効果モンスター 星4/地属性/恐竜族/攻 ?/守 0 このカードの元々の攻撃力は、ゲームから除外された 自分が持ち主の恐竜族モンスターの数×1000ポイントの数値になる。
CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した地属性・恐竜族の下級モンスター。
除外されている恐竜族モンスターの数だけ攻撃力をアップする永続効果を持つ。
《究極恐獣》や《超伝導恐獣》を【恐竜族】の表のフィニッシャーとするなら、このカードはまさに裏のフィニッシャーといえよう。
自分の恐竜族モンスターを除外するには、確実に他のカードに頼ることになる。
しかし、1体につき1000ポイントと上昇効率は悪くなく、2枚でアタッカークラスに。
3枚で《青眼の白龍》クラス、8枚で1ターンキルクラスの攻撃力に成長する。
《メタモルポット》《魔導雑貨商人》等で墓地を肥やすことが運用の第一歩。
この時に《奇跡のジュラシック・エッグ》にカウンターを乗せることができればいうことはない。
墓地の恐竜族を除外するには《生存本能》を使用すれば、一度に可能な限り除外できるので非常に効率が良い。
また《高等儀式術》を使えば恐竜族通常モンスターを一気に墓地へ送ることが出来る。
候補はレベル2の《トモザウルス》、レベル3で《トラコドン》《ベビー・ティーレックス》《恐竜人》《二つの口を持つ闇の支配者》。
3枚積みにして墓地に落とし除外を狙うのも一つの手で、数が足りないようなら《セイバーザウルス》も動員したいところ。
《究極恐獣》が倒され、ライフも残り少ない時に《生存本能》を発動し、このカードで逆転勝利を決められれば非常に面白いだろう。
《次元の裂け目》などを組み込んで【次元ビートダウン】+【恐竜族】の構築にするのも選択肢のひとつ。
除外に弱いデッキはかなり多いので、相手のデッキの行動を大きく制限しつつ、こちらはやりたい事が出来る為非常に有利。
また相手が【次元帝】の場合、自分は何もしなくても恐竜族が除外されていくので、簡単に高い攻撃力を得る事ができる。
よって、サイドデッキに入れておく価値は十分にある。
《死霊の巣》で除去と除外を両立させるコンボもある。
《ベビケラサウルス》を《死霊の巣》で破壊すれば2枚の恐竜族モンスターを除外した状態で《ディノインフィニティ》を出すことが出来る。
つまり、これだけで《セイバーザウルス》よりも攻撃力が高い状態で特殊召喚することができるのである。
それに数体恐竜族が除外してあれば十分な攻撃力になるだろう。
除外されている恐竜族が少ない状態(1〜2枚程度)でこのカードを召喚し、相手の攻撃を引きつけて《生存本能》を使う、という手もある。
表側表示だと相手に警戒されるのだが、守備力は変動しないため裏側守備表示でセットすると意味がないので仕方ない。
このように、【恐竜族】では少なからず活躍してくれるだろう。
対象に制限のある《地霊術−「鉄」》も、上級モンスターをも凌ぐ能力になったこのカードを蘇生させるなら、なかなか有用性があると言える。
―《ディノインフィニティ》の姿が見られるカード
Q:2体の恐竜族が除外されており、攻撃力2000のときに《収縮》を発動されました。攻撃力はどうなりますか?
A:半分の1000になります。
→元々の攻撃力(守備力)参照
Q:上記の例で攻撃力1000になった後、そのターン中さらにもう1体恐竜族を除外しました。攻撃力はどうなりますか?
A:この場合、再度計算しなおします。
まず、計3体が除外されているので「3×1000=3000」、さらにそれを半分にするので「3000÷2=1500」で攻撃力は1500となります。(09/08/08)