遊戯王カードWiki - 《ディメンション・スライド》のバックアップ(No.24)

《ディメンション・スライド/Dimension Slice》 †

通常罠
自分フィールド上にモンスターが特殊召喚された時に発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター１体を選択してゲームから除外する。
その特殊召喚がエクシーズ召喚だった場合、
このカードはセットしたターンに発動できる。

　モンスターを特殊召喚することはほとんど全てのデッキで行えるため、発動条件に困ることはない。
　破壊ではなく除外なので、破壊に耐性を持つものも除去できる。

　ただ、相手ターンで使うなら他に特殊召喚手段を用意しないといけない。
　１：１交換でしかないため、発動条件のないフリーチェーンの《強制脱出装置》の方が汎用性が高く、相手の展開妨害を狙いやすい。
　こちらにはエクシーズ召喚を併用すればセットしたターンに即座に発動できるという利点がある。
　エクシーズ召喚自体は《レスキューラビット》、《ＳＲベイゴマックス》などで楽に条件を満たせるので、エクシーズ召喚に特化したデッキであれば難しくはない。
　インフェルニティや《Ｅ・ＨＥＲＯバブルマン》ならば、効果使用時に手札を全てセットするため、このカードの存在を相手に気取られづらく、エクシーズ召喚も狙いやすい。
　十二獣であれば下級モンスター１体に重ねてエクシーズ召喚を行えるため、他のデッキに比べてセットしたターンに発動しやすい。

魔法・罠カードのセットはメインフェイズ２に行うことが多く、メインフェイズ１に素材とこのカードを揃えると、相手に存在を気付かれる可能性がある。
カードのセットそれ自体は優先権を放棄する行動ではないが、その後エクシーズ召喚を連続して行う場合は（厳密には）優先権を放棄しなければならず、もしこのカードに気付いたのであれば、そのタイミングに《サイクロン》で妨害が行える。
ルール上は《マインドクラッシュ》と同様巻き戻しが行えるが、戻されないように厳密に優先権の確認を行おうとしても、その行動自体がこのカードの存在を匂わせてしまう。
一方でそれを逆手に取り、厳密な確認を行うことで、一種のブラフとして活用することもできるだろう。