*《デーモンの&ruby(おの){斧};/Axe of Despair》 [#bf6b89e8]
 装備魔法
 装備したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
 このカードがフィールドから墓地に送られた時、
 モンスター1体を生け贄に捧げればデッキの一番上に戻る。

 [[Magic Ruler −魔法の支配者−]]で登場した[[装備魔法]]。~
 [[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を上昇する。~
 さらに[[フィールド]]から[[墓地に送られた]]時に、[[モンスター]]を[[生け贄に捧げる]]事で[[デッキの一番上]]に[[戻る>戻す]][[任意発動]]の[[誘発効果]]を持つ。~

 [[制限カード]]の[[《団結の力》]]や[[《魔導師の力》]]の方が簡単かつ爆発的に[[攻撃力]]を伸ばせるが、どちらも条件がそろわなければそれぞれ800・500ポイントしか上がらない。~
 その点、この[[カード]]は確実に1000ポイント上がり、安定はしている。~

 [[装備魔法]]としての性能は良いほうである。~
 しかし、[[装備モンスター]]を[[除去]]されると[[ディスアドバンテージ]]を負うため、[[装備魔法]]の採用率は低い。~
 だが、[[連続攻撃]]できる[[《重装武者−ベン・ケイ》]][[《不意打ち又佐》]]等に装備させる[[コンボ]]の威力はある程度評価できる。~
 [[《E・HERO ワイルドマン》]][[《天下人 紫炎》]]等に装備して[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]のように使うのも面白い。~
 また、「[[デーモン]]」と名のつく[[カード]]であるため、これが存在していれば[[《堕落》]]を使用できる。~

 次の[[カード]]を[[ドロー]]できなくなるため、[[デッキの一番上]]に戻せる[[効果]]が必要となる事は少ない。~
 [[相手]]ライフや、[[フィールド]]の状況などを考慮した上で、どうしても必要という場合以外は使わない方が無難。

-テキストに書かれていないが、[[生け贄]]にできるのは[[自分]]の[[モンスター]]のみ。~
「通常、[[コスト]]に使用できるのは[[自分]]の[[カード]]のみである」ためである。~
[[ダメージステップ]]でも[[発動]]可能だが、他方で[[任意効果]]故に[[タイミングを逃す]]ことも多い。([[生け贄召喚]]をしたときなど)

-この[[カード]]を[[装備>装備魔法]]した[[《不意打ち又佐》]]は[[2回攻撃]][[モンスター]]の指標となる。~
[[カード]]を2枚以上使った時にこの[[コンボ]]以下の[[攻撃力]]しか獲得できない場合は、単体での性能は劣るものとされる。~
その場合、[[《不意打ち又佐》]]に使えない[[サポートカード]]で強力な[[コンボ]]を[[発動]]できなければ存在意義を見出すのは難しい。

-海外版の[[イラスト]]では[[デーモン]]の渋い顔が無くなり、元の[[イラスト]]を知っている者から見れば木目が不気味な[[カード]]になっている。

-第2期最初の市販パック[[Magic Ruler −魔法の支配者−]]で初登場した[[装備魔法]]。~
第1期に存在していた[[装備魔法]]は、[[攻撃力]]の上昇値の最大が[[《シャイン・キャッスル》]][[《火器付機甲鎧》]]の700で、しかもこれらの[[カード]]は[[装備対象>装備モンスター]]の[[属性]]・[[種族]]が指定されていた。~
[[装備対象>装備モンスター]]の指定されていない[[装備魔法]]には[[《ドーピング》]]が存在していたが、これには[[デメリット]]が付随している。~
それに対してこの[[カード]]は[[装備対象>装備モンスター]]に制約はなく、しかも上昇値1000、[[デメリット]]なしと、当時は破格の[[強化]][[カード]]として登場した。

-原作・アニメにおいて―~
「十代vsミスターT」戦でミスターTが使用。~
[[《暗黒界の魔神 レイン》]]に装備し、[[《E・HERO ネオス》]]を[[攻撃]]した。~
この時、[[カード]][[イラスト]]とソリッドビジョンは海外版のものでありながら[[カード名]]やテキストは日本語となっていた。~
海外で放送する際に修正の手間を省くためだと思われる。

--アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦で遊星が使用。~
~
アニメ5D'sでは「遊星vs鷹栖」戦で遊星が使用。~
このときも海外仕様であった。~
[[デッキデス]]で[[墓地に送られた]]後[[《ザ・キックマン》]]の[[モンスター効果]]で装備された。~
この時[[墓地]]には[[《団結の力》]]があったのだが、その後[[戦闘破壊]]されたりの結果遊星のライフは100まで削られているため、この選択は結果的に間違っていなかったと言える。
--この二回とも、[[カード]][[イラスト]]とソリッドビジョンは海外版のものでありながら[[カード名]]やテキストは日本語となっていた。~
海外で放送する際に修正の手間を省くためだと思われる。

-コナミのゲーム作品において―~
GBAの「遊戯王インターナショナル2」では、[[装備魔法]]を集めた「装備コレクション」でパックのデザインを飾っていた。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《悪魔のくちづけ》]]

-[[《凶暴化の仮面》]]

-[[《ヘル・ドラゴン》]]

**収録パック等 [#z4a26f10]
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP002 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-002 &size(10){[[Super]]};
-[[Magic Ruler −魔法の支配者−]] MR-02 &size(10){[[Super]]};
-[[STRUCTURE DECK−城之内編−]] JY-23

//**FAQ [#ke103708]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~