(例の場合だと[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]になる。)~
しかもゲーム中初期デッキに入っている1枚以外は手に入らない上、正規の方法ではデータを消してゲームをやり直すことすら出来ないため、大変貴重なカードだった。~
後にこの役割は[[《フュージョニスト》]]が担う事になる。~
また、「DM8 破滅の大邪神」では、[[《スライム増殖炉》]]を使うと何故かこのカードが出てくる。~
たしかに、同じ「スライム」ではあるが…
[[DM1>ゲーム付属カード#DM1]]では、特定の[[カード]]2枚とこの[[カード]]を同時に通信交換することで一つの[[カード]]に[[融合]]できる「通信融合」というシステムの[[キーカード]]となっていた。~
例えば[[《真紅眼の黒竜》]]と[[《デーモンの召喚》]]とこの[[カード]]を同時に交換に出すと、[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]へ変化する。~
しかし、確実に手に入る方法は通信対戦人数10人のボーナスしかなく、それ以外は運良く初期[[デッキ]]から手に入れるか、遊戯や梶木から凄まじい低[[確率]]で手に入れる方法しかないため、大変貴重な[[カード]]だった。~
なお、この[[カード]]がこの役割を担ったのは同作だけで、[[DM2>ゲーム付属カード#DM2]]では[[《転職の魔鏡》]]と[[《モンスター・エッグ》]]、[[DM3>ゲーム付属カード#DM3]]では[[《フュージョニスト》]]が担う事になる。~

**関連カード [#yc54b97f]
―色違い[[モンスター]]
--[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]では、変身能力設定を活かした「[[戦闘]]での[[リバース]]時に[[相手]][[モンスター]]の攻守を[[コピー]]する」という[[効果]]を持つ。~
使い勝手が良く、どんな相手にも[[相打ち]]を狙えるため低[[コスト]]の[[地雷]]として活躍した。~

--[[DM8>ゲーム付属カード#DM8]]では、[[《スライム増殖炉》]]を使うとこの[[モンスター]]が出現する。~
[[スライムモンスタートークン]]の代役ということだろうか。~

-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]では[[リメイク]]である[[《チェンジ・スライム−竜騎士形態》>https://yugioh-wiki.net/rush/index.php?%E3%80%8A%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%EF%BC%8D%E7%AB%9C%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%BD%A2%E6%85%8B%E3%80%8B]]が登場している。~
その姿は[[《暗黒騎士ガイア》]]の槍を持った腕と[[《カース・オブ・ドラゴン》]]の翼を持つ《チェンジ・スライム》で、[[《竜騎士ガイア》]]に変身している途中なのだろう。~
先述のDM1にちなんで、[[フュージョン召喚>RUSH:フュージョン召喚]]を行う[[効果]]を持つ。~

--また、スライムと名のついた[[カード]]には他に[[《スプリッター・スライム》>RUSH:《スプリッター・スライム》]]、[[《バッファード・スライム》>RUSH:《バッファード・スライム》]]が存在する。~
//「スライム」カードではない《インターステライム》を除く

**関連カード [#card]
―[[色違い]][[モンスター]]
-[[《キラー・ブロッブ》]]

**収録パック等 [#u962222a]
―「スライム」が名前にある[[カード]]
-[[《カエルスライム》]]
-《チェンジ・スライム》
-[[《ヒューマノイド・スライム》]]

-[[《グレイドル・スライムJr.》]]
-[[《DDスワラル・スライム》]]
-[[《DDネクロ・スライム》]]
-[[《マジック・スライム》]]
-[[《リアクター・スライム》]]
-[[《リバイバルスライム》]]

-[[《グレイドル・スライム》]]

-[[《ガーディアン・スライム》]]

-[[《魔神儀−カリスライム》]]

-[[《神・スライム》]]

-[[《スライム増殖炉》]]

-[[《ディフェンド・スライム》]]
-[[《メタル・リフレクト・スライム》]]

-[[スライムモンスタートークン]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[STARTER BOX]]
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