《ツンドラの大蠍》 †
通常モンスター
星3/地属性/昆虫族/攻1100/守1000
砂漠ではなく、ツンドラに分布する珍しい真っ青なサソリ。
Vol.6で登場した地属性・昆虫族の下級モンスター。
レベル3・昆虫族の通常モンスターとしては最も高い攻撃力を持っている。
とはいえ《蜘蛛男》の守備力以下であり、まともに戦闘させる事もままならない数値。
一応《連鎖除外》にかからないというメリットはあるが、いささか局所的である。
反対に攻撃力1000以下を指定するサポートカードには対応しないが、特別相性が良いものはないのであまり気にする必要はない。
だが単体で貧弱な事に変わりはなく、そもそもレベル3・昆虫族の通常モンスターにこだわる必要性が薄いため、活用できるデッキを構築するのも難しい。
- 「ツンドラ」とは1年の大部分が堅氷に閉ざされている荒原のことをいう。
サソリと聞くと砂漠のような熱帯に生息しているイメージがあるが、実際に寒冷地に生息しているものもいる。
- コナミのゲーム作品において―
TAG FORCEシリーズでは、いわゆる「ツンデレ」と呼ばれる性格のキャラクターのデッキに投入されているネタカードとなっている。
語呂の似ているツンドラとツンデレの洒落であり、シリーズの伝統の1つとなっている。
しかし中には【六武衆】なのにこのカードを投入しているせいで《一族の結束》を使えず、《連合軍》で妥協せざるを得なくなっているという洒落では済まないデメリットが有るキャラも居たりもする。
あまりに不評だったせいか、6ではデッキ編集で外せるようになったり、最初から投入すらされなくなったりといった対処法が取られた。
2、3では天上院明日香がパートナーの時に購入可能なパックに封入されており、こちらもゲーム内での明日香の言動に依拠していると思われる。
5、6には、このカードのみが禁止カードに指定されたオリジナル制限リストが存在する。
おそらくサイドデッキにこのカードを入れて置く事で、CPUの禁止・制限解除のデッキと対戦するためであろう。
ゲーム限定だが、通常モンスター初の禁止カードはこのカードとなった。
関連カード †
―色違いモンスター
収録パック等 †