*《ティンダングル・ハウンド》 [#top]
 リバース・効果モンスター
 星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守   0
 (1):このカードがリバースした場合に、 
 このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 
 このカードの攻撃力は対象のモンスターの元々の攻撃力分アップする。 
 その後、対象モンスターを裏側守備表示にする。 
 (2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、 
 そのモンスターとリンク状態になっているモンスターの数×1000ダウンする。 
 (3):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、 
 フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。 
 そのモンスターを表側守備表示にする。 
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//http://yu-gi-oh.jp/news_2017091404.php

 [[EXTREME FORCE]]で登場する[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級]][[リバースモンスター]]。~
 [[リバースした]]場合に他の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を参照に[[自己強化]]を行い、参照にした[[モンスター]]を[[裏側守備表示]]にする[[効果]]、[[相手]][[モンスター]]を[[弱体化]]させる[[効果]]、[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合に[[裏側表示]][[モンスター]]1体を[[表側守備表示]]にする[[効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]は参照する[[モンスター]]によるが、[[下級モンスター]]を対象にしても[[攻撃力]]4000程度は狙える。~
 [[リンクモンスター]]に使えないのは難点だが、[[リンクモンスター]]は(2)[[効果]]である程度[[弱体化]]できるので問題ないだろう。~
 それに伴う[[対象]][[モンスター]]を[[裏側表示]]にする[[効果]]は[[自分]]の[[リバースモンスター]]の[[効果]]の再利用したり、[[相手]]の強力[[モンスター]]を[[裏側表示]]にしたりなど[[メリット]]にもなるが、[[自分]]の[[攻撃]][[モンスター]]が減ったり、[[相手]][[モンスター]]が[[守備表示]]になり[[戦闘ダメージ]]を与えられず、この[[カード]]の[[効果]]で上がった[[攻撃力]]を活かせないなど[[デメリット]]にもなる。~

 (2)は[[モンスター]]全体にかかる[[リンク状態]]になった[[モンスター]]の[[弱体化]]。~
 [[相手]]依存ではあるものの[[弱体化]]数値は低くなく[[リンクモンスター]]への影響は大きい。~

 (3)は[[破壊]]された時、[[モンスター]]を[[裏側表示]]から[[表側守備表示]]にする[[効果]]。~
 [[相手]][[モンスター]]を[[リバース]]する意味はあまりないため[[自分]]の[[リバースモンスター]]に使うことになる。~
 狙うほどの[[効果]]でもないため基本的にはおまけと考えて良いだろう。~

-モチーフはクトゥルフ神話に登場する不死の生物「ティンダロスの猟犬(Hounds of Tindalos)」だろう。~
初出作品はフランク・ベルナップ・ロングの著した同名のSF小説。~
ティンダロスという現在の現実とは異なる世界に住んでおり、一度対象を獲物として狙いをつけるとまるで猟犬のように執拗に追い続け襲うことからこのような名で呼ばれている。~
部屋の隅など90度以下の鋭角からこの世に出現する性質を持つため、90度より大きい鈍角や曲線で構成された場所ならば出現を防ぐことができるなど、角度と密接に関連した性質を持っている。
//ティンダングルについての説明部分のみカテゴリに移動

--ティンダロスの猟犬は、鋭い注射針のような舌を持っている怪物とされることが多い。~
この[[カード]]及び[[《ティンダングル・アキュート・ケルベロス》]]の[[イラスト]]にも上記の特徴を確認できる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメVRAINSの「遊作/Playmaker vs財前晃」戦で晃が使用。~
[[《サイバース・ガジェット》]]が[[《デコード・トーカー》]]の[[リンク先]]に[[蘇生]]されたタイミングで、[[《ティンダングル・ベース・ガードナー》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]された。~
(2)の[[効果]]と[[永続罠]]《ルモワーヌの攻差点》との[[コンボ]]で[[《デコード・トーカー》]]らを[[弱体化]]させた上に[[ロック]]を仕掛けたが、[[攻撃力]]が2600の[[《デコード・トーカー》]]に[[戦闘破壊]]された。~
しかし、(3)の[[効果]]で[[《ティンダングル・エンジェル》]]を[[表側表示]]にして、あちらの[[効果]]で[[裏側守備表示]]で[[蘇生]]される。~
その後、[[反転召喚]]され、[[《ティンダングル・エンジェル》]]を[[裏側守備表示]]にした後、自身の[[効果]]で[[弱体化]]した《フレイム・アドミニスター》を[[戦闘破壊]]した。~
(2)の[[効果]]名は「ヘル・ハウリング」。~

--ゴーストガールは、この[[カード]]と[[《ティンダングル・エンジェル》]]との[[コンボ]]を「[[天使>《ティンダングル・エンジェル》]]を護る地獄の番犬」と呼び、財前兄妹の繋がりに例えている。~

--d-データでは「地獄より現れし番犬」、作中ではAiから「怖そうなワンちゃん」と形容されている。~

--この[[カード]]のモチーフとなったティンダロスの猟犬に付け狙われる要素の1つに、「過去視やタイムトラベルによって時間に干渉する」というものがある。~
時間に干渉することで、ティンダロスの猟犬の住む「現在の現実とは異なる世界」をよぎってしまい、猟犬に存在を察知されてしまうからである。~
作中で「10年前の事件」について探るPlaymakerの前に立ちふさがった晃がこの[[カード]]を操るのは、この設定をモチーフとしたのだろうか。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ティンダングル]]

//―《ティンダングル・ハウンド》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[EXTREME FORCE]] EXFO-JP011 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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