《ディメンション・ウォール/Dimension Wall》

通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
この戦闘によって自分が受ける戦闘ダメージは、
かわりに相手が受ける。

 CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した通常罠
 自分の受けるダメージ相手に移す。
 同系統のカードである《魔法の筒》に比べて、全体的に効果が劣る。

 《魔法の筒》モンスターを守ることができるのに対し、このカードはモンスターを守ることができない。
 だが、モンスター破壊されることを逆に利点とし、《キラー・トマト》宝玉獣破壊させ、かつ相手ダメージを与えることができる。
 《グレイブ・スクワーマー》に至っては、コストのない《サンダー・ブレイク》《魔法の筒》と化す。
 戦闘によって破壊されたときに効果発動するモンスターたちは、破壊されて初めて仕事を開始するため、こちらのほうがありがたい場面が多い。
 ただし、貫通効果を使われない限りは、発動するのに攻撃表示である必要があるため、相手にはほぼ間違いなく警戒される。

 また、このカードの効果対象をとる効果ではない上、モンスターではなく相手効果を与えるため、《竜魔人 キングドラグーン》《E・HERO ワイルドマン》《ダーク・フュージョン》融合召喚された《E−HERO ダーク・ガイア》等にも通用する点は《魔法の筒》よりも使い勝手がいい。
 さらに、相手に与えるダメージ戦闘ダメージとして扱われるため、《デス・ウォンバット》でもダメージから逃れることはできない。
 《お注射天使リリー》攻撃力の低いモンスターに対する攻撃宣言時に発動すれば、相手モンスター効果を使うか否か葛藤するだろう。
 ただし《アルカナフォースXIV−TEMPERANCE》効果によってダメージを0にされてしまう点には注意したい。

 さらに、このカードは自分フィールドががら空きになっている時も都合が良くできている。
 スピリットモンスター《光神機−桜火》等、フィールドを離れる効果を持つモンスターと相性が良い。
 自分フィールドが空である時に手札から特殊召喚できる《サイバー・ドラゴン》との併用も有効。
 同パックに収録されていた事からして、それを意図してデザインされたと考えられる。
 ノーガードが基本の【スピリット】【フルバーン】では防御を兼ねつつ驚異的な火力を叩き出すパワーカードとなる。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:《アマゾネスの剣士》攻撃をこのカードで跳ね返すとダメージはどうなりますか?
A:《ディメンション・ウォール》を発動したプレイヤーから見て相手戦闘ダメージを受けます。(09/04/6)

Q:《ディメンション・ウォール》発動後に巻き戻しが発生、同じモンスターで再度攻撃した際に《ディメンション・ウォール》の効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(08/02/01)

Q:相手フィールド上に《スピリットバリア》が存在しているときに《ディメンション・ウォール》の発動は可能ですか?
A:相手フィールド上に《スピリットバリア》が存在する場合、相手戦闘ダメージを受けないため、自分は《ディメンション・ウォール》を発動する事ができません。(09/08/17)