《ディープ・スペース・クルーザー・ナイン/Deep-Space Cruiser IX》

効果モンスター
星9/光属性/機械族/攻 900/守 900
このカードは手札からこのカード以外の機械族モンスター1体を墓地へ送り、
手札から特殊召喚できる。

 LEGACY OF THE VALIANTで登場した光属性機械族最上級モンスター
 機械族墓地へ送ることで自身を特殊召喚する効果を持つ。

 コスト機械族に限定されるため機械族中心のデッキに採用し、シンクロ素材エクシーズ素材として使うことになる。
 自身の特殊召喚後にレベル2以下のチューナー召喚することでレベル10・11のシンクロモンスターにつなげられる。
 リクルーター《機甲部隊の最前線》で出しやすく、フィールドに出す手段は多い。
 しかし、わざわざレベル9のこのカードを用いて高レベルシンクロ召喚を狙う理由はあまりない。
 レベル3以上チューナーを用いるか、狙うシンクロモンスターレベルを下げた方が効率的である。

 このカードの持ち味は、ランク9のエクシーズ召喚に利用しやすい点だろう。
 《サイバー・リペア・プラント》サーチし、墓地《サイバー・ドラゴン》を利用して《キメラテック・オーバー・ドラゴン》融合召喚、その後このカードを展開という流れがとれる。
 また、《サイバー・ネットワーク》によって帰還が可能なので、あちらの効果や、《オーバーロード・フュージョン》からの同時展開も狙える。
 バトルフェイズは行えなくなるが、《キメラテック・オーバー・ドラゴン》融合召喚でも《サイバー・ネットワーク》墓地へ送ることができる。
 こういった【サイバー・ドラゴン】のギミックを利用する場合は、《地獄の暴走召喚》からの展開を狙ってもよいだろう。

 互いに特殊召喚用の手札コストに利用できる《銀河戦士》も相性が良い。
 《銀河の魔導師》を併用して《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》からのエクシーズ召喚を狙うのも面白い。

 このカードレベルを下げ《レベル・スティーラー》自己再生させ、レベルチューナー通常召喚《浮鵺城》につないでエクシーズ召喚を狙うという手もある。
 この際、《フォーミュラ・シンクロン》を挟んでディスアドバンテージを軽減できる。

 最大の難点は、いずれのギミックもそれなりに手間と消費がある割に、肝心のランクエクシーズモンスターの制圧力が釣り合っていないところ。
 同ランクを展開するためのカードとしては、応用性に富み優秀な部類ではあるが、上記ギミックの多くは、より強力な他のモンスターにつなげられる事が多い。
 実用性という面では評価しにくいのが現状である。

関連カード

収録パック等