《チェンジ・デステニー》

通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターは守備表示になる。
そのモンスターが表側表示で存在する限り、表示形式を変更する事ができなくなる。
その後、相手は以下の効果から1つを選択して適用する。
●このカードの効果で攻撃を無効にされた
モンスターの攻撃力の半分だけ自分のライフポイントを回復する。
●このカードの効果で攻撃を無効にされた
モンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。

 ABSOLUTE POWERFORCEで登場する通常罠

 モンスターの永続的な攻撃の抑制と、ライフ・アドバンテージの確保の両方を1枚で出来る、と書けば聞こえは良いだろう。
 だが、モンスター攻撃抑制はそもそも《炸裂装甲》などで除去したほうが早いうえに、場に残ったモンスター効果を使われる危険もシンクロ素材にされる危険もない。
 《魔法の筒》《ドレインシールド》のほうが自分にプラスになる上に、バーン回復を選ぶのは相手なので思ったような戦術が取れない場合も多い。
 発動タイミングも攻撃宣言時に限定されているため柔軟性がなく、つまりは中途半端なのである。

 類似効果を持つ《デモンズ・チェーン》《拷問車輪》が存在する手前、このカードの優先度は低いだろう。
 通常罠であり《サイクロン》等で不発にならない点では勝っているが、この手のカードはメインフェイズに使うため、利点とは言えない。

収録パック等