*《ディメンション・マジック/Magical Dimension》 [#b941c5b6]
*《ディメンション・マジック/Magical Dimension》 [#top]
 速攻魔法
 自分フィールド上に魔法使い族モンスターが
 表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
 自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げ、
 手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
 その後、フィールド上のモンスター1体を破壊する事ができる。
 (1):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、
 自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
 その自分のモンスターをリリースし、手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
 その後、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。

 [[STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[手札]]の[[魔法使い族]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]に加え、[[モンスター]]を1体[[破壊]]する事もできる。~
 [[魔法使い族]]が存在する場合に、[[リリース]]と[[手札]]の[[魔法使い族]]の[[特殊召喚]]を行った後、[[モンスター]]を1体[[破壊]]する事もできる[[一連の効果]]を持つ。~

 いまいち統一する決め手の欠けていた[[【魔法使い族】]]が台頭するきっかけとなった[[カード]]であり、心強い[[サポートカード]]である。~
 [[デッキ]]に[[魔法使い族]][[モンスター]]を多く採用すれば、[[発動条件]]を満たしやすい。~
 [[生け贄]]なしに[[上級モンスター]]を呼び出せることが出来るという驚異の[[召喚]]能力は凄まじい。~
 なお、[[発動]]には[[表側表示]]の[[魔法使い族]][[モンスター]]が必須だが、[[生け贄に捧げる]][[モンスター]]は[[魔法使い族]]以外でも良い。~
 [[手札]]に[[魔法使い族]][[モンスター]]が必要ではあるが、[[効果]]が通れば無条件に場の[[モンスター]]を[[破壊]]できるのも強力。~
 [[魔法使い族]]であれば、たとえ[[最上級モンスター]]であっても[[特殊召喚]]できる。~
 しかしこの[[カード]]を消費し、[[モンスター]]1体を[[リリース]]し、[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]するので、[[カード・アドバンテージ]]の面では1枚の[[ディスアドバンテージ]]となる。~

 そのまま[[発動]]すると[[ディスアドバンテージ]]となるが、[[発動]]タイミング次第で損失を取り返すことが可能。~
 [[速攻魔法]]ならではの応用力の高さが最大の利点である。~
 [[魔法使い族]]やこのカードに対する[[除去]]への[[チェーン]]や[[連続攻撃]]等ができる。~
 [[発動]]後の[[ディスアドバンテージ]]以上に成果をあげるために、[[フリーチェーン]]である[[メリット]]を生かしたい。~
 例えば、[[相手]]の[[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[カード]]に[[チェーン]]して[[発動]]、[[対象]]となった[[モンスター]]を[[リリース]]すれば、[[サクリファイス・エスケープ]]が成立し[[2:2交換>1:1交換]]となる。~
 [[対象をとらない>対象をとらない効果]][[カード]]でも、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]などは回避可能である。~
 [[フリーチェーン]]の[[除去]]なので、[[相手]]が[[エクシーズ素材]]を並べている所を阻害する事も可能。~
 [[手札]]消費は激しいが、[[攻撃]]を終えた[[モンスター]]を[[リリース]]し後続を[[特殊召喚]]すれば大[[ダメージ]]が狙える。~
 [[シャドール]]や[[《墓守の召喚師》]]を[[リリース]]する事でも[[ディスアドバンテージ]]を軽減できる。~

-[[特殊召喚]]に適した[[モンスター]]
//--[[《混沌の黒魔術師》]]~
//言わずと知れた、[[魔法使い族]]の[[上級モンスター]]の金字塔。~
//ただし、[[破壊]][[効果]]を使った場合は[[墓地]]からの[[魔法カード]]の回収は不可能となる。→「[[タイミングを逃す]]」
--[[《ブラック・マジシャン》]]~
この[[モンスター]]は[[デッキ]]からの[[召喚]]が主となるが、[[手札]]に来た時の処理方法として有効。
--[[《魔法の操り人形》]]~
[[攻撃力]]が低いため、[[発動]]タイミングが重要。~
できれば、更に一枚魔法を[[発動]]したい。
--[[《D・D・M》]]~
[[【D・D・M】]]では必須。~
[[攻撃力]]が低いので、[[生け贄召喚]]は避けたい。
--[[《サイバネティック・マジシャン》]]~
[[効果]]を[[発動]]する機会を得るために、[[自分]]の[[バトルフェイズ]]以外に[[特殊召喚]]するのがよい。
--[[《カオス・マジシャン》]]~
[[《ならず者傭兵部隊》]][[《スナイプストーカー》]]や[[帝]]といった厄介な[[モンスター]]に強い。~
しかし、[[帝]]の[[効果]]を[[無効]]にしても[[破壊]]はしないので相打ちになり、[[《N・グラン・モール》]]等は[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]なので、あまり場持ちは期待しない方が良い。~
 かつては[[魔法使い族]]の代表的な[[サポートカード]]だったが、現在では[[《魔導召喚士 テンペル》]]や[[《黒魔族復活の棺》]]などの大型[[魔法使い族]]を出しやすい[[カード]]も増加しており、この[[カード]]を採用する必要は薄れている。~
 [[フリーチェーン]][[除去]]である点など独自の利点はあるものの、単に[[特殊召喚]]を狙うならば安定性の高い[[カード]]とはいえない。~
 使うなら[[サーチ]]が容易な大型[[魔法使い族]]であったり、他の[[サポートカード]]に対応しない[[《氷の女王》]]などを使う場合か。~
 [[破壊]][[効果]]は[[モンスター]]の[[コントローラー]]を問わないので、[[《氷の女王》]]を採用する際は自身の[[破壊]]も選択肢の1つとして覚えておきたい。~
 無理に[[上級モンスター]]を狙わず、[[下級モンスター]]主体の[[デッキ]]で使うのも手であろう。~
 [[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]する事で[[攻撃]]に関する制約を軽減できる[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]や、[[直接攻撃]]が狙える事で威力の増す[[《お注射天使リリー》]]・[[《霊滅術師 カイクウ》]]などを使いこなせば、表面的な[[カード・アドバンテージ]]以上の威力を発揮する。~

-[[生け贄]]に適した[[モンスター]]
--[[効果]]使用後の[[《執念深き老魔術師》]][[《水晶の占い師》]]
--[[バトルフェイズ]]で[[攻撃]]済みの[[モンスター]]。[[《お注射天使リリー》]]等に使うと脅威
--[[《墓守の偵察者》]]・[[《墓守の番兵》]]などの[[壁]][[モンスター]]
--[[自分]]自身も[[特殊召喚]]可能な[[《THE トリッキー》]]
--[[コントロール]]を奪った[[相手]][[モンスター]]
--[[手札]]復帰[[効果]]を持つ[[《暗黒プテラ》]]
--[[羊トークン]]、[[綿毛トークン]]
--[[《聖なる魔術師》]][[《黒き森のウィッチ》]][[《魔導サイエンティスト》]](現在[[禁止カード]])
-[[効果]]の流れについて。~
>
+[[自分]][[フィールド]]に[[魔法使い族]]が存在する場合に、[[リリース]]する[[モンスター]]を[[対象にとり>対象をとる(指定する)効果]][[発動]]する。~
[[手札]]に[[特殊召喚]]可能な[[魔法使い族]]がいること、および[[自分]][[フィールド]]に[[表側表示]]の[[魔法使い族]]がいることが[[発動条件]]となる。~
+[[効果処理時]]、[[モンスター]]を[[リリース]]する。~
このタイミングで[[魔法使い族]]がいなくても、選択した[[モンスター]]がいれば、その[[カード]]を[[リリース]]して処理が続行される。~
選択した[[モンスター]]が[[効果処理時]]に存在しない場合はこの[[カードの効果]]は[[不発]]となる。~
また、[[儀式魔法]]と同じ「[[効果]]による[[リリース]]」のため、[[魔法カード]]の影響を受けない[[モンスター]]も[[リリース]]不能。~
+次に[[手札]]の[[魔法使い族]]を[[特殊召喚]]する。~
//[[特殊召喚]]する[[魔法使い族]]に[[レベル]]等の制限はない。~
当然[[特殊召喚モンスター]]を[[特殊召喚]]することはできない。~
[[効果処理時]]、[[手札]]に[[特殊召喚]]できる[[魔法使い族]]がいない場合はこれ以降の処理を行わない。~
+最後に[[モンスター]]を[[破壊]]するか否かを選択する。~
++[[破壊]]を選択しなかった場合、処理終了。~
[[チェーン]]1でこの[[カードを発動>カードの発動]]している場合、直後に[[特殊召喚]]成功のタイミングが訪れる。~
---「[[特殊召喚に成功した]]タイミング」なので[[《奈落の落とし穴》]]が[[発動]]できる。~
---[[《ナイトエンド・ソーサラー》]]等の[[「時」の任意効果>「時」と「場合」]]が[[発動]]ができる。~
++[[破壊]]を選択した場合、[[モンスター]]1体を選んで[[破壊]]する。~
この[[破壊]][[効果]]は[[効果処理時]]に[[破壊]]する[[モンスター]]を選ぶため、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない。~
[[《オベリスクの巨神兵》]]や[[《無敗将軍 フリード》]]等も問題なく[[破壊]]できる。~
[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]や[[自分]]の[[モンスター]]も[[破壊]]できる。~
[[効果処理時]]に[[破壊]][[効果]]を使うかどうか選択するため、[[効果発動時]]には「[[フィールドのカード]]を[[破壊]]する[[効果]]」として扱われない。~
このため、[[《我が身を盾に》]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]、[[《マテリアルドラゴン》]]で[[無効]]化できない。~
この[[モンスター]][[破壊]][[効果]]を使用した場合、「[[特殊召喚に成功した]]タイミング」が失われるので、このタイミングで[[発動]]できる[[「時」の任意効果>「時」と「場合」]]は[[タイミングを逃す]]。~
---[[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]を[[発動]]することはできない。~
---[[モンスター]]では[[《ナイトエンド・ソーサラー》]]など、[[「時」の任意効果>「時」と「場合」]]は[[発動]]できない。~

-[[サクリファイス・エスケープ]]を使える数少ない[[速攻魔法]]。~
//微妙かも・・・と思ったけど問題ないね。
//-日本語名は「次元魔法」だが、[[英語名]]は「魔法の次元」。~
//一見似ている様で、実際には意味がだいぶ違う。~
//次元じゃなくて、展開するって意味の方のディメンションでは。綴りは同じだし。

-[[《マインドクラッシュ》]][[《ダスト・シュート》]]等で妨害され[[特殊召喚]]する[[上級モンスター]]がいなくなり、[[下級モンスター]](特に[[《執念深き老魔術師》]]や[[《墓守の偵察者》]])を[[特殊召喚]]もしくは[[不発]]となった場合は損害が甚だしい。~
マッチなどで手の内が既知の場合は特に注意した方が良い。~

//-一応[[自分]]の[[モンスター]]も[[破壊]]できるが、活きる機会はほとんどないだろう。~
//[[コントロール]]奪取した[[モンスター]]を処理するにしても最初の[[生け贄]]にしてしまったほうが早くて確実。~
//もし[[《見習い魔術師》]]を接点として[[《ネフティスの鳳凰神》]]を上手く組み合わせられた[[【魔法使い族】]]ならあるいはといったところ。

-[[効果]]について。~
--[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]の[[魔法使い族]]がいる時に発動が可能、[[効果発動時]]には何も処理はない。
--[[効果解決時]]の処理は、1:[[生け贄]]を選択し[[リリース]]、2:[[特殊召喚]]対象を[[手札]]から[[フィールド]]に[[特殊召喚]]、3:[[モンスター]]を[[破壊]]するかしないか選択し[[破壊]]を選択した場合、[[モンスター]]を選択し破壊する。~
これは一連の効果であり[[リリース]]や[[破壊]]選択した場合の[[特殊召喚]]時に発動しうる効果は[[タイミングを逃す]]可能性がある。
--[[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[リリース]]にするのは[[効果解決時]]、[[コスト]]ではない。~
その際の[[生け贄]]は[[魔法使い族]]である必要はない。~
---[[トークン]]を[[生け贄]]にすることは可能。
---[[生け贄]]を[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない。~
[[生け贄]]を選ぶのも[[効果解決時]]。~
[[生け贄]]にする[[モンスター]]が[[効果解決時]]に存在しないとき[[不発]]となる。
--[[チェーン]]1で発動しており、[[特殊召喚]]後[[モンスター]][[破壊]]を選択しなかった場合、直後に[[特殊召喚]]成功時のタイミングがある。~
---[[《奈落の落とし穴》]]や[[《混沌の黒魔術師》]]の[[誘発効果]]等の発動タイミングとなる。
--[[特殊召喚]]後[[モンスター]][[破壊]]を選択した場合、[[特殊召喚]]成功後[[破壊]]する[[モンスター]]を選択し[[破壊]]する。
---[[特殊召喚]]直後の[[タイミングは訪れず>タイミングを逃す]]、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《混沌の黒魔術師》]]の[[誘発効果]]等は[[発動]]できない。
--[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない。~
[[効果解決時]]に選んでいるためである。
---[[《竜魔人 キングドラグーン》]]や[[《青眼の光龍》]]も問題なく[[破壊]]できる。~
--[[フィールド]]上のどの[[モンスター]]も破壊可能である。~
[[相手]][[モンスター]]はもちろん、[[自分]][[モンスター]](このとき[[特殊召喚]]した[[モンスター]]を含む)も[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]も[[破壊]]できる。
--[[効果解決時]]に[[破壊]][[効果]]を使うか選択する[[効果]]であるため、[[効果発動時]]「フィールド上のカードを破壊する効果」としては扱われない。~
---この[[カードの発動]]時、[[破壊]][[効果]]の使用が確定してないので、[[《我が身を盾に》]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[誘発即時効果]]を発動されない。(08/05/01)

-原作・アニメにおいて―~
原作の「バトルシティ編」における「闇遊戯vs闇マリク」において遊戯が使用。~
これによって遂に魔術師師弟が揃い踏みとなり、[[《ラーの翼神竜》]]の[[破壊]]に成功した。~
なお、原作では以下の[[効果]]になっている。
 《ディメンション・マジック》
原作の「バトルシティ編」の「闇遊戯vs闇マリク」戦において闇遊戯が使用。~
原作では以下の[[効果]]だった。~
 場に魔術師がいる時、モンスターを2体生贄に捧げ、
 手札より魔術師を1ターンのみ特殊召喚できる。
 このターン魔術師の連係攻撃によってモンスター1体を破壊する。
4:1交換となり、[[破壊]][[効果]]も2体の魔術師がいなくては[[発動]]できないと、実物のと比べると明らかに弱さが目立つ。~
しかし、対象[[効果]]の効かない[[モンスター]]であっても確実に[[破壊]]できるため、[[除去]]能力の確実性を見込んで[[デッキ]]に入れていたのだろう。~
神は[[魔法>魔法カード]]では[[破壊]]出来ないはずだが、それが可能だったのは連係「[[攻撃]]」だった為だろう。~
ちなみに、[[《ブラック・マジシャン》]]及び[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]の連携魔法[[攻撃]]の技名は、「ブラック・バーニング・マジック」。
2体の[[生け贄]]に加えてもう1体の[[魔術師>魔法使い族]]を要求する[[重い]][[カード]]だが、代わりに[[モンスター]]1体を[[耐性]]を無視して確実に[[破壊]]できる特殊な[[除去]][[効果]]を持っていた。~
これにより[[《ラーの翼神竜》]]の[[攻撃対象]]となった[[《オベリスクの巨神兵》]]と[[《幻獣王ガゼル》]]を[[生け贄]]として[[サクリファイス・エスケープ]]を成立させつつ[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]し、[[魔術師>《ブラック・マジシャン》]][[師弟>《ブラック・マジシャン・ガール》]]の[[連携攻撃>《黒・爆・裂・破・魔・導》]]によって[[《ラーの翼神竜》]]と闇マリクの融合体を[[破壊]]することで事実上の[[エンドカード]]となった。~
[[《ブラック・マジシャン》]]と[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]の連携魔法[[攻撃]]の技名は、「[[ブラック・バーニング・マジック>《黒・爆・裂・破・魔・導》]]」。~

--アニメでは《マジカルディメンション》に名前が変更され、原作の[[効果]]から[[破壊]]能力が無くなった。~
そして、[[モンスター]][[破壊]]能力は《&ruby(ラグナロク){神々の黄昏};》という全く違う[[効果]]のカードに置き換えられた。
--[[魔術師>魔法使い族]]の[[特殊召喚]]手段としては些か以上に重い[[コスト]]であり、[[OCG]]版とは異なり[[耐性]]無視の[[除去]][[効果]]に主眼を置いた[[カード]]であったと言える。~
強力な[[耐性]]を持ち、[[神>神属性]]以外の[[効果]]による[[除去]]を受け付けない[[三幻神>三幻神]]を突破する手段として[[デッキ]]に投入していたのだろう。~

//--なお、ゲーム版のテキストの[[《ラーの翼神竜》]]ならば《ディメンション・マジック》での破壊は可能。
---原作のバトルシティルールでは[[モンスター]]への[[直接攻撃]]系[[魔法カード]]が禁止されているが、この[[カード]]に対して特にお咎めはなかった。~
この[[カードの効果]]で直接[[ダメージ]]を与えて[[破壊]]したのではなく、あくまでも連携[[攻撃]]の結果として[[破壊]]されたという解釈なのかもしれない。~
なお、この[[カード]]が[[発動]]された時点の[[《ラーの翼神竜》]]の[[攻撃力]]は連携[[攻撃]]を行なった[[師>《ブラック・マジシャン》]][[弟>《ブラック・マジシャン・ガール》]]の[[攻撃力]]の合計を上回っていることから、ここでの連携[[攻撃]]は(類似[[効果]]を持つ[[《ユニオン・アタック》]]等とは異なり)[[ステータス]]を参照しないものであるらしい。~

//--「ドーマ編」ではこのカードの同じ[[効果]]を持った[[速攻魔法]]《魔法大学》が登場している。
--遊戯王Rの最終[[デュエル]]「闇遊戯vs夜行」戦でも原作[[効果]]で闇遊戯が使用し、[[《ブラック・マジシャン》]]師弟の連携攻撃で[[《獣神機王バルバロスUr》]]を[[破壊]]し決定打となった。~
このデュエルでは「連携[[攻撃]]」はこの[[カードの効果]]によるものであることが明確になっており、この[[カード]]使用後に[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]で通常の[[バトルフェイズ]]を行っている。~
第1話は闇マリクを倒した上記のシーンの回想から始まったため、遊戯王Rは《ディメンション・マジック》に始まり《ディメンション・マジック》に終わったとも言える。~

--遊戯王Rの最終[[デュエル]]「闇遊戯vs夜行」戦でも、決着をつけるカードとして闇遊戯が使用している。~
このときも、原作[[効果]]だった。~
第一話はマリクを倒した回想シーンから始まった為、遊戯王Rは《ディメンション・マジック》に始まり《ディメンション・マジック》に終わったとも言える。~
--劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の「海馬vs闇遊戯(シミュレーション)」戦でも闇遊戯が使用。~
[[《エルフの聖剣士》]]を[[リリース]]し[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を[[特殊召喚]]、さらに[[《カイザー・ブラッド・ヴォルス》]]を[[破壊]]した。~
アニメではなく原作のアフターストーリーである本作だが、[[効果]]は原作ではなく[[OCG]]に準拠していた。~
演出も人型の棺から光線が放出されて[[モンスター]]を[[破壊]]するものとなっており、原作およびRとは大きく相違している。~
---画面上で確認できる[[テキスト]]には「[[リリース]]」という文字が確認でき、「[[エクストラデッキ]]」と同様にあちらの世界でも用語の変更が行われたようだ。~

--アニメGXのラスト[[デュエル]]「十代vs遊戯」戦でも登場。~
実物の[[効果]]で使用され、[[《ホーリー・エルフ》]]を[[生け贄]]に[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]し[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を[[破壊]]した。~
なお、原作では[[イラスト]]の人型の棺は[[発動条件]]となる[[魔法使い族]]と[[特殊召喚]]する[[魔法使い族]]が入る物だったが、この時は[[破壊]]する[[相手]][[モンスター]]を入れる物として使われている。
--アニメDMでは《マジカルディメンション》に名前が変更されており、原作の[[効果]]から[[破壊]][[効果]]がなくなり、[[モンスター]]完全[[破壊]][[効果]]は、[[速攻魔法]]《&ruby(ラグナロク){神々の黄昏};》に差し替えられた。~
因みに、アニメのバトルシティルールでは上述のルールはないため直接[[破壊]]していても問題は無い。

**関連カード [#c730db83]
--アニメGXのラスト[[デュエル]]「十代vs遊戯」戦において登場。~
[[OCG]][[効果]]で使用され、[[《ホーリー・エルフ》]]を[[生け贄]]に[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]し[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を[[破壊]]した。~
なお、原作では[[イラスト]]の人型の棺は[[発動条件]]となる[[魔法使い族]]と[[特殊召喚]]する[[魔法使い族]]が入る物だったが、この時は[[破壊]]する[[相手]][[モンスター]]を入れる物として使われている。~
類似例にアニメ5D'sでの[[《悪夢の鉄檻》]]が存在する。~

**関連カード [#card]
-[[《突撃指令》]]

-[[《キャトルミューティレーション》]]
-[[《地霊術−「鉄」》]]

**収録パック等 [#j2fbce78]
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2]] SY2-022 &size(10){[[Ultra]]};
―[[サポートカード]]
-[[《ディメンション・コンジュラー》]]

―《ディメンション・マジック》の姿が見られる[[カード]]
-[[《マジシャンズ・コンビネーション》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【魔法使い族】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2]] SY2-022 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]] SD6-JP029
-[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−]] SD16-JP031
-[[GOLD SERIES 2013]] GS05-JP015 &size(10){[[Normal]],[[Gold]],[[G-Secret>Secret#GS]]};
-[[決闘王の記憶−決闘都市編−]] 15AY-JPB21
-[[MILLENNIUM BOX GOLD EDITION]] MB01-JP027 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]]};
-[[ストラクチャーデッキR−ロード・オブ・マジシャン−]] SR08-JP031
-[[デュエルロワイヤル デッキセットEX]] DR01-JPA28

**FAQ [#e22936f4]
Q:[[生け贄に捧げる]][[モンスター]]を選択するのはいつですか?~
A:[[効果解決時]]です。~
**FAQ [#faq]
Q:《ディメンション・マジック》の[[リリース]]は[[対象をとり>対象をとる(指定する)効果]]ますか?~
A:《ディメンション・マジック》は、[[リリース]]する[[モンスター]]1体を[[対象にとる効果>対象をとる(指定する)効果]]となります。(12/04/29)

Q:[[自分]]の場に[[《ホーリー・エルフ》]]と[[《クリッター》]]がいる時に、このカードを[[発動]]し、[[生け贄]]に[[《クリッター》]]を指定しました。 このカードに[[相手]]が[[チェーン]]し、[[《死者への供物》]]で[[《ホーリー・エルフ》]]を[[破壊]]しました。 この場合、このカードは[[不発]]になりますか?~
A:[[《クリッター》]]を[[生け贄]]に捧げ、この[[カードの効果]]が適用されます。(08/05/10)~
Q:[[自分]]の[[フィールド]]に[[《ホーリー・エルフ》]]と[[《クリッター》]]がいる時に、この[[カード]]を[[発動]]し、[[リリース]]として[[《クリッター》]]を指定しました。~
  この[[カード]]に[[相手]]が[[チェーン]]し、[[《死者への供物》]]で[[《ホーリー・エルフ》]]を[[破壊]]しました。~
  この場合、この[[カード]]は[[不発]]になりますか?~
A:[[《クリッター》]]を[[リリース]]し、この[[カードの効果]]が[[適用]]されます。(08/05/10)

Q:この[[カードの発動]]に[[《生贄封じの仮面》]]を[[チェーン]]された場合、処理はどのようになりますか?~
A:[[調整中]](08/06/25)~
Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《生贄封じの仮面》]]が[[発動]]された場合、処理はどのようになりますか?~
A:いかなる[[リリース]]も不可能となるため、[[モンスター]]を[[リリース]]する事ができず[[特殊召喚]][[効果]]及び[[破壊]][[効果]]の[[適用]]は行われなくなります。(09/05/01)
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12847&keyword=&tag=0

Q:[[《クロス・ソウル》]][[発動]]後に、《ディメンション・マジック》を[[発動]]した場合[[相手]]の[[モンスター]]を[[生け贄に捧げる]]ことは可能ですか?~
A:可能です。(08/06/30)
Q:《ディメンション・マジック》を[[発動]]する際に、[[《禁じられた聖槍》]]等の[[効果]]が[[適用]]され、[[魔法カード]]の[[効果]]を受けない[[モンスター]]を[[対象]]として選択し、[[リリース]]する事はできますか?~
A:[[自分]][[フィールド]]に存在する[[モンスター]]が[[魔法カード]]の[[効果]]を受けない[[モンスター]]のみの場合でも、[[自分]][[フィールド]]に[[魔法使い族]][[モンスター]]が存在するのであれば、《ディメンション・マジック》を[[発動]]する事ができます。~
  なお、《ディメンション・マジック》の[[対象]]として選択した[[モンスター]]が[[《禁じられた聖槍》]]等の[[効果]]によって[[魔法カード]]の[[効果]]を受けない[[モンスター]]だった場合には、《ディメンション・マジック》の[[効果]]処理による[[モンスター]]の[[リリース]]はできず、[[効果]]は[[適用]]されません。(13/07/04)~
  (「[[手札]]から[[魔法使い族]][[モンスター]]1体を[[特殊召喚]]する」処理、「その後、[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を選んで[[破壊]]できる」処理も[[適用]]できません。) 
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12847&keyword=&tag=0

Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《虚無空間》]]が[[発動]]された場合、処理はどのようになりますか?~
A:[[リリース]]する処理のみが行われ、[[魔法使い族]][[モンスター]]1体を[[特殊召喚]]する処理、と[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を選んで[[破壊]]できる処理は[[適用]]できません。(14/06/23)

Q:[[《クロス・ソウル》]]の[[効果]]で[[リリース]][[対象]]に選択した[[相手]][[モンスター]]を、この[[カードの効果]]で[[リリースする]]ことは可能ですか?~
A:可能です。(08/06/30)

Q:《ディメンション・マジック》で[[《代打バッター》]]や[[《フォーチュンレディ・ライティー》]]を[[リリース]]しました。~
  [[魔法使い族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]した後[[破壊]][[効果]]を使わない場合、このような[[モンスター]]たちの[[効果]]は使うことができますか?~
A:この[[カードの効果]]によって、[[《代打バッター》]]や[[《フォーチュンレディ・ライティー》]]を[[リリース]]した場合、[[魔法使い族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]処理が続くため([[リリース]]と[[特殊召喚]]を行う処理は同時ではないので)、[[《代打バッター》]]等の[[効果]]を[[発動]]する事はできません。(16/01/18)

Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[発動]]された[[カード]]により[[特殊召喚]]が行えなくなった場合、どのように処理しますか?~
A:[[リリース]]する処理のみが行われ、[[魔法使い族]][[モンスター]]1体を[[特殊召喚]]する処理、と[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を選んで[[破壊]]できる処理は[[適用]]できません。(14/06/23)

Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《エネミーコントローラー》]]の[[効果]]で[[対象]]に選択した[[モンスター]]の[[コントロール]]が[[相手]]に移った場合、その[[モンスター]]は[[リリース]]されますか?~
A:いいえ、[[リリース]]されず、[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[適用]]されません。(14/02/03)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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