《ディメンション・ウォール/Dimension Wall》

通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
この戦闘によって自分が受ける戦闘ダメージは、
かわりに相手が受ける。

 CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した通常罠
 自分の受ける戦闘ダメージ相手に移す。

 同系統の《魔法の筒》との相違点をまとめると以下の通り。

 概ね、対象をとる効果耐性を持つモンスターに対しても発動できる点で優れているが、モンスター戦闘破壊から守れない点で劣る。
 この事から、基本的に直接攻撃されるタイミングで使用すべきで、直接攻撃を受けやすい性質を持つスピリット光神機《サイバー・ドラゴン》といったモンスター達と相性が良い。
 また、攻撃力の低いモンスター貫通効果で超過した戦闘ダメージを移す目的でも使える。
 《グレイブ・スクワーマー》《アステカの石像》との相性は悪くないものの、攻撃表示で出すのは不自然であるため相手には間違いなく警戒される。
 一応、相手《お注射天使リリー》《オネスト》の使用を牽制する事もできる。

 伏せ除去には弱いが、コントロールデッキバーンデッキではパワーカードになる力を秘めている。
 とはいえ、大きな戦闘ダメージを受けるという本来ならば好ましくない状況でしか役に立たず、これを用いた戦術は相応のリスクを背負う。
 現在は伏せカードそのものが非常に除去されやすく、《魔法の筒》制限解除からもそれが窺える。
 しかし現在はEmDDD等の《魔法の筒》の天敵である効果ダメージメタをテーマに持つカテゴリが現れ、さらに近年のインフレによってマジェスペクター等を初めとする対象をとる(指定する)効果に対するメタ効果を受けない効果を持つカードも多くなっている。
 そのためダメージを目的とするならば《魔法の筒》よりも確実性が高くなってきている。
 それなりの採用率を誇る《禁じられた聖槍》には直接攻撃時はあちらよりも強いが、モンスター同士、特に攻撃力の差が800以下の時には弱い。
 また、対象に取れない《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》に有効であり、倍になった貫通ダメージがそのまま跳ね返るので強烈な地雷になり得る。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:《アマゾネスの剣士》攻撃に対して《ディメンション・ウォール》を発動し、相手モンスター攻撃力ないし守備力が高かった場合、戦闘ダメージはどちらのプレイヤーが受けますか?
A:《ディメンション・ウォール》を発動したプレイヤーから見て相手戦闘ダメージを受けます。(09/04/06)

Q:《ディメンション・ウォール》発動後に巻き戻しが発生、同じモンスターで再度攻撃した際に《ディメンション・ウォール》の効果適用されますか?
A:はい、適用されます。(08/02/01)

Q:相手フィールド上に《スピリットバリア》が存在しているときに《ディメンション・ウォール》の発動は可能ですか?
A:発動できます。(15/05/08)

Q:相手《マジック・ストライカー》攻撃宣言時にこのカード発動できますか?
A:発動できます。(15/05/08)

Q:このカード発動チェーンして相手《デモンズ・チェーン》発動し、攻撃無効にした場合、《ディメンション・ウォール》の効果は次の戦闘に持ち越されますか?
A:この戦闘とあるので、《ディメンション・ウォール》の効果が次の戦闘に持ち越される事はありません。(13/09/18)


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